2024年12月10日(CD)
2024年12月14日(配信)
初登場20位 売上0.3万枚
2010年に引退、2015年に復帰を宣言するも愛内里菜の名前を使わずに垣内りか(元愛内里菜)を名乗ってTV出演をするようになり、2018年にはR名義で新作リリースを開始、2021年より愛内里菜名義に戻すと宣言して新曲リリースを開始、GIZAとは当時のセクハラ裁判と名前の使用権を巡っての裁判沙汰となっていたが、セクハラは認められず、名前の使用は可能となり、R名義のアルバムを愛内里菜名義で出し直した。
新作としては昨年7月の「Brilliant Queen」以来となるが、これまで自社通販のみのCD販売だったのが今作はGIZA時代以来となる全国流通CD作となった。いつの間にやら個人経営ではなくロックフィールド在籍になっており、販売元コロムビアQARF品番での全国流通作となった模様。発売元は自社のRunning Rabbitになっているので、全国流通網を持つ会社と提携したという形と思われる。
C/Wには既に自社通販CDでもリリース済みの「Brilliant Queen」を収録。加えて2曲のinstrumentalを収録。「Brilliant Queen」のinstrumentalは同じく自社通販CDに収録済みであるため、「+INSPIRE」と「+INSPIRE」のinstrumentalが初収録となる。
発売を火曜発売にしたとはいえデイリー初日2位という異常値とも言える高順位が叩き出されたが、2日目は23位、3日目に50位圏外になった後に6日目7日目に18位21位に再浮上という推移を辿っており、怒涛のリリースイベントで複数回を促した上、このような複数買いを促す施策を行ったので初日に事前予約分を一挙計上、発売週の週末に発売後の販売分を一挙計上したものと思われ目に見えて反映されるくらいには複数商法に乗っかる太客が一定数いたのかもしれない。発売日当日にも同じ内容を別の媒体で行った。40代半ばでもこのアイドル商法が通用するのスゴ
1.+INSPIRE
作編曲:石井健太郎。流通が変わっただけで制作体制は変わらず。ギターとバイオリンのサポートメンバーも参加している。
割と激しめの打ち込みロックナンバー。冒頭の低音パートはエフェクトかかりまくってるし、特にサビで暴力的にギャンギャンうるさく鳴らしまくるハードなサウンドは全盛期エイベックスっぽいし、デビュー当時ビジュアル面でトレースしていた浜崎あゆみも当時よくやっていたような方向性。GIZA時代はビジュアル戦略だけ寄せている感じもあったが、今作はあの頃の”あゆの新曲”として出ていても違和感がないかも。そういえば浜崎あゆみにも「INSPIRE」という曲があったな。久々に全国流通する曲として少し違った色合いながらも気合が漲った1曲。
★★★☆☆
2.Brilliant Queen
2023年7月1日に配信され、公式通販限定でシングルCD販売もしていた曲を何故かもう1回収録。チャート上位に貢献したような太客はとっくに通販での販売時にシングルCDもしっかり所持していたと思われ、ここに収録するのは優しくねぇな…とは思ふ。こっちの方が王道っぽいイメージか。
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