2024年3月20日(単曲先行配信)
2024年3月27日(CD)
初登場25位 売上0.3万DL
初登場4位 売上1.8万枚
2023年は5月の配信「アビが鳴く」1曲ポッキリだったが10ヶ月ぶりの新曲。シングルCDは2年半ぶり。「アビが鳴く」はC/Wに収録された。今作は25周年第一弾シングル、2024年第一弾シングルと銘打たれているのみで公式に通算カウントが「アビが鳴く」が52ndで今作が53rdになるのか、「アビが鳴く」はC/Wに収録されて二重カウントになってしまうので今作を52nd扱いにするのか不明なままとなった(以前の配信シングル「Zombies are standing out」「フラワー」は通算カウントに含んでいてC/W収録されずにアルバムで初CD化だった)。
初回盤はROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023ライブ映像収録でAがBlu-ray付、BがDVD付。Aは5000円でBは4500円とBlu-ray/DVDで差額500円となっている。
通常盤はCDのみ。シングルは基本3曲だったがTHE FIRST TAKE音源2曲が追加された5曲となったためか通常盤でも2000円とミニアルバム級の値段となり2作連続の値上げとなった(2019年の前々作3曲で1324円→2021年の前作3曲で1500円→今作3+2の5曲で2000円)。
配信でもTHE FIRST TAKE音源2曲が含まれた5曲で配信されているが、何故かTHE FIRST TAKE音源2曲は1曲ずつ別々にも配信された。「解放区」も1週間前に単曲先行配信されており、「アビが鳴く」は昨年の配信シングルのため、「OLD VILLAGER」以外は単曲別枠でも配信されている状態となった。
1.解放区
作詞:新藤晴一、作曲:岡野昭仁、編曲:tasuku,ポルノグラフィティ
ここのところ1度活動すると次まで間が開くようになり(新始動を毎回掲げてもいいレベル)、今回もソロを経ての久々の新曲となったが久々にポルノグラフィティに向き合うとなると気合が入るのか、楽曲の持つ力強さ、これぞシングル曲といえるシングル曲がしっかり出てきたような印象。しかも今回はタイアップがあるからシングルCDというのではなく、半年後に控える25周年を見据えてのタイアップ無しの新曲を堂々提示してきたわけで…。まあ時代的にファン以外に届かないのが現実なんだろうけど今回の曲は響くファイトソングだ。
★★★★☆
2.アビが鳴く
昨年5月の配信曲のCD化。
3.OLD VILLAGER
作詞:新藤晴一、作曲:岡野昭仁,tasuku、編曲:tasuku,ポルノグラフィティ
ツアー「18thライヴサーキット“暁”」最終公演の日本武道館2DAYS、2023年1月23,24日で新曲として演奏されていたもののそれっきりになっていた未発売曲が1年以上経ってようやく音源化。ギターがあまり鳴らない曲が増えているという実感から生まれたというギターロック。確かに近年の若手はすぐに電子音を鳴らしたがるし、何なら若手じゃなくても時代に迎合するにはギターを抑えて打ち込みメインに仕上げる傾向は感じていてここまでギターメインの曲はあまり聞いていない気がする。
★★★☆☆
4.THE DAY – From THE FIRST TAKE
2016年の43rdシングルを2023年9月8日にYouTube「THE FIRST TAKE」で公開した映像からの音源化。何故か単曲で個別配信も同時に開始されている。編曲は江口亮、ストリングスアレンジは江口亮& miriで、バンド編成だがベースはコントラバスになっているほかストリングスがメインになっていてアコースティック+ストリングスなオリジナルより優しい雰囲気のアレンジに変わっている。「サウダージ」「テーマソング」は2021年9月にやっているが、周年タイミングの出演で2回とも「アポロ」をやらずに、特に今回は新曲でもない2016年の曲っていうチョイスがちょっと渋い。アニメ『僕のヒーローアカデミア』OPだったが、割と代表曲になっていたのだろうか。この1つ前の「オー!リバル」の方がコナン映画タイアップで好評だった記憶なんだけど。
★★★☆☆
5.アゲハ蝶 – From THE FIRST TAKE
2001年の6thシングルを2023年9月20日にYouTube「THE FIRST TAKE」で公開した映像からの音源化。何故か単曲で個別配信も同時に開始されている。「サウダージ」と並ぶミリオンに迫る大ヒット曲。この当時はドラム打ち込みだったのでかなり柔らかい雰囲気に変わった。若い頃の高音続きの早口メロディーを50歳目前(今年10月で50歳)の今も難なく歌いこなせるのも何気に凄い。天性の声の持ち主だったっぽい。
★★★★☆
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