Singles&More
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | REMEMBER -リメンバー- |
黒沢健一 | 黒沢健一 | L.R.&D.O.Y.T. | 5thシングル 最高42位 売上3.1万枚 |
2 | TUMBLING DOWN -恋のタンブリングダウン- |
黒沢健一 | 黒沢秀樹 | L.R.&D.O.Y.T. | 3rdシングル(アルバム同発) 100位圏外 |
3 | RAINDROPS TRACES -君に虹が降りた- |
黒沢健一 | 黒沢健一 | L.R.&D.O.Y.T. | 3rdシングル両A面曲(アルバム同発) |
4 | NOW THAT SUMMER IS HERE -君と夏と僕のブルージーン- |
黒沢健一 | 黒沢健一 | L.R.&D.O.Y.T. | 4thシングル(アルバム同発) 100位圏外 |
5 | BYE BYE POPSICLE -一度だけのNo.1- |
黒沢健一・ 黒沢秀樹 |
黒沢健一・ 黒沢秀樹 |
L.R.&D.O.Y.T. | 1stシングル両A面曲(カット) |
6 | LAZY GIRL -レイジー・ガール- |
黒沢健一 | 黒沢健一 | L.R.&D.O.Y.T. | 1stシングル(カット) 100位圏外 |
7 | (I WANNA)BE WITH YOU -ビー・ウィズ・ユー- |
黒沢健一 | 黒沢健一 | L.R.&D.O.Y.T. | 2ndシングル 100位圏外 2ndアルバム『LAUGH+ROUGH』収録Ver.のテンポを機械的に下げたバージョン |
8 | LAUGH SO ROUGH -ラフ・アンド・ラフ- |
Brian Peck | 黒沢健一 | L.R.&D.O.Y.T. | 2ndアルバム『LAUGH+ROUGH』収録曲 歌が入る直前のドラムをカット |
9 | HOLDIN' OUT(YOU & ME TOGETHER) -ホワッツ・ラブ- |
L⇔R | L⇔R | L.R.&D.O.Y.T. | 1stアルバム『Lefty in the Right[左利きの真実]』収録曲 |
10 | YOUNGER THAN YESTERDAY -迷宮の少年たち- |
L⇔R | 黒沢健一 | L.R.&D.O.Y.T. | 2ndアルバム『LAUGH+ROUGH』収録曲 イントロ部分にチロリロ音追加 |
11 | BABY BACK -ベイビー・バック- |
L⇔R | 黒沢健一 | L.R.&D.O.Y.T. | 2ndアルバム『LAUGH+ROUGH』収録曲 |
12 | TELEPHONE CRAZE -テレフォン・クレイズ- |
黒沢健一 | 黒沢健一/ 木下裕晴 |
L.R.&D.O.Y.T. | 4thアルバム『LAND OF RICHES』収録曲 |
13 | CIRCLING TIMES SQUARE -サークリング・タイムズ・スクエア- |
嶺川貴子 | 嶺川貴子 | L.R.&D.O.Y.T. | 4thアルバム『LAND OF RICHES』収録曲 嶺川貴子ボーカル曲 |
14 | EQUINOX -イクイノックス- |
海野祥年 | 黒沢健一 | L.R.&D.O.Y.T. | 4thアルバム『LAND OF RICHES』収録曲 |
リリースデータ
1994年12月1日 2009年4月1日(SHM-CD) |
初登場40位 | 売上2.3万枚 | Produced by 岡井大二&牧村憲一 | ポリスター |
メンバー
l.vocals&e.guitars,keyboards | 黒沢健一 |
vocals,guitar soro,e.&a.guitars,sequencing | 黒沢秀樹 |
vocals,bass guitars,e.guitar | 木下裕晴 |
vocals,keyboards,accordion,l.vocal on M-13 | 嶺川貴子 |
L⇔R初のベストアルバム。既にポニーキャニオンに移籍してアルバム『LACK OF REASON』をリリースした2ヶ月後に前レコード会社のポリスターからリリースされた。ポリスター時代の全シングルA面曲とポニーキャニオン移籍第1弾シングル「REMEMBER」の7曲、4枚のアルバムから7曲の合計14曲。楽曲の細かい表記(大文字小文字や「・」の配置、邦題等)やクレジットが随所で今作独自の表記や別の名前に変更されている。編曲も「L.R.&D.O.Y.T.」と一括表記されていて記号化されているが、これはL⇔R、岡井大二、遠山裕の事だと思われる。また音源も特に表記は無いが微妙に変更・修正されているものがいくつかある模様。「(I WANNA)BE WITH YOU」はシングルではなくフルバージョン(アルバムバージョン)で構成も同じだがアルバムよりも演奏時間が長くなっており、機械的にテンポを落としている。「LAUGH SO ROUGH」はイントロから歌が入る瞬間にあったドラムのタタタという音が消え去り、「YOUNGER THAN YESTERDAY」はイントロ部分にチロリロと鳴るシンセ音が新たに追加されている。初回盤は紙ジャケ仕様。
当時最新作の「HELLO,IT'S ME」がヒットしていたものの、ヒット曲が無い時代のベスト盤まで手にとってもらえなかったのか『LACK OF REASON』を大幅に下回る売上となった。しかしポリスター時代の4作のオリジナルアルバムは全て上回った。97年にはポニーキャニオンが今作の直接の続編『Singles&More Vol.2』をリリースしている。また09年にはポリスター時代のオリジナルアルバムと共にSHM-CD化されて再発されている。
何故かポニーキャニオンから「REMEMBER」を引っ張ってきているが、シングルが全部O社圏外の時代なので1曲でもチャートインした曲を入れて引っ張りたかったのか。しっかり1曲目に配置してるし。前半はシングル曲、後半はアルバム曲と綺麗に分かれた構成。『Last Roll』では外されてしまった「RAINDROPS TRACES」がちゃんとA面扱いされて収録されているのが今作の1つのポイントだろう。全曲O社圏外だったとはいえ、シングルA面を並べるとどの曲もポップでキャッチー。後半のアルバム7曲の選曲もなかなか絶妙。比較的流れで聞いていた楽曲も改めてじっくり楽しむことができた。L⇔R前半をまとめた入口のベストとしてはなかなか良く出来た内容だと思う。
個人的には1番最初に『Last Roll』を聞いてオリジナルアルバムを集めていったので今作と続編ベストは不要になってしまい聞いていなかったんだけど、現状では『Last Roll』や初期のオリジナルアルバムよりは見つけやすくて安いと思うので、続編と合わせて入口として聞くのに非常にいいと思う。このシリーズだとアルバム曲もそこそこ聞けてより雰囲気が掴めるし。
印象度★★★★★