ベスト!モーニング娘。2
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Go Girl〜恋のヴィクトリー〜 | つんく | つんく | 鈴木Daichi秀行 | 20thシングル 最高4位 売上14.5万枚 |
2 | Do it! Now | つんく | つんく | 鈴木Daichi秀行 | 15thシングル 最高3位 売上31.3万枚 |
3 | ここにいるぜぇ! | つんく | つんく | 鈴木Daichi秀行 | 16thシングル 最高1位 売上22.9万枚 |
4 | 愛あらばIT'S ALL RIGHT | つんく | つんく | 小西貴雄 | 21stシングル 最高4位 売上10.8万枚 |
5 | ザ☆ピ〜ス! | つんく | つんく | ダンス☆マン | 12thシングル 最高1位 売上68.2万枚 2024年7インチアナログ盤 最高83位 売上0.03万枚 |
6 | Mr.Moonlight〜愛のビッグバンド〜 | つんく | つんく | 鈴木俊介 | 13thシングル 最高1位 売上51.3万枚 |
7 | シャボン玉 | つんく | つんく | 高橋諭一 | 19thシングル 最高2位 売上15.1万枚 |
8 | そうだ!We're ALIVE | つんく | つんく | ダンス☆マン | 14thシングル 最高1位 売上44.4万枚 |
9 | AS FOR ONE DAY | つんく | つんく | 鈴木Daichi秀行 | 18thシングル 最高1位 売上13.0万枚 |
10 | モーニング娘。のひょっこりひょうたん島 | 井上ひさし、 山元護久 |
宇野誠一郎 | 小西貴雄 | 17thシングル 最高4位 売上15.1万枚 |
11 | でっかい宇宙に愛がある | つんく | つんく | 鈴木俊介 | 12thシングルC/W |
12 | YAH!愛したい! | つんく | つんく | 鈴木Daichi秀行 | 未発表曲 |
リリースデータ
2004年3月31日 | 初登場4位 | 売上18.1万枚 | Produced by つんく♂ | Zetima |
メンバー
飯田圭織 |
矢口真里 |
石川梨華 |
吉澤ひとみ |
辻希美 |
加護亜依 |
高橋愛(1〜4、6〜12) |
紺野あさ美(1〜4、6〜12) |
小川麻琴(1〜4、6〜12) |
新垣里沙(1〜4、6〜12) |
藤本美貴(1,4,7,12) |
亀井絵里(1,4,7,12) |
道重さゆみ(1,4,7,12) |
田中れいな(1,4,7,12) |
安倍なつみ(全曲) |
保田圭(2,3,5,6,8〜12) |
後藤真希(5,6,8,11,12) |
モーニング娘。2ndベストアルバム。01年の『ベスト!モーニング娘。1』の続編で、以降のシングル10作とC/W1曲を収録。「YAH!愛したい!」は新曲というより未発売曲の初CD化でメンバーが出演していた日テレの子供向け番組『ティンティンTOWN!』内のCGアニメ「リリパット王国」テーマ曲。卒業した3人も参加しており、17人全員で歌唱している。この期間に卒業したメンバー3名はジャケットではやや離れた位置に登場し、メンバー表記でも空白を開けて表記されているが、ブックレットの中の写真では登場していない。『No.5』未収録だった「モーニング娘。のひょっこりひょうたん島」、そして以降の「AS FOR ONE DAY」「シャボン玉」「Go Girl〜恋のヴィクトリー〜」「愛あらばIT'S ALL RIGHT」はアルバム初収録。これら5曲はオリジナルアルバムには収録されていない。初回盤は紙パッケージ入り仕様で巨大な缶バッジが付属する。
ソロ歌手から加入した藤本美貴含む亀井絵里、道重さゆみ、田中れいなにとっては今作が初アルバム。安倍なつみは「愛あらばIT'S ALL RIGHT」を最終楽曲として1月に卒業しているため今作では卒業者扱いだが次の新曲が出ていなかったため今作の全曲に参加している。また結果的に辻希美、加護亜依にとって在籍時最後のアルバム。
03年9月、04年2月にメンバーを2分割してモーニング娘。おとめ組、モーニング娘。さくら組としてそれぞれシングルを2回とも同時発売、合計4作発売したが、おとめ組、さくら組でリリースしたシングル曲はモーニング娘。名義のアルバムには一切収録されていない。
人気のピークを越えていき、初期中心メンバー安倍なつみが卒業するまでをまとめた1作。10万ずつ大胆に下がっていく売上、めまぐるしく入れ替わっていくメンバー。当時は15人でもかなりの大人数で毎回増やしすぎている印象があったが、今にしてみるとこの時期に加入したメンバーである道重さゆみは世間が知る最後の有名メンバーとして10年以上在籍して卒業していったので結果的には正解だったのかもしれない。
ただ当時はいい加減ついていけなくなってきた感じで、曲もダンス☆マン路線をスッパリ辞めてからは普通になっていったなぁ…と単純にパワーダウンしたように感じていてすっかり落ち目、飽きられムードに染まっていた。このため今作もあまり話題にならず、個人的にもこれでアルバムを聞かなくなった。正確には続くシングル2作を持って聞くのを辞めてしまった(その後07年末に聞くのを再開)。そういう意味では発売当時が逆に1番懐かしもなく、飽きていた時期だったのかもしれない。
改めて聞いてみると今作の時期まではまだ紅白には出れていたし、TV番組にもよく出ていたし、1位を獲得した曲も多い。なのでなんだかんだ耳に残っていて覚えている曲が多く、発売当時よりも格段に懐かしく聞ける。またメロディーも弱くなってきていたと思っていたけど、まだまだかなりキャッチーだったんだなと思う。曲の幅もかなり広いと思う。現在は『ALL SINGLES COMPLETE〜10th ANNIVERSARY〜』で前ベストの部分も含めて最初の10年をおさらいできる作品もあるが、1作ずつのんびり全盛期のモーニング娘。を聞きたいならこのシリーズ2作を順番に聞くのもいいと思う。
印象度★★★★☆
2018.2.10修正