2024年11月2日(CD)
2024年11月2日(配信)
初登場8位 売上1.2万枚
前作から3週間足らずでの新曲。CDとしては4ヶ月ぶり。
結成25周年を記念した11月2日日本武道館で開催したライブ「いきものがかり 路上ライブ at 武道館」のチケット代11,325円には今作のライブ仕様盤1,625円が含まれているとされ、入場者に配布されるという珍妙な設定となった。単品発売されないチケット付属CDの価格が1625円だと明かす必要があったのだろうか…。1曲+カラオケの1コインシングルみたいな収録内容で1625円とかとんでもなく割高だし、CDあるせいで1万越えちゃうのもどうかと思うし、CDいらねーからチケットだけ9700円で売ってくれよ!っていう観客絶対いるでしょ…
このライブ仕様盤には1曲+Instrumnentalしか収録されてないが一般発売通常盤には今年行われた路上ライブ音源3曲が追加収録され、恒例のいきものカードが付属するのも通常盤(初回仕様)のみとなる。よってライブ参加者は強制的にCDをチケット代込みで買わされても結局通常盤を別途購入しないと音源/いきものカードコンプが出来ないという事になる。ますますCDいらねーからチケットだけ9700円で売ってやれよ…
ここ最近の数千枚のシングルCD売上からまさかの初動1万越え、2週目大暴落72位275枚となったため、武道館動員数がごっそり初動に反映されているものと思われる。10年ほど前のEXILEがこんな世界を愛するためのドームチケット商法でミリオンヒットまで引っ張ってあまりにも派手にやりすぎたせいでチケット付属CDは2015年に制限が入り対象外になった…と思っていたがわずか2年後の2017年に現行ルールが制定されていたらしく再度OKになっていたらしい(やりすぎていたEXILEとK-POP勢を止めるために1度完全廃止して商法が廃れた後に緩和したとも見る事ができるが、そのままだと強く適用させた場合に購入者限定イベントまで対象になってしまうので緩和させたものと思われる)。
なお今作の場合、CDの方は確かに単独販売があるが、チケットの方はチケット単独では販売されずにCDが自動でついてくる仕様なのでO社の基準を満たしておらず、完全にアウトになるのではないかと思われる。O社ルールもいい加減だな…。
1.会いたい
”楽曲が生まれたままを届けたい”というメンバーの発案により急遽制作がスタートし、2024年に開催された全国ホールツアー「いきものがかりの みなさん、こんにつあー!! 2024 〜あなたと!わたしと!みんなで!歌いまSHOW!!〜」のファイナル公演にてサプライズ披露された楽曲とされる。実際にはツアー本編終了後の「いきものがかりの みなさん、こんにつあー!! 2024 ~あなたと!わたしと!みんなで!歌いまSHOW!!~ 横浜にじゅうまる公演」ぴあアリーナ公演2days2日目5月26日が逸れに該当するようだ。2024年夏に開催されていた弾き語りフリーライブツアー「いきものがかり 路上ライブ〜あなたの街でお会いしまSHOW!!〜」でも披露していた。
近年の水野ピアノ路線に伴い、ピアノバラード。途中まで文字通りの路上ライブ仕様でピアノとボーカルだけで進行。バラードでここまで音数削ぎ落としたの初めてだな…と思いきや2番のサビ辺りからストリングスが出現し、ピアノ+ストリングス+ボーカルからさらに打ち込みのリズムも入ってきて多少盛り上がって終了する。曲自体は バ ラ ー ド 以外に印象に残らず何とも言えないところではあるが、以前のストバラに戻さないどころかリズムを入れても打ち込みにするのは新鮮ではある。
★★★☆☆
通常盤のみ
3.気まぐれロマンティック -2024 路上ライブ 兵庫ver.-
4.ありがとう -2024 路上ライブ 愛知ver.-
5.会いたい -2024 路上ライブ 岩手ver.-
2曲目には「会いたい-instrumental-」を収録。ライブ仕様盤はそこまでだが、一般発売通常盤/配信では3~5曲目に弾き語りフリーライブツアー「いきものがかり 路上ライブ〜あなたの街でお会いしまSHOW!!〜」ライブ音源3曲を収録。12th、18thシングルと今作の3曲となる。
水野ピアノと吉岡ボーカルだけの編成でのライブ自体は2023年5月3日に海老名ビナウォークで行われた2人体制での最初のライブ「STAR” トしまSHOW!!」で行っていた。よほど好感触だったのか、今年は拡大してフリーライブツアーとして行ったらしい。そもそも原点を路上と言っていた割にはギター2人+ボーカルの時は好んで路上スタイルでの披露をやらなかったが(初期のアルバムにアコースティックバージョンとかあったけどギターもサポート任せだった)、ピアノ伴奏に変えて路上スタイルをここまで拡大してくるとは…。ライブ音源なのでサポートが弾いている可能性の高いスタジオ音源と違って100%水野が弾いたピアノ+吉岡ボーカルで確定だろう。このフリーライブツアーというのは主にイオンモールで行われており、よくある新譜発売に伴う地方キャンペーンのドサ回りでショッピングモール内のフリースペースでフルバンド生演奏セッティングするような環境では無いのでバンド形態であればボーカル以外アテブリの割り切りプロモーションなんだろうけど、弾き語りなら生演奏でやれているはず…。
3曲の中で「気まぐれロマンティック」はアップテンポだったのでピアノ弾き語りスタイルはバラードよりも新鮮だが、しかしこのピアノスタイルが『〇』初回盤で「2人体制で“STAR” トしまSHOW!!」ライブ映像にて出ているので、まだ出ていない曲をチョイスしてほしかった。「ありがとう」は普通のピアノバラード変換、「会いたい」はスタジオ音源前半のまま最後まで行くバージョン。しかし「ありがとう」の後だと余計に目立たなくなってしまうな…。
★★★☆☆
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