STYLE

リリースデータ

メンバー

LUNA SEA3rdセルフカバーアルバム。1996年の5thアルバム『STYLE』を全曲セルフカバー。『MOTHER』と同時発売。2011年の『LUNA SEA』以来となるアルバム丸ごとのセルフカバー作品。再結成後2011年に新曲シングルCDと『LUNA SEA』をリリースした際はエイベックスに移籍しており、その後すぐにユニバーサルに出戻りしていたが、今作では何故か再びエイベックスへ再移籍してのリリースとなった。『CROSS』に続いてStephen Lillywhiteをミックスエンジニアに起用している。

初回限定盤Aは「G.」MV&メイキング収録DVD付。
初回限定盤Bは「G.」MV&メイキング収録Blu-ray付。
通常盤はCDのみ。
SLAVE限定盤 PREMIUM BOX AはLIVE CD 『THE BEST OF LUNA SEA 2023』2023.5.28「A Show for You」Selection、DVD『THE BEST OF LUNA SEA 2023』2023.5.28「A Show for You」Selection、「STYLE」オリジナルTシャツ、『THE BEST OF LUNA SEA 2023』スタッフパス、BOOK 『THE BEST OF LUNA SEA 20232』2023.5.28「A Show for You」 ライヴ写真集付属。
SLAVE限定盤 PREMIUM BOX BはAと同内容で『THE BEST OF LUNA SEA 2023』2023.5.28「A Show for You」SelectionがBlu-rayに変わる。

全体には『MOTHER』同様の質感で全体にドラムは細くなりつつ、クリアな仕上がりで各楽器の演奏が聞き取りやすくなった。ボーカルもやはり聞き慣れたシングル3曲はだいぶ変わった感じがある。今作はそれ以上に「WITH LOVE」のエフェクト感とか「IN SILENCE」のクリーンに響いていたギターの音色とか当時ならではのミックスで特徴的に仕上げていた部分がStephen Lillywhiteのミックスによってガラッと違う質感に変わっているのが印象的。どちらもこだわりが消えて割と普通な感じの音の処理になってしまったので声の変化よりもむしろこの部分で何か違和感が大きかった。先行配信が「WITH LOVE」でなく「G.」だったのは正解だったように思う。『MOTHER』の「LOVELESS」もそうだけど先行配信した2曲は実にベストなチョイスでパワーアップ感があった。

『MOTHER』『STYLE』はファンの評価も高く、全盛期に位置づけられる2作だったと思うので、そこに挑んでまだこれだけやれるのも凄いんだけど、初期のまだ荒々しさがあった頃の『IMAGE』『EDEN』や河村隆一が抜けきっていなかった次の『SHINE』の方がセルフカバーした時の変化や面白さはもっとあったと思う。『IMAGE』『EDEN』の再現ライブは既にやり終えてしまっていて今更なさそうだけど『SHINE』はやってほしいなぁ…。

初回盤Blu-ray付　　初回盤DVD付　　通常盤　

印象度★★★★☆

2024.1.7更新

※今作はAmazon Musicのみで視聴したためCD(ブックレット)を手に取っていません。

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