BEST OF BEST 1000 MANISH
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 声にならないほどに愛しい | 上杉昇 | 織田哲郎 | 明石昌夫 | 2ndシングル 最高26位 売上19.5万枚 |
2 | 煌めく瞬間に捕われて | 高橋美鈴・ 川島だりあ |
川島だりあ | 明石昌夫 | 10thシングル 最高6位 売上43.2万枚 |
3 | 眠らない街に流されて | 大黒摩季 | 織田哲郎 | 明石昌夫 | 5thシングル 最高18位 売上11.9万枚 |
4 | もう誰の目も気にしない | 小田佳奈子 | 西本麻里 | 明石昌夫 | 7thシングル 最高5位 売上19.0万枚 |
5 | 君が欲しい 全部欲しい | 大黒摩季 | 織田哲郎 | 明石昌夫 | 4thシングル 最高14位 売上8.6万枚 |
6 | 明日のStory | 高橋美鈴・ 井上留美子 |
西本麻里 | 明石昌夫 | 8thシングル 最高19位 売上8.1万枚 |
7 | 走り出せLonely Night | 高橋美鈴 | 栗林誠一郎 | 明石昌夫 | 9thシングル 最高18位 売上7.3万枚 |
8 | だけど止められない | 高橋美鈴 | 西本麻里 | 明石昌夫 | 6thシングル 最高17位 売上7.4万枚 |
9 | 素顔のまま KISSしよう | 大黒摩季 | 西本麻里 | 明石昌夫 | 3rdシングル 最高34位 売上9.0万枚 |
10 | 恋人と呼べないDistance (130 Brand-New Mix) |
すみれ・ 小田佳奈子 |
すみれ | 明石昌夫 | 1stシングル 100位圏外 1stアルバム『Manish』収録Ver. |
リリースデータ
2007年12月12日 | 初登場190位、最高171位 | 売上0.5万枚 | B-Gram Records |
メンバー
Vocal | 高橋美鈴 |
Keyboards | 西本麻里 |
MANISH3rdベストアルバム。1050円の廉価で10作まとめて発売された『BEST OF BEST 1000』シリーズの1作。初ベストのZYYG以外は02年〜03年にかけて発売された『at the BEING studio』を始めとした過去発売のベスト盤の簡易版のような選曲で内容がかなり被っている。シングルサイズのジャケットでライナーノーツが付属されている。ベスト盤は今回で3枚目でオリジナルアルバムと並んだ。シリーズの特設サイト(http://beinggiza.com/bob/index.html)も用意され、封入されているライナーノーツが発売間もなくして全作分公開されていたが、2016年後半になりサイトごと削除された。
『complete of MANISH at the BEING stuido』の1〜10曲目そのまま、もしくは『MANISH BEST Escalation』からシングル曲(2nd〜10th)+1stシングルのアルバムVer.を追加というのが今作。明石昌夫のサウンドプロデュースで統一され、ラスト2シングルはカット。このためラスト2シングル+3rdアルバムで明石昌夫以外のアレンジャーを起用して大幅な変貌を遂げた様子は今作には全く収録されておらず、ハードなギターにキメまくるシンセ・キーボードを主体とした派手な90年代前半のビーイングの王道サウンドが最初から最後まで貫かれたどこまでも王道な1作。
93年のポップ全開WANDSの女性版のようであり、ボーカルは大黒摩季のようでもあり、ZARDのようなキャッチーさも終始忘れず…ともっと売れていた当時の同僚達の成功例、売れ線な所をさらに抽出したような雰囲気。どの曲も耳障りはいいが、何かその先が見えてこないというか、ビーイング王道以上でも以下でもなかったような感じはしてしまう。これで終わってしまってはMANISHの全体像は掴めないので、前2作のベストの方が遥かに良く、わざわざ末期2シングル+3rdアルバムの要素を全面カットした今作の価値は正直微妙だと思う。
3ページに渡るライナーのタイトル部分の1ページ以外の白紙部分であるはずの残り2ページに何故か最初の2ページ分が同じ内容で印刷されているというミスプリントがある(後期出荷で修正された模様)。また大黒摩季の「作詞:ビーイング・スタッフ/大黒摩季」表記問題はこのシリーズで再燃しており、以前コンピ盤『It's TV SHOW!!』で「君が欲しい 全部欲しい」の作詞表記がこれになっていた事もあったが、ここでは大黒単体表記となっている。
印象度★★★☆☆
2023.1.1修正