Longtime Favorites(初回盤)

No タイトル 作詞作曲 編曲 備考
1 悲しき片想い
(YOU DON'T KNOW)
Michael Hawker/John Schroeder
日本語詞: 漣健児
山下達郎&
服部克久(Strings)
ヘレン・シャピロ(1961年)、弘田三枝子(日本語)
2 なみだの16才
(IT HURTS TO BE SIXTEEN)
Ronnie Grossman 山下達郎 アンドレア・キャロル(1963年)
19thシングル『告白』C/W リミックス
3 ボーイ・ハント
(WHERE THE BOYS ARE)
Howard Greenfield/Neil Sedaka
日本語詞: 奥山靉
山下達郎&服部克久
(Strings&Timpani)
コニー・フランシス(1961年)
4 そよ風にのって
(DANS LE MEME WAGON)
Eddy Marnay/Guy Magenta
日本語詞: 漣健児
山下達郎&
服部克久(Strings)
マージョリー・ノエル(1965年)
5 夢見る想い(NON HO L'ETA) Mario Panzeri/Nisa 山下達郎&服部克久
(Strings,Timpani & Glocken)
ジリオラ・チンクエッティ(1964年)
6 悲しきあしおと(FOOTSTEPS) Hank Hunter/Barry Mann 山下達郎 スティーヴ・ローレンス(1960年)
7 ウォーク・ライト・バック
(WALK RIGHT BACK)
Sonny Curtis 山下達郎 エヴァリー・ブラザーズ(1961年) 山下達郎とデュエット
8 恋する瞳
(L'AMORE HA I TUOI OCCHI)
Vito Pallavicini/Gorni Kramer 山下達郎&服部克久
(Strings & Harp)
伊東ゆかり(1965年)
9 ジョニー・エンジェル
(JOHNNY ANGEL)
Lyn Duddy/Lee Pockriss 山下達郎&
服部克久(Strings)
シェリー・フェブレー(1962年)
10 砂に消えた涙
(UN BUCCO NELLA SABBIA)
Albert Testa/Piero Soffici
日本語詞: 漣健児
山下達郎&
服部克久(Strings)
ミーナ(1964年)
11 いそしぎ
(THE SHADOW OF YOUR SMILE)
Paul Francis Webster/Johnny Mandel 服部克久 映画「いそしぎ」主題歌(1965年)
12 風のささやき
(THE WINDMILLS OF YOUR MIND)
Alan Bergman&Marilyn Bergman/
Michael Legrand
服部克久 映画「華麗なる賭け」主題歌(1968年)、ダスティ・スプリングフィールド
13 恋のひとこと(SOMETHING STUPID) Carson C. Parks 山下達郎&
服部克久(Strings)
フランク・シナトラ&ナンシー・シナトラ(1967年) 大滝詠一とデュエット
14 この世の果てまで
(THE END OF THE WORLD)
Sylvia Dee/Arthur Kent 山下達郎 スキーター・デイヴィス(1963年)

 

初回盤のみ
Special Bonus CD
No タイトル 作詞作曲 備考
1 WHERE THE BOYS ARE(ボーイ・ハント)<英語> Howard Greenfield/Neil Sedaka 英語バージョン
2 悲しきあしおと(FOOTSTEPS)[ONTHE STREET VERSION]<日本語> Hank Hunter/Barry Mann
日本語詞: みナみカズみ
日本語バージョン
3 悲しき片想い(YOU DON'T KNOW)[カラオケ]   カラオケバージョン
4 ボーイ・ハント(WHERE THE BOYS ARE)[カラオケ]   カラオケバージョン
5 ジョニー・エンジェル(JOHNNY ANGEL)[カラオケ]   カラオケバージョン
6 砂に消えた涙(UN BUCCO NELLA SABBIA)[カラオケ]   カラオケバージョン
7 恋のひとこと(SOMETHING STUPID)[カラオケ]   カラオケバージョン

リリースデータ

2003年10月29日
2003年12月10日(LP)
初登場1位 売上34.8万枚 Produced by 竹内まりや
Musical Supervisor:山下達郎
ワーナー

竹内まりやカバーアルバム。01年の『Bon Appetit!』とそこからのシングルカット以降2年ぶりのリリース。自身のルーツとなる60年代の洋楽カバーを収録。自身のルーツを選曲しているためか今作のプロデュースは山下達郎ではなく、竹内まりや本人のセルフプロデュース扱いとなった。そのままの言語でカバーした曲もあれば、日本語バージョンでカバーした曲も混在しているが、「悲しき片想い(YOU DON'T KNOW)」のみ前半は日本語、後半は英語に切り替えて歌われている。「なみだの16才(IT HURTS TO BE SIXTEEN)」のみシングル『告白』C/Wとしてリリースされており、今作収録にあたってはリミックスが施されている。「ウォーク・ライト・バック(WALK RIGHT BACK)」では山下達郎、「恋のひとこと(SOMETHING STUPID)」では大滝詠一とそれぞれデュエット。大滝詠一は2013年に亡くなったが、今作以降新作を全く発表しなかったため結果的に亡くなる10年前の今作が生前最後のボーカル音源となった。このため2014年の大瀧詠一のベスト盤『Best Always』のラストにはこの曲が収録された。初回盤には本編収録楽曲の言語違いの別バージョン2曲とカラオケ5曲を収録したボーナスCDが付属。今作以降再び新作のリリースが停止し、再開されたのは2006年になってからだった。

初回盤ボーナスディスクのカラオケを除く2曲は2019年に『Turntable』に収録された。

ルーツ志向の強いカバーアルバムで、楽曲も60年代の洋楽となると普段耳にする機会も無く全曲全く聞いた事のない楽曲が並ぶ。それでも適宜日本語でのカバーが入っていたりもする上、普段の竹内まりやとそう大きく離れた方向性ではないので思っていたよりは聞きやすかった、が…まあ普通にオリジナルアルバムの方が良いか…。これがルーツなのに普段全く違う事やってない?という感じは全く無くて、竹内まりやの普遍的なポップセンスはなるほどここから生まれてきたのか…とそのまま納得できるような1作。

Longtime Favorites (初回限定盤)初回盤ボーナスCD付  Longtime Favorites通常盤 

印象度★★★☆☆

2018.2.2更新

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