UHQCD THE FIRST BEST SELECTION '87〜'92
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | NEW SEASON | HIRO | 斉藤英夫 | 斉藤英夫 | 1stシングル 最高23位 売上4.4万枚 |
2 | ミーハー | 森高千里 | 斉藤英夫 | 斉藤英夫 | 2ndアルバム『ミーハー』収録曲、4thシングルC/W(カット) A面はリミックスした「ザ・ミーハー (スペシャル・ミーハー・ミックス)」 |
3 | ALONE | 森高千里 | 安田信二 | 安田信二 | 5thシングル 最高25位 売上2.6万枚 |
4 | ザ・ストレス-ストレス中近東ヴァージョン- | 森高千里 | 斉藤英夫 | 斉藤英夫 | 6thシングル(カット) 最高19位 売上4.0万枚 |
5 | 17才 | 有馬三恵子 | 筒見京平 | 斉藤英夫 | 7thシングル 最高8位 売上19.5万枚 南沙織のカバー |
6 | だいて(ラスベガス・ヴァージョン) | 森高千里 | 高橋諭一 | 高橋諭一 | 8thシングル(カット) 最高8位 売上5.7万枚 |
7 | 道 | 森高千里 | 安田信二 | 斉藤英夫 | 9thシングル(カット) 最高5位 売上16.4万枚 |
8 | 臭いものにはフタをしろ!! | 森高千里 | 斉藤英夫 | 斉藤英夫 | 10thシングル 最高4位 売上11.7万枚 |
9 | 雨 | 森高千里 | 松浦誠二 | 斉藤英夫 | 11thシングル 最高2位 売上18.0万枚 |
10 | 勉強の歌 | 森高千里 | 斉藤英夫 | 斉藤英夫 | 12thシングル 最高4位 売上18.4万枚 |
11 | この街 | 森高千里 | 斉藤英夫 | 斉藤英夫 | 5thアルバム『古今東西』収録曲 12thシングル両A面曲(カット、HOME MIX) |
12 | ファイト!! | 森高千里 | 高橋諭一 | 高橋諭一 | 14thシングル 最高10位 売上26.9万枚 |
13 | コンサートの夜 | 森高千里 | 斉藤英夫 | 斉藤英夫 | 15thシングル 最高7位 売上10.4万枚 |
14 | 私がオバさんになっても | 森高千里 | 斉藤英夫 | 斉藤英夫 | 6thアルバム『ROCK ALIVE』収録曲 16thシングル(カット) 最高15位 売上22.8万枚 |
15 | 夜の煙突 | 直枝政太郎 | 直枝政太郎 | カーネーション | 4thアルバム『非実力派宣言』収録曲 カーネーションのカバー |
16 | ロックンロール県庁所在地 | 森高千里 | 森高千里 | 7thアルバム『ペパーランド』収録曲 | |
17 | テリヤキ・バーガー | 森高千里 | 斉藤英夫 | 斉藤英夫 | 5thアルバム『古今東西』収録曲 |
Keyboard Solo:森高千里(1)
リリースデータ
2015年11月25日 | 初登場103位 | 売上0.09万枚 | Produced by YUKIO SETO | ワーナー |
森高千里8thベストアルバム。販路限定盤を除くと2012年の『ザ・シングルス』以来のベストアルバム。通常のプレイヤーで再生可能な素材を工夫した高音質CDのHQCDがUHQCDに進化したことを受けてUHQCDを前面に出しての企画ベストでZetimaからの『'93〜'99』と2枚同時発売。87〜92年のシングル曲から14曲を時系列にセレクト、ラスト3曲はアルバムからのセレクトとなっている。「ミーハー」「この街」「私がオバさんになっても」はシングルカットされたバージョンではなくアルバムで初出のオリジナルバージョンとなっている。UHQCDアピール以外に存在意義に乏しかったため2作揃って100位圏外となり、300位以内にも1週しかランクインしないという大幅な売上不振となった。
UHQCD誕生の際はアピールのために『プラチナムベスト』みたいなシリーズモノ(当サイトではL⇔Rで取り上げている)もリリースされたが森高千里の場合は2社に渡るため別々に独自企画になったものと思われるが、タイトルが『UHQCD THE FIRST BEST SELECTION』とド頭にUHQCDを持ってくるとはまたアピール激しいな…。しかも初期である今作が"FIRST"ならまだしも後期の『'93〜'99』も"FIRST"なのでタイトルの『FIRST』というのは作品の発表時期の事ではなく、UHQCDで最初にセレクションしたよっていうどこまでもUHQCD本位っていう…。一応マスタリングエンジニアとしてKeiko Uedaというエンジニアがクレジットされていてリマスターも一緒に施しているようだ。L⇔R『プラチナムベスト』同様に派手に音を持ち上げるのは避けてむしろ近年の作品よりも少し小さめにして綺麗に聞こえるように仕上げるというリマスターの方向性は共通している。
なので今作は全体に音がやや小さめで迫力には乏しく、『ザ・シングルス』がそこまで派手だったわけではないけど『ザ・シングルス』を聞いた後だとパッと聞いた感じでは少ししょぼく聞こえる。実際は割と綺麗にまとめているようには聞こえるんだけど、まさにこの綺麗な感じがUHQCDの実力だ!とアピールしたかったのかも。正直高音質CDというよりかはマスタリングの方向性で大きく左右されている印象が否めないのでUHQCDアピールは過剰すぎるように思う。
ベスト盤として実際今作はどうなんだというと『ザ・シングルス』が出てたった3年でこのシングルセレクション的な内容は被りが多すぎてどうにも…。ちょいちょいバージョン変えたり、最後にアルバムセレクションにして変化はつけているけど中途半端。『ザ・シングルス』が無ければ久々のベスト盤で2作でオールタイムにシングルセレクションと少々のアルバム曲もおさらいできるという事でそれなりに意義はあったんだろうけど…。
印象度★★★☆☆
2020.4.20更新