Mai Kuraki B-Side BEST〜This is Our life〜

Disc 1: Fan's Request Top10
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 This is your life 倉木麻衣 大野愛果 Cybersound 3rdシングル『Secret of my heart』C/W
2 Everything's All Right 倉木麻衣 北浦正尚 Cybersound 1stシングル『Love, Day After Tomorrow』C/W
3 Just Like You Smile Baby 倉木麻衣 北浦正尚 Cybersound 2ndシングル『Stay by my side』C/W
4 thankful 倉木麻衣 笠原智緒,YOKO B. Stone YOKO B. Stone,笠原智緒 11thシングル『Winter Bells』C/W
5 さくら さくら... 倉木麻衣 大野愛果 林良 39thシングル『TRY AGAIN』C/W
6 Natural 倉木麻衣 大野愛果 Cybersound 15thシングル『Time after time〜花舞う街で〜』C/W
7 Give me one more chance 倉木麻衣 大野愛果 DJ ME-YA 13thシングル『Like a star in the night』C/W
8 想いの先に... 倉木麻衣 Yoko Blaqstone Yoko Blaqstone 25thシングル『白い雪』C/W
9 Trying To Find My Way 倉木麻衣 大野愛果 Cybersound 4thシングル『NEVER GONNA GIVE YOU UP』C/W
10 さよならは まだ言わないで 倉木麻衣 FOOTBREAD FOOTBREAD 35thシングル『1000万回のキス』C/W

 

Disc 2: Mai-K's Selection
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 Moon serenade,Moonlight 倉木麻衣 徳永暁人 徳永暁人 19thシングル『Love, needing』C/W
2 SAFEST PLACE 倉木麻衣 大野愛果 池田大介 24thシングル『Diamond Wave』C/W
3 You look at me〜one 倉木麻衣 大賀好修 大賀好修 20thシングル『ダンシング』C/W
4 anywhere 倉木麻衣 Jon Carin,Perry Geyer Jon Carin,Perry Geyer 34thシングル『SUMMER TIME GONE』C/W
5 Winter*Swear 倉木麻衣 Cybersound Cybersound 22ndシングル『Growing of my heart』C/W
6 All I want 倉木麻衣 Yoo Hae Joon Yoo Hae Joon,池田大介 30thシングル『24 Xmas time」』C/W
7 always giving my heart 倉木麻衣 徳永暁人 徳永暁人 2ndDVDシングル『Wake me up』ボーナスCD収録曲
8 キミノコエ 倉木麻衣,GIORGIO 13 GIORGIO CANCEMI GIORGIO CANCEMI 1stDVDシングル『Strong Heart』ボーナスCD収録曲
9 What I feel 倉木麻衣 Jefery Qwest,Paisley,M.Lee Jefery Qwest,Paisley,M.Lee 6thシングル『Reach for the sky』C/W
10 tell me your way 倉木麻衣 後藤康二 後藤康二 21stシングル『P.S MY SUNSHINE』C/W

Additional Arrange:古井弘人(9)

Disc 3: Special Studio Session
No タイトル 作詞 作曲 備考
1 SAFEST PLACE 倉木麻衣 大野愛果 24thシングル『Diamond Wave』C/W 初収録スタジオライブ音源
2 You look at me〜one 倉木麻衣 大賀好修 20thシングル『ダンシング』C/W 初収録スタジオライブ音源
3 Moon serenade,Moonlight 倉木麻衣 徳永暁人 19thシングル『Love, needing』C/W 初収録スタジオライブ音源
4 This is your life 倉木麻衣 北浦正尚 1stシングル『Love, Day After Tomorrow』C/W 初収録スタジオライブ音源
5 リラック素〜What a wonderful world〜 倉木麻衣 T.Kura,JUNE 2025/10/15配信シングル

リリースデータ

2025年12月12日 初登場7位 売上0.9万枚 NORTHERN MUSIC

倉木麻衣6thベストアルバム。B面(C/W)ベストアルバム。EP『forever for YOU』から1年5ヵ月ぶり。2025年7月7日に発売が告知され、2025年7月7日(月)18:00〜8月17日(日)23:59に公式サイトでリクエストを募集。その後、今作のサブタイトルも"This is Our life"、"What a wonderful world"、"B Alright"の3つの中から投票が行われ、"This is Our life"に決定した。募集したリクエスト結果はDISC-1のみ使用され、DISC-1がリクエスト結果トップ10、DISC-2は自選10曲、DISC-3はDISC-1,2に選曲された中から4曲と10月15日に配信された最新配信シングル「リラック素〜What a wonderful world〜」のスタジオライブ音源を収録。公式に"CDシングル&DVDシングルのカップリング全35曲"と明示されており、リミックスや別バージョンは対象外となっている(ただし「リラック素〜What a wonderful world〜」のみ表題曲であり、C/Wではない)。ブックレットには歌詞と作詞作曲編曲、DISC-3の演奏クレジットのみでスタッフクレジットが一切掲載されていない(プロデュースやマスタリングの表記も何もない)

初回限定盤(数量限定生産)は一輪挿しアートパネル付属。9570円。
通常盤はCDのみ。3850円。
配信版DISC-1,2の全20曲のみでDISC-3はカットされている。

DISC-1は「Everything's All Right」「さよならは まだ言わないで」「さくら さくら...」以外の7曲がアルバム初収録。「さよならは まだ言わないで」はalbum ver.だったのでシングルバージョンではアルバム初収録となる。
DISC-2は「You look at me〜one」 「anywhere」以外の8曲がアルバム初収録。「SAFEST PLACE」は別タイトルのアカペラバージョン「Voice of Safest Place」として収録されていたのでシングルバージョンではアルバム初収録となる。

シングルCDは2019年がこの時点で最後(個人的レンタル撤退より前)なので11th『Winter Bells』以降飛び飛び(13th14th16thはレンタルしてなかったはず)、17th『風のららら』〜42nd『きみと恋のままで終われない いつも夢のままじゃいられない/薔薇色の人生』まで全て聞いている。初期に聞いてないC/Wが集中しつつもそれでも初めて聞く曲の方が少ないはずだが…C/Wは特に印象が無く、かなり記憶はあやふやだった。なんとなく聞いた事あるような無いような…という感じで「anywhere」みたいな強めの存在感の曲は明確に思い出せたが…。まあそんなレベルのリスナーだったのでC/Wも名作揃いというよりかは改めてもまあ普通にいい曲集だなくらいな感じで…。C/Wでも大野愛果が連投されているようにB ZONE(ビーイングGIZA)の中ではダントツで高待遇でトップ作家を回してもらえていたのは確かだ。選ばれた曲はどれもそんなにクール一辺倒で非キャッチーだったりマニアックだったりA面で出来ないような実験的作風というわけでもない。ファン投票に顕著なように初期の大野愛果、Cybersoundという盤石の王道体制がやはり好まれている様子で、DISC-2は中期頃の曲が多めだがやはりGIZA作家の曲中心なので近年の安定しない作家陣よりもやはり倉木麻衣っぽいイメージ内での安定感は感じられる。

配信に出なかった新録音のStudio Sessionだが、自選トップ3とファン投票1位+最新配信作2:2ならまだしも3:1で自選の方を優先するんかい…という天然っぷりはさておき「You look at me〜one」「Moon serenade,Moonlight」はギター・ベース・キーボード・パーカッションによるアコースティックというかボッサスタイルの生演奏(「Moon serenade,Moonlight」はベース抜き)で、「This is your life」はピアノ1本で歌い上げる形でこれら3曲は確かにスタジオセッションっぽい。しかし1曲目の「SAFEST PLACE」はボーカルとパーカッションと多重コーラスによる音源でこの多重コーラスがどこから沸いてきているのかは記載されていない。コーラスがいない事からしても本人が重ねているコーラスと思われ、コーラスパートを事前録音して同期で流しながらパーカッションと一緒にセッションしたのだろうか(1人多重コーラスってメインボーカル録りをパーカッションと一緒にやればスタジオセッションになるのだろうか)。もっと謎なのは「リラック素〜What a wonderful world〜」でスタジオセッション感は全く無い。クレジットもまさかの"DJ・Manipulation:SAD Resurrection"1人だけで演奏者がいない。という事はスタジオでDJ・Manipulationがポチっとオケ流して倉木麻衣が歌っただけ?最初パチパチノイズ入っていたり少し音数がオリジナルより減っているのでその部分が"DJ"している(Remixしている)部分と思われるがこれはStudio Sessionなのか…?スタジオでカラオケしたって言うんじゃ…。

35曲中20曲の収録となったが、CD3枚組なら35曲全て収録可能だったはずで、2019年の『Mai Kuraki Single Collection〜Chance for you〜』でA面網羅をやったのだから、今作はそれと対になる『Mai Kuraki B-SIDE Collection』がベターだったと思うんだけど何故厳選するような真似をしたのだろうか…。ファン参加型の企画にする事で売れにくいC/W集に注目を集めようとしたにしても初回盤はアートパネル1つで界王拳的に高額化するわ、5曲だけの謎のスタジオセッションといいかなり謎の多い1作だった。C/Wのアルバム収録の機会なんてもう無いだろうから最初で最後のチャンスだったのに。

B0FTSCS735初回盤  B0FTSH9TVF通常盤 

印象度★★★☆☆

2025.12.27更新

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