ササクレ/夏川椎菜

2022年11月9日
2022年7月18日(配信)
初登場16位 売上0.4万枚

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10ヶ月ぶりのシングルCD。2月のアルバムを引っ提げて行われた5~6月のツアーで新曲として披露、7月18日に配信シングルとして発売し、7月23日の単独ライブにて9月28日のCD発売を発表。しかし8月19日になって発売延期を発表して1ヶ月以上の延期となった。当初の9月28日に向けてプロモーション活動を進めていて掲載日変更の依頼をしなかったのか通らなかったのか、9月28日に今作のナタリーインタビューが公開されてしまうという珍事が発生した。

初回盤はいつも通りMV+TV SPOT収録DVD付。

1.ササクレ

作詞:夏川椎菜、作編曲:山田竜平。なんだか今回は「パレイド」ロックバンドバージョンみたいだなと思ったら同じ作編曲家だった。「パレイド」は本人作詞ではなかったが今回は本人作詞で改めて今の趣味嗜好でより自分を反映させてのあの路線でもう1曲といった装い。サビでガツンと激しいサウンドになるというよくあるパターンではあるんだけどギターベースドラムキーボードをちゃんと1人ずつ起用した生バンド編成。アルバムでもそうだったように初の生バンド編成でのライブ経験を経てバンドサウンドにハマったのが分かりやすく出ていてちょっと微笑ましい。
★★★★☆

2.passable 🙁

作詞:夏川椎菜、作編曲:川口圭太。SCANDALの作編曲(自作するようになってからも王道っぽい曲は大体この人に編曲を任せている)に良く出てくる作家だが、夏川椎菜ではアルバムで特にガツンとしていた「ナイトフライトライト」を作編曲していて早くも再起用。今回は作詞が本人。やはりより自分を反映させたような今やりたい生バンドでのガツンとしたロックナンバーといった装い。エンディングで喋り声が聞こえるなどちょっとラフな部分も含めて生演奏な感じが今はいいんだろうな。

元々あまり積極的に音楽を聴かなかったがソロデビューにあたってサブスクで好みの音楽を探すために聞き漁ったと語っていたが昨今の流行りからしてもバンドよりも打ち込み系、電子音寄りをサブスクにお勧めされまくった事が容易に予想され、これにより初期の頃の方向性がやや電子音寄りでバンド系にはあまり興味が無かったというか接していなかったのではないかと思う。しかし自ら経験した生バンドでのライブ経験は大きかったか。ちょっと「アンチテーゼ」のようなボカロPすりぃ系の方向に走るかなとも予感していたんだけどそっちに傾きすぎなかったのは個人的に安心している。
★★★☆☆

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