ブルーアンバー/back number
2025年4月28日
カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『あなたを奪ったその日から』主題歌。昨年7月の月9主題歌以来の新曲。前作はドラマ開始時の配信、最終回付近での9月シングルCD発売となっていたが今回は…?
プロデュースは蔦谷好位置。安定のストリングスミディアム。小林武史プロデュース時ほどのいつもの感はないものの、得意技炸裂の王道感は変わらず。普通にいい曲。
★★★☆☆
彩り/いきものがかり
2025年4月28日
30日発売のアルバム『あそび』からの先行配信(ジャケ写もアルバム流用)。29日が祝日のため店着(フラゲ)日が前倒しで28日になったので実際にはCD発売と同日配信であった。今回のアルバムは2週前の16日まで既出以外の収録曲を小出しに発表していき、初回盤Blu-rayの内容もロッキンライブ映像収録を8日に発表するもその後更新し忘れて放置したまま発売を迎えたため、最後までBlu-rayの内容が未確定のままとなってしまう、公式トップのアルバムリンクは発売告知時の2月の情報のまま(曲内容も既出曲以外書かれていない)で発売情報がきちんと伝えられていなかった。公式がそんな体たらくでソニー公式とSony Music Shopに至っては2月の発売告知で更新停止したままというかなりムチャクチャな状態で発売を迎える異常な状況となっていた。一体どうしたんだ…。
編曲は田中ユウスケ,中野領太。⼩⽥急グループ企業CMソング。合唱系ミディアムナンバー。日常の応援歌というか全世代向け応援歌といった装いの大衆向けグループとしての使命をしっかり果たしているようないきものがかりらしい大衆ポップス。近年明らかに重くなりすぎない軽快さを意識しているのは明白だが、今作も大合唱で盛り上がって5分6分それ以上…とか全盛期ならなってそうなところ4分半のポップスとしてまとめられていて軽やかな印象。安定の良曲。
★★★★☆
足跡/今泉佑唯
2025年4月29日
2018年に欅坂46を卒業後、ソロで俳優活動を行っていたが2020年秋に休止、2021年1月にYouTuberワタナベマホトと結婚するとして妊娠していた事を発表するも同日にワタナベマホトの不祥事が暴露されてワタナベマホトは契約を切られて引退。結婚したのかしなかったのか非公表のまま2022年秋に本人も引退。ここまでの間の2021、2022年に主演していた舞台『修羅雪姫』、『修羅雪姫-復活祭50th- 修羅雪と八人の悪党』の主題歌や劇中歌となったソロ曲を配信でリリースしており、今作はそれ以来の3作目となる。2024年3月にワタナベマホトが元妻への暴行容疑で逮捕された報道をきっかけに、結局結婚していた事と1月時点で既に離婚していたが妊娠していて3月に2人目の子供が生まれていた事も明らかとなっていた。そこからの1年後、復帰を発表して最初の作品でもあり、作詞は本人、作編曲は高橋剛。
暗闇からの帰還(超雑訳)といった装いの決意バラード。欅坂46時代の最初の休業明け復活ソロ「再生する細胞」、卒業時ソロ「日が昇るまで」も同じような要素のバラードだったのでどうしてもまた同じようなバラードナンバーという印象にはなってしまう。当時から歌声の良さには定評があり、ゆいちゃんず(小林由依とのアコースティックデュオ)のユニット曲など確かな存在感を確立していただけに本当にこの子は常に運が無いというか…。長濱ねるの選択(オーディション時/けやき坂か欅坂か選ぶ時/卒業時)も相当だったけど、恵まれてるようで運が無い(方向性が合わずに早期休業/復帰して今度こそセンターと目標掲げるも既に平手化によるグループに居場所無く卒業/新人俳優業で走り出すも悪い男に引っかかる)という点で激動過ぎる。歌声の良さは変わってないし、とりあえず幸せになってほしい。幸せじゃなくてもとにかく不幸じゃなく生きてくれればそれでいい。これだけみんなに願われる人は欅坂46の中でダントツNo.1だと思う。
★★★☆☆
はじまりの季節/槇原敬之,ハナレグミ
2025年4月30日
2008年にFM802キャンペーンソング「僕の今いる夜は」をM&THE RADIODOGSで発表した際にハナレグミも歌唱メンバーの1人として参加していたのが2人の最初の出会いとされる(「僕の今いる夜は」はM&THE RADIODOGSでの音源リリースはなく、槇原ソロセルフカバー、歌唱メンバーとして参加していた秦基博が槇原をゲストにカバーした2バージョンしか発売されていない)。2024年にFM COCOLO「槇原敬之・Sweet Inspiration」にハナレグミがゲスト出演した際に共作の話が持ち上がり制作された。同じくFM COCOLOで番組を持っている小倉博和がギターで参加。4月1日から29日の1か月間、FM COCOLOで独占オンエアされていた。
…ってそんな関西ローカルのラジオ局で独占オンエアされてたんじゃ配信まで聞ける機会無かったんじゃん…。
作詞作曲は槇原敬之単独で楽曲自体は共作ではないが、ジャケ写をハナレグミ(永積崇)が撮影した写真を使用、題字はハナレグミ(永積崇)と交流があるリリー・フランキーが手掛けているとされ、”作詞・作曲は槇原、ジャケットはハナレグミと、作品全体でのコラボレーションが実現”したとしている。形に残るCDなら分かるが、ほとんどアイコンみたいな配信のジャケ写ってそんなにマジマジ見ることはあるのだろうか…。
春の爽やか系かと思ったらまさかの哀愁ラテンテイスト。槇原敬之の過去の曲では「花火の夜」にかなり雰囲気が似ている。このサウンドに乗せて歌詞はそのまま春なのでこんな春の曲はかなり珍しいように思う。
★★★☆☆
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