THE MUSEUM V
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Synchrogazer | 水樹奈々 | 上松範康 (Elements Garden) |
上松範康 (Elements Garden) |
26thシングル 最高2位 売上8.0万枚 |
2 | METRO BAROQUE | 水樹奈々 | やしきん | 中山真斗 (Elements Garden) |
27thシングル『TIME SPACE EP』1曲目 最高3位 売上7.6万枚 |
3 | BRIGHT STREAM | 水樹奈々 | 吉木絵里子 | 藤間仁 (Elements Garden) |
28thシングル 最高2位 売上10.3万枚 |
4 | Vitalization | 水樹奈々 | 上松範康 (Elements Garden) |
上松範康・菊田大介 (Elements Garden) |
29thシングル 最高3位 売上8.2万枚 |
5 | 禁断のレジスタンス | 水樹奈々 | 加藤裕介 | 加藤裕介 | 30thシングル 最高5位 売上6.1万枚 |
6 | エデン | 水樹奈々 | 藤森真一 (藍坊主) |
藤間仁 (Elements Garden) |
31stシングル 最高2位 売上6.1万枚 |
7 | Angel Blossom | 水樹奈々 | 光増ハジメ | EFFY | 32ndシングル 最高4位 売上5.2万枚 |
8 | Exterminate | 水樹奈々 | 上松範康 (Elements Garden) |
藤間仁 (Elements Garden) |
33rdシングル 最高3位 売上5.7万枚 |
9 | STARTING NOW! | 水樹奈々 | 藤田卓也 | 藤田淳平 (Elements Garden) |
34thシングル 最高3位 売上4.4万枚 |
10 | Destiny's Prelude | 水樹奈々 | 加藤裕介 | 加藤裕介 | 35thシングル(36th同発) 最高3位 売上4.2万枚 |
11 | TESTAMENT-Aufwachen Form- | 水樹奈々 | 上松範康 (Elements Garden) |
藤田淳平 (Elements Garden) |
36thシングル(35th同発) 最高2位 売上4.5万枚 |
12 | HOT BLOOD | 水樹奈々 | 山田竜平 | 加藤裕介 | 新曲 |
13 | 粋恋 | 岩里祐穂 | K-WONDER & SAS3 | 藤間仁 (Elements Garden) |
新曲 |
14 | Preserved Roses/T.M.Revolution×水樹奈々 | 井上秋緒 | 浅倉大介 | 浅倉大介 | コラボシングル第1弾 最高2位 売上17.9万枚 |
15 | 革命デュアリズム/水樹奈々×T.M.Revolution | Hibiki | 上松範康 (Elements Garden) |
岩橋星実 (Elements Garden) |
コラボシングル第2弾 最高2位 売上12.6万枚 |
16 | 花は咲く〜アニメスター・バージョン〜/山寺宏一&水樹奈々 | 岩井俊二 | 菅野よう子 | 菅野よう子 | 企画シングル 最高33位 売上0.4万枚 花は咲くプロジェクトのカバー |
17 | えがおは君のためにある | 篠原勲・ 市川勇嗣 |
篠原勲 | 石戸谷斉 | 2014年配信シングル 初CD化 |
DVD or Blu-ray
1.MUSIC CLIP「粋恋」
2.ETERNAL BLAZE/はじまりの日 feat. Mummy-D/恋想花火 at
SUGA SHIKAO 20th ANNIVERSARY『スガフェス!〜20年に一度のミラクルフェス〜』
3.水樹奈々のMTV Unpluggedを科学する-Special Edition-
リリースデータ
2018年1月10日 | 初登場2位 | 売上6.8万枚 | Producer:三嶋章夫 | KING RECORDS |
水樹奈々3rdベストアルバム。2007年『THE MUSEUM』、2011年『THE MUSEUM U』の続編。26th〜36thシングルまでの1曲目11曲+新曲2曲+T.M.Revolutionとのコラボシングル2曲+山寺宏一との企画カバーシングル1曲+配信1曲を収録。27thシングル『TIME SPACE EP』の2〜4曲目「PARTY! PARTY!」「時空サファイア」「ONE」は未収録。3曲ともオリジナルアルバムにも収録されなかったためアルバム未収録のままとなった。「えがおは君のためにある」は2017年の愛顔(えがお)つなぐえひめ国体・えひめ大会のイメージソングで、曲自体は大会の3年前となる2014年に発表されて配信されており初CD化となった(今作発売を機に引っ込めたのか当時の単曲配信は消滅している)。
最初から映像作品付で、CDのみのバージョンは前2作同様に存在しない。「粋恋」のMVと2017年5月6日に開催された『スガフェス!〜20年に一度のミラクルフェス〜』出演時のライブ映像、「水樹奈々のMTV Unpluggedを科学する-Special Edition-」を収録したBlu-ray付、DVD付の2種。DVD付、Blu-ray付共に初回盤は前2作の初回盤と全く同じBOXケース仕様でCD/DVDorBD収納ケースも特殊パッケージ、スペシャルフォトブック仕様の歌詞ブックレットが付属する。
前ベストの頃に6〜9万の売上を記録していて今作の収録範囲では26th〜29thにかけても高水準をキープし、「BRIGHT STREAM」では初の10万突破で最高売上を記録した。時系列ではその次となり、「Vitalization」を挟む形で2013年にリリースされたT.M.Revolutionとのコラボシングルでは話題性もあって2作とも最高売上を突破した。これを頂点として2014年30thシングル以降はジリ貧状態となり、6〜4万台へと低下していってピークは越えた感じになった。ますますCDが売れなくなっていったという時代背景もあるが、2009年から6年連続でNHK紅白歌合戦に出演していたのも2014年を最後に途切れた。最後の2年はT.M.Revolutionとのコラボ扱いで2013年はコラボシングル2曲の歌唱のみだったが、2014年は単独で「禁断のレジスタンス」を歌った後にコラボ「Preserved Roses」だったので水樹奈々の方が扱いが良かった。
前ベスト同様にElements Garden連発で力強く壮大なアニソン系アップナンバーのひたすらな連投。新たな方向性というよりかは確立した大王道路線を中央突破でひたすら守り抜くといった感じ。衰え知らずではあるがさすがにシングル曲が一辺倒過ぎる感じはしてくる。個人的には藍坊主の藤森真一提供曲には藍坊主っぽさが少し感じられたのもあってこの曲だけ1つ抜けて印象的ではあったんだけど、アレンジはElements Gardenなので王道路線の範疇。Elements GardenじゃなくてもElements Gardenみたいな曲がひたすら続くが「STARTING NOW!」は壮大さよりも若干ポップ寄りでElements GardenがいかにもElements Gardenっぽい壮大ストリングスな感じを自ら少しズラしているくらいElements Gardenの作風が中心になっている感じはある。T.M.Revolutionとのコラボは王道をさらに強調する仕上がりでこの流れだとますます濃厚に聞こえてくる。新曲2曲は和の要素を取り入れたアップテンポとバラードと多少はコントラストをつけているところと制作スタイルが全く異なる「花は咲く〜アニメスター・バージョン〜」「えがおは君のためにある」が最後の最後に全く違う落ち着いた方向性なのは印象的だった。
※映像は未見
印象度★★★☆☆
2024.1.31更新