More Expressions

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 すてきなヒットソング 竹内まりや 竹内まりや 告井延隆 1stアルバム『BEGINNING』収録曲
2ndシングル『ドリーム・オブ・ユー』B面(カット)
2 オン・ザ・ユニヴァーシティ・ストリート 竹内まりや 竹内まりや 細井豊BAND 2ndアルバム『UNIVERSITY STREET』収録曲
3 待っているわ 竹内まりや 竹内まりや Gene Page 3rdアルバム『LOVE SONGS』収録曲
4 二人のバカンス 竹内まりや 林哲司 林哲司 5thシングル 最高42位 売上4.4万枚
5 Sweetest Music David Lasley Peter Allen   6thシングル(アルバム同発) 100位圏外
6 Natalie 竹内まりや 竹内まりや 告井延隆 9thシングル(カット) 最高70位 売上2.4万枚
7 アンフィシアターの夜 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 6thアルバム『VARIETY』収録曲
8 OH NO,OH YES! 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 7thアルバム『REQUEST』収録曲 中森明菜へ提供 セルフカバー
17thシングル『元気を出して』C/W(カット) 
9 時空の旅人 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 14thシングル 最高46位 売上2.0万枚
10 夢の続き 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 15thシングル 最高43位 売上2.8万枚
11 After Years 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 17thシングル 最高55位 売上2.6万枚
12 明日の私 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 23rdシングル 最高19位 売上11.6万枚
13 幸せの探し方 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 8thアルバム『Quiet Life』収録曲
22ndシングル(カット) 最高42位 売上2.0万枚
14 ノスタルジア 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 9thアルバム『Bon Appetit!』収録曲
31stシングル(カット) 最高30位 売上2.0万枚
15 シンクロニシティ(素敵な偶然) 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎&
センチメンタル・
シティ・ロマンス
32ndシングル両A面曲 最高8位 売上3.4万枚
16 静かな 伝説 レジェンド 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 42ndシングル 最高10位 売上1.7万枚
17 いのちの歌 Miyabi
(竹内まりや)
村松崇継 村松崇継 39thシングル 最高10位 売上3.2万枚
2020年再発盤 最高1位 売上2.1万枚 
茉奈 佳奈へ歌詞提供 セルフカバー

Horn Arrangement:杉真理(2)、椎名和夫(7)
Rhythm Arrangement:Jay Graydon,David Foster(5)
Strings & Horn Arrangement:Greg Mathieson(5)
Chorus Arrangement: Bill Champlin(5)
French Lyrics by 寺尾次郎(13)
Strings & Alto Flutes Arrangement by 服部克久(14)

竹内まりや『Turntable』DISC-1『More Expressions』は08年のベスト盤『Expressions』の続編。『Expressions』に収録しきれなかった15曲、その後の2曲を時系列に収録。選曲範囲は『TRAD』まで実質2014年までとなっており、以降にリリースされていた配信含むシングル曲は収録されていない。

タイトル通りの1作で今作にはアルバム初収録も無し。『TRAD』以降のシングルは入れる余地が残らなかったというより次のオリジナルアルバムを見据えて取っておくことにしたような感じで未収録。新たに代表曲らしい代表曲になってベスト盤となれば多くのリスナーが期待するのって「いのちの歌」くらいしかなかったとは思うけど、リマスター盤の順次リリースによって長年放置気味になっていた初期5枚が再注目されたのもあってか飛ばさず丁寧に5枚から1曲ずつ選曲したり、期間限定ライブ映画としてまたしても『Souvenir〜Mariya Takeuchi Live』の映像を大量に使用した事も重なってライブ映えしていた「アンフィシアターの夜」をしっかり収録してきたり、ムーンレーベル移籍以降はなるべくシングル曲を引っ張ってきたりと、これは確かにモアなラインナップになっているなとは思う。さすがに有名な曲は無いとはいえ、既に3枚も選曲した後に残った曲から15曲選んでもまだまだいい曲があるなと改めて思う。正直あと2曲くらいは『TRAD』から選曲しても良かったようにも思うが、この2曲は『TRAD』の中でも静かながらも格段に強い2曲だったから個人的には納得ではある。

あと「アンフィシアターの夜」〜「幸せの探し方」までの中盤部分が曲の良し悪しに関係なく"2軍感"が他以上に強いのってやはり『Impressions』期なのが個人的に影響していると思う。竹内まりやはリアルタイムで『Bon Appetit!』+1つ前のベスト『Impressions』が聞き始めで、そこから『Expressions』が出た後に『Bon Appetit!』より前のオリジナルアルバムを順次聞いていったんだけど、『Impressions』→『Expressions』で「明日の私」以外はそのまま全部収録されたから『Impressions』に入った曲と入らなかった曲ではいつの間にか馴染みの程度でかなり差が出てしまっていた。

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印象度★★★★☆

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