2021年12月15日
初登場21位 売上0.2万枚
主演主題歌のドラマ放送開始後の10月15日に配信されていたが、11月にCD化されることが発表され、1年半ぶりの4thシングルとなった。
初回盤はRecording Documentaryを収録したBlu-ray付、フォトブック封入スリーブケース仕様。
初回盤のフォトブック封入&スリーブケース仕様は前3作と同じだが、今作からDVD廃止、Blu-rayへ移行した。ただし今作ではMV収録が無く、レコーディングドキュメントのみとなった。
1.Lucky Days feat. OKAMOTO’S
自身主演ドラマ『アンラッキーガール!』主題歌。OKAMOTO’Sが完全提供で演奏まで担当。打ち込みと生バンドを織り交ぜたようなサウンドになっているので特にドラムは打ち込みっぽい軽い感じ。不幸を売りにしつつもコメディテイストで明るいドラマの主題歌なんだからめげずに頑張る系の明るくポップなのがマストだったと思うんだけど淡々としまくりで妙にクールでアーティスティックな雰囲気に。自らボーカル参加もしているもののOKAMOTO’Sのボーカルは終始低い地声歌唱だし、福原遥もイマイチノリきれない感じのボーカルで男女2人で歌うのには無理があったのでは…(ドキュメント映像でレコーディングにやってきた福原遥に開口一番にキー大丈夫でした？とか聞いててちゃんと合わせて作ったわけではなく女性ボーカル向けに作ったことないのでアバウトなキー設定で作った事が判明している）。しかしOKAMOTO’Sに依頼した時点で明るくポップなのにはしたくない意向が制作サイドにあったのか…。朝ドラ主演まで決まったのに今作自体は全く注目されている様子も無いが…これでは仕方なかったと思う。この曲が売れる気は全くしない。
オシャレな編曲含めてインストバージョンで聞くとけっこう凝ってていいし、むしろインストの方が良くないかとは思う。ドラマに合わせつつ考え抜いたようなメッセージ性からもOKAMOTO’Sの実力の高さとプロフェッショナルぶりは伝わってくるのも確かではある。OKAMOTO’S自体へも少し興味が出てきた。ただ圧倒的に華やかさが無く、ドラマ主題歌としてはこれでは印象には残らないし、福原遥のキャラクターにも合っていなくてミスマッチだった。
★★★☆☆
2.粉雪
2005年レミオロメンのカバー。今年の夏から自身のYouTubeの企画の1つで歌ってみた動画を公開していてその一環でのカバー(発売後にYouTubeで公開）。こっちは全面打ち込みで原曲の激しい感じとは対照的にしっとりと静かなイメージでサビでも張り上げずに裏声気味。これまでのカバーに比べると若干ビミョーではある。これを聞くと原曲を聞きたくなる。
★★★☆☆
初回盤Blu-ray
1.Lucky Days feat. OKAMOTO’S Recording Documentary
OKAMOTO’Sがレコーディングしている現場に福原遥がやってきて歌入れレコーディングをするまでとなっているのでOKAMOTO’Sのメンバーも登場。ただしメインで福原遥とやり取りしているのはボーカルのオカモトショウとギターのオカモトコウキという作詞作曲をした2人で、福原遥到着時にリズム録りをしていたというのもあるがオカモトレイジとハマ・オカモトは出てくるものの福原遥と直接やり取りは無い上に出番が終わったら帰ってしまったのか歌入れの時には既に姿は見えない。この中でドラムは打ち込みと生を混ぜている事と、ハマ・オカモトがベースを弾き終わった後にコウキとこれ打ち込みでいいんじゃね？とベースを打ち込み処理にした方がいいのではないかトークをしているなどリズム隊2人の楽曲への関与度が低めな事が若干伺える。
MVではOKAMOTO’S演奏メンバーは出演せずにオカモトショウのみだが、共演した若月佑美、高梨臨と共にサビ中心に明るくダンスもしていてなんとか少しでも明るさを出そうとしているものの、全体には真面目顔な雰囲気。間奏では主役(福原遥)不在で若月佑美×板垣瑞生の劇中カップルコンビでの本気ダンスがメインになっていたりもするので乃木坂46時代以来久々に思った以上に若月のダンスが見れる仕様。制作現場が見れたのは興味深かったが、何故Blu-rayにしたのにMVを収録しなかったのか…。
2.粉雪 Recording Documentary
こちらはディレクターとのやり取りのみ。今年になってから自身のチャンネルでやっている歌ってみた動画のフォーマット(歌い終わってからお礼を言って去っていく）も撮影しているので元々YouTube公開用のつもりだったようで発売後の18日に歌ってみた動画も公開された。こっちもこっちで歌ってみた用に撮影したなら何故その本編映像を収録しなかったのか…。
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