STYLE
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | WITH LOVE | LUNA SEA | LUNA SEA | LUNA SEA | |
2 | G. | LUNA SEA | LUNA SEA | LUNA SEA | |
3 | HURT | LUNA SEA | LUNA SEA | LUNA SEA | |
4 | RA-SE-N | LUNA SEA | LUNA SEA | LUNA SEA | |
5 | LUV U | LUNA SEA | LUNA SEA | LUNA SEA | 6thシングルC/W |
6 | FOREVER & EVER | LUNA SEA | LUNA SEA | LUNA SEA | |
7 | 1999 | LUNA SEA | LUNA SEA | LUNA SEA | |
8 | END OF SORROW | LUNA SEA | LUNA SEA | LUNA SEA | 7thシングル 最高1位 売上41.9万枚 |
9 | DESIRE | LUNA SEA | LUNA SEA | LUNA SEA | 6thシングル 最高1位 売上58.8万枚 |
10 | IN SILENCE | LUNA SEA | LUNA SEA | LUNA SEA | 8thシングル(カット) 最高2位 売上28.5万枚 |
11 | SELVES | LUNA SEA | LUNA SEA | LUNA SEA |
リリースデータ
1996年4月22日 2007年1月24日(再発) 2007年12月7日(DVD付リマスター) 2019年5月29日(アナログ盤) 2023年11月29日(セルフカバー) |
初登場1位 100位圏外 初登場218位 初登場246位 初登場6位 |
売上72.3万枚 - 売上0.1万枚 売上0.02万枚 売上1.8万枚 |
Produced:LUNA SEA | MCAビクター ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル エイベックス |
メンバー
Vocal | RYUICHI |
Guitar,Violin | SUGIZO |
Guitar | INORAN |
Bass | J |
Drums | 真矢 |
LUNA SEA5thアルバム。前作から1年半ぶり。前作以降の2シングルとC/W「LUV U」を収録。「LUV U」は表記は無いがアルバムバージョン。C/Wがアルバムに収録されるのはこれが最初で最後となっている。7月には「IN SILENCE」がシングルカットされ、以降はツアーを行っていたが、12月23日の横浜スタジアムでの野外ライブをもって1年間の充電期間に入るとして活動を休止した。シングルは連続で1位を獲得し、「DESIRE」は休止前最大のヒット作で現在も2番目のヒット作となった。アルバムでは初の1位を獲得。累計売上も前作をわずかに上回った。初回盤は恒例の透明帯仕様、ピクチャーレーベル仕様、またCDケースにシールが貼られている仕様で5種存在した。
07年1月には今作〜『LUNACY』までのメジャーでの6枚のオリジナルアルバムが再発された。この際は単なる再発で再結成も発表されていなかったが、8月には一夜限りの復活ライブが発表され、ライブ開催前の12月になって前作『LUNA SEA』も含めてオリジナルアルバム7作がTed JensenによるリマスターでDVD付で再発された。各DVDには該当時期のPVが収録され、今作にはシングル2曲のPVが収録されている。2019年には結成30周年を記念してメジャーデビュー以降のオリジナルアルバム全8作品がアナログレコード化されて一斉発売された。8作の中で『EDEN』『IMAGE』と今作の3作のみが300位以内にランクインしたが、今作が最も高順位を記録した。
前作からさらに高みへ登りつめようとしたと同時にこれ以上のものを作るには休止が必要という判断になってしまうほど出し切ったここまでの集大成にして到達点のような1作。前半を新曲で攻めて、シングル曲を後半に集中させているのも特徴。「G.」の方がアップテンポでリード曲らしい勢いがあるがあえて2曲目に置かれ、1曲目の「WITH LOVE」は抑えた曲調と歪んだサウンドで始まり、全体に重めの曲が続く。中盤には「FOREVER & EVER」が10分に渡る超大作だったりもして前作に比べるとちょっととっつきにくい部分もある。ただそこからは「1999」で勢いを見せ、シングル曲で畳みかけて一気にクライマックスへと向かっていき、終盤の高揚感は素晴らしい。それだけに「SELVES」でまた8分越えの重たいミディアムでの締めるより「IN SILENCE」で締めの方がスッキリしていたようには思う。
前作と同じく活動再開〜終幕前後の頃に今作を聞いた時はとっつきにくいアルバムだなとしか思わなかったが、改めて聞くとそんなに分かりにくいわけではない。当時は休止明けのLUNA SEAの方が好きだったが、前作と今作が高い人気を誇るというのもようやく理解できるようになってきた。これぞLUNA SEAというのはやはり前作か今作であり、到達点としては今作だったんだろうなと思う。
印象度★★★★☆
2017.6.27更新