Professionals-17th

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 勇敢なダンス つんく つんく 大久保薫  
2 おっちょこちょいなファンタジアロマンス
/北川莉央・岡村ほまれ・山ア愛生
つんく つんく 神谷礼  
3 「恋人」 つんく つんく 大久保薫  
4 ムカ好き! つんく つんく 平田祥一郎  
5 すっごいFEVER! つんく つんく 平田祥一郎 73rdシングル 最高2位 売上11.3万枚
6 内緒だよ
/小田さくら・羽賀朱音
つんく つんく AKIRA  
7 なんだかセンチメンタルな時の歌 つんく つんく 神谷礼 74thシングル 最高1位 売上10.6万枚
8 会えてよかった
/横山玲奈・井上春華
つんく つんく 江上浩太郎  
9 Neverending Shine
/モーニング娘。'23 feat. 譜久村聖
つんく つんく 神谷礼 73rdシングル3A面3曲目
10 幸せ指数 発表されたい
/生田衣梨奈・石田亜佑美・野中美希・牧野真莉愛・櫻井梨央・弓桁朱琴
つんく つんく 鈴木俊介  
11 Wake-up Call〜目覚めるとき〜 星部ショウ 星部ショウ・
大久保薫
大久保薫 73rdシングル3A面2曲目
12 最KIYOU 児玉雨子 大久保薫 大久保薫 74thシングル両A面曲
13 大空に向かって つんく つんく 平田祥一郎  

リリースデータ

2024年11月27日 初登場4位 売上3.1万枚 Zetima

メンバー

生田衣梨奈 9期  
石田亜佑美 10期 卒業に伴い最終参加作
小田さくら 11期  
野中美希 12期  
牧野真莉愛 12期  
羽賀朱音 12期  
横山玲奈 13期  
北川莉央 15期  
岡村ほまれ 15期  
山ア愛生 15期  
櫻井梨央 16期  
井上春華 17期  
弓桁朱琴 17期  
卒業
譜久村聖 9期 〜73rdシングル

モーニング娘。'24、17thアルバム。ベスト盤『モーニング娘。ベストセレクション〜The 25周年〜』から1年3ヵ月ぶり、オリジナルアルバムとしては3年8ヶ月ぶり。16th以降のシングルは全て『モーニング娘。ベストセレクション〜The 25周年〜』に収録され、今作にはそれ以降の2シングル5曲を全て収録。石田亜佑美は5月26日には秋のツアーを最後に卒業すると発表していたが、最終参加シングルになる見込みとなっていた8月の74thシングルでは卒業演出が特になく、9月14日に今作の発売が告知された際に今作が最終参加作となる事が発表され、9月29日にはツアー「モーニング娘。'24 コンサートツアー秋 WE CAN DANCE !」本編が11月25日に終了後、12月6日に卒業公演「モーニング娘。'24 コンサートツアー秋 WE CAN DANCE !〜Bla Eld〜石田亜佑美 FINAL」を行うと発表された。今作全般に参加しているが、リード曲「勇敢なダンス」が石田亜佑美のラストセンター曲となった。

73rdシングルで卒業した譜久村聖は73rdシングルの3曲のみ参加。「Neverending Shine」はモーニング娘。'23 feat. 譜久村聖名義になっていて実質ほぼソロ曲となっている。櫻井梨央・井上春華・弓桁朱琴は『モーニング娘。ベストセレクション〜The 25周年〜』には参加していたがオリジナルアルバムは初参加となった。

初回生産限定盤は「勇敢なダンス」MVとDance Shot、Group Lip、Close-upの3種、メイキング映像、今作のメンバーインタビュー映像、シングル5曲のシングル初回盤Blu-rayには収録されていなかったClose-upなどの別バージョン、Huluオリジナル番組「モーニング娘。'24 MOTTO DOCUMENTARY in BUDOKAN」を収録したBlu-ray付。16Pフォトブックレット封入+トールサイズ、三方背BOX、デジパック仕様。
通常盤はCDのみ。

2006年頃に初参加の大久保薫・江上浩太郎を最後に新規のアレンジャー起用がほとんど無くなり(2011年の「まじですかスカ!」の宅見将典が1回ポッキリとかはあった)、大久保薫・平田祥一郎とのほぼ二頭体制+それ以前から参加していたアレンジャーを時々呼ぶという体制が続いていたが、ここに来て新規の若手(といっても30代前半)アレンジャー神谷礼が起用された。さらに元々他所の仕事ではアレンジャーだけでなく作曲もこなす作家である大久保薫がここに来てモーニング娘。で作曲に進出した。

今回溜まっていたシングルをベスト盤で全放出した後で2シングル(5曲)とさほど溜めずにオリジナルアルバムになったので、アルバム未収録シングルを発生させずにオリジナルアルバムらしさが前作以上に増したのは良かったと思う。シングルだとリズムに音符を乗せたような曲ばかりでほとんど同じ感じになってしまうが、アルバムになるとバラードや明るい曲、ユニット曲などでいつものシングルとは違う作風が出てくるので幅広くなり、そこに散りばめられるとシングルも単独で聞いていた時よりはバランスよく聞こえる。まあ明るい曲でもメロディアスな曲でもやはり全盛期のキレは無いので印象には残りにくいし、残ったファン向けで外向けに開いた1曲というのは現状出てこない感じではあるけど、少なくともここまで残って今作を聞こうと思うくらいのリスナーであれば極端にガッカリする事はまず無く、最低でも期待通りではあるのかなと。

最大の功労者大久保薫がついに作曲に進出したのはトピックだが、星部ショウにしても今のつんくよりは若干キャッチーで残りやすいかなという程度で基本は今のつんくっぽい作風をなぞっているのでそこだけ作風が違うという事もない。もう少し彼らに任せてもいいんじゃないかとは思うけど、結局あまり変わらないならブランドしての"つんく印"の方がいいのかな…。

B0DH7Z41BZ初回盤Blu-ray付  B0DH82P3QQ通常盤 

印象度★★★☆☆

2024.12.20更新

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