MTV Unplugged(Live At Hull City Hall)
No | タイトル | Written by | 備考 |
1 | Wall of Glass | Liam Gallagher,Greg Kurstin, Andrew Wyatt,Michael Tighe, and Andrew Sidney Fox |
1stアルバム『As You Were』収録曲 |
2 | Some Might Say | Noel Thomas Gallagher | OASIS 6thシングル、2ndアルバム『(WHAT'S THE STORY) MORNING GLORY?』収録曲 |
3 | Now That I've Found You | Liam Gallagher and Simon Aldred | 2ndアルバム『Why Me? Why Not.』収録曲 ライブ当時発売前 |
4 | One Of Us | Liam Gallagher,Andrew Wyatt, and Damon Duell McMahon |
2ndアルバム『Why Me? Why Not.』収録曲 ライブ当時発売前 |
5 | Stand By Me | Noel Thomas Gallagher | OASIS 11thシングル、3rdアルバム『BE HERE NOW』収録曲 |
6 | Sad Song | Noel Thomas Gallagher | OASIS 1stアルバム『Definitely Maybe』日本盤のみボーナストラック&アナログ盤収録曲 |
7 | Cast No Shadow | Noel Thomas Gallagher | OASIS 2ndアルバム『(WHAT'S THE STORY) MORNING GLORY?』収録曲 |
8 | Once | Liam Gallagher and Andrew Wyatt | 2ndアルバム『Why Me? Why Not.』収録曲 ライブ当時発売前 |
9 | Gone | Liam GallagherAndrew Wyatt and Michael Oliver Tighe |
2ndアルバム『Why Me? Why Not.』収録曲 ライブ当時発売前 |
10 | Champagne Supernova | Noel Thomas Gallagher | OASIS 2ndアルバム『(WHAT'S THE STORY) MORNING GLORY?』収録曲 |
日本盤ボーナス・トラック | |||
11 | Greedy Soul | Liam Gallagher | 1stアルバム『As You Were』収録曲 |
リリースデータ
2020年6月12日(輸入盤CD) 2020年6月19日(輸入盤LP) 2020年6月24日(日本盤CD) |
初登場116位、最高26位 | 売上0.36万枚 | - - ワーナー |
Liam Gallagher1stライブアルバム。2019年8月3日Hull City HallでのMTV Unpluggedライブの模様を収録。当日披露された15曲のうち10曲が収録された。日本盤のみボーナストラックとして1曲追加された11曲仕様。当初4月発売予定と告知されていたが公式の続報が無いまま発売未定となり一時Amazonカタログ上では9月発売予定となっていたがやがて公式に6月発売が告知された。発売日が確定しなかった理由は明かされていないが新型コロナ騒動によるものと考えられる。日本では12日に配信、24日にCD発売で紙ジャケ仕様。海外では12日CD、19日LPでも発売されていた模様。輸入盤CD→輸入盤LP→日本盤CDと全て同一に集計されたため、輸入盤CDで初登場116位→LP発売で103位→日本盤発売で26位と段階的に上昇したが、通常時に比べてかなり低い売上となった。
サポートのギターはJay Mehler、Mike Mooreの2人が演奏しているが、ギターを入れずにストリングスアレンジで披露した「Champagne Supernova」を除くOASIS4曲には原曲当時のOASISのギタリストで通称ボーンヘッドことPaul
Arthursがゲスト参加している(単独でのギターではなく3人体制か2人体制)。Paul
Arthursなんて本名表記されてたので日本語解説でボーンヘッド参加と書いてなかったら見落とすところだったぜ…。
1月に配信限定でリリースされた『Acoustic Sessions』との重複もあるが、このライブが2019年8月なので順番としてはこのライブの手応えをもってして『Acoustic Sessions』を制作したのではないかと思われる。解説にあるようにOASIS時代にMTV Unpluggedに呼ばれるもリアムは喉の不調でドタキャンしたので兄のノエルが代わりに歌った。このためMTV Unpluggedへの出演はリアムとしては初となる。ソロになって明らかに声の調子が上がっているように感じていたが、今作ではライブにおいてもリアムがシンガーとして確かに復活していたのを存分に感じられる。2,30代まで雑な生活やろくなケアもしないで出なくなっていく一方だった声が規則正しい生活やケアで40代半ばにして回復することもあるんだなぁ…。というか決定的に喉を壊していたというよりどれだけ不摂生だったのかという話だったのか…?
ソロとOASIS初期の代表作が織り交ぜられているが、OASISでは後期には披露していなかった「Stand By Me」やノエルボーカル曲だった「Sad Song」のリアムバージョンなど(『Acoustic Sessions』でも聞けるが)が豪華なアコースティック&ストリングス編成で聞けるのはなかなか贅沢。またアコースティック編成でMTV Unpluggedというともう少し観客もおとなしいイメージもあったが、曲間での観客の熱狂的なリアムコールやOASIS時代の楽曲の大合唱など、観客の熱気も伝わる内容になっていて思ったよりもライブならではの熱さもあって良かった。
印象度★★★★☆
2020.7.11更新