5th YEAR BIRTHDAY LIVE 2017.2.20-22 SAITAMA SUPER ARENA(豪華盤)
豪華盤のみ特典DISC
BEHIND THE STAGE IN 5TH YEAR BIRTHDAY
LIVE
リリースデータ
2018年3月28日 | 音楽Blu-rayチャート初登場1位(総合1位) 音楽DVDチャート初登場2位(総合2位) |
売上5.6万枚 売上2.6万枚 |
ソニー |
メンバー(ライブ当時)
1期生 | 秋元真夏、生田絵梨花、生駒里奈、伊藤万理華、井上小百合、衛藤美彩、川後陽菜、川村真洋、齋藤飛鳥、斎藤ちはる、斉藤優里、桜井玲香、 白石麻衣、高山一実、中田花奈、西野七瀬、能條愛未、樋口日奈、星野みなみ、松村沙友理、若月佑美、和田まあや |
卒業 | 橋本奈々未(Day 1のみ) |
2期生 | 伊藤かりん、伊藤純奈、北野日奈子、相楽伊織、佐々木琴子、新内眞衣、鈴木絢音、寺田蘭世、堀未央奈、山ア怜奈、渡辺みり愛 |
3期生 | 伊藤理々杏、岩本蓮加、梅澤美波、大園桃子、久保史緒里、阪口珠美、佐藤楓、中村麗乃、向井葉月、山下美月、吉田綾乃クリスティー、与田祐希 |
休業中 | 中元日芽香(Day 2「VTR7」のみ出演) |
乃木坂46、5thライブ映像作品。デビュー5周年を記念してさいたまスーパーアリーナで2017年2月20〜22日の3日間行われたライブの模様を収録。バースデーライブは1st〜3rdまでは2月22日のデビュー日に1日で行われていたが、2016年は2月22日付近の会場確保が出来ずに夏の全国ツアー最終日の8月に延期され、さらに3日間開催となった。今回は再び2月22日に戻ったが、前回同様に3日間の開催で、20日は橋本奈々未の卒業コンサートとなった。これに伴い、20日のセットリストは橋本奈々未の選曲が反映され、原則リリース順の楽曲披露は破棄されてランダムとなった(全曲披露自体は3日間で継続されている)。
豪華盤は3日間をセットにし、さらにドキュメント映像「BEHIND THE STAGE IN 5TH YEAR BIRTHDAY LIVE」を収録した特典ディスクが付属するほか、トレーディングカード(全46種5枚ずつ10セットの内1セット)をランダム封入、ポストカード(全33種5枚ずつ7セットの内1セット)をランダム封入。Day1,2,3それぞれ単独でも発売されているがメイキング映像は付属しない。全てBlu-ray、DVDでの発売でBlu-rayとDVDではジャケット写真が異なる。またBlu-rayは各日1枚だが、DVDが各日2枚組となる。特典ディスクはBlu-ray、DVD共に1枚に収録。これは前作同様。
橋本奈々未は20日で卒業したため残り2日間には不参加。中元日芽香はライブ当時は休業中だったため不参加だが2日目の「VTR7」にてVTR出演&ナレーションを担当する形で参加している。3期生はライブ時点ではまだ持ち歌が無く、20日には不参加。21日、22日は3期生のみで3曲ずつ披露する場が設けられている。アンコールでは一緒に出演しているが、時間が遅くなったため年少メンバーは不参加になっている。
中元は春頃から徐々に復帰したものの、回復しきれずに夏に年内卒業を発表後は夏ツアーは途中離脱。秋のアンダーライブと東京ドーム公演に照準を合わせて残りの活動を行った。このため中元のバースデーライブへの参加は結果的に前回の4thが最後となってしまった。自身参加のサンクエトワールの「君に贈る花がない」を始めとして、この後発売された3rdアルバムでのユニット曲やアンダーアルバムに置き土産的に収録された最後のソロ曲など中元参加によるオリジナルメンバーでのライブ未披露、未映像化のままになってしまった曲がいくつか存在する。
伊藤万理華は2017年末に卒業したため今作が最後のバースデーライブとなった。また6thが18年2月に開催されずに18年夏にズレ込んだため、今作発売直後3月31日付で卒業した川村真洋、4月に卒コン、5月に完全卒業となった生駒里奈にとってもこの5thが最後のバースデーライブとなった。
4thが8月末にズレ込んだ影響で、4thから半年での開催となり、この間に発売されたのはシングル『サヨナラの意味』1作のみだったため、前回から7曲増えたのみ。これと橋本の卒業コンサートも重なって初めて楽曲をバラバラに披露、また重複楽曲がアンコールだけではないといった変更を加えているのである程度は新鮮に見ることはできるが、やはり曲数が3桁を越えてきての全曲披露はそろそろ厳しくなってきたことは感じる。特に古い曲ほど見飽きてきたところもある。
前述のように中元の休業と卒業に伴い、オリジナルメンバーでのライブ映像が残せなかった曲があるが、伊藤万理華、生駒里奈、川村真洋の卒業に伴いこれでオリジナルのポジションでは見納めとなった曲も多い。初期のセンターだった生駒は当然として、伊藤万理華もアンダー、ユニット曲でけっこう参加曲、センター、フロント曲が多く、特にユニットは少人数のため、いなくなった次回以降で改めて寂しさを感じそう。アンダーにおいてもあまり目立つ位置ではなかった川村も音源としては参加していないものの現・乃木團唯一のギタリストであり、前回引き継いだばかりの「渋谷ブルース」でのギター伴奏も担当していてギターの腕が毎回上がっているのが目に見えて分かっていただけになんだかんだ寂しい。ギター今後誰がやるのか。
豪華盤限定のメイキング映像はいつも通りな感じで概ね満足。卒業した橋本関連のライブ後の姿に関してはそもそもライブ本編で全ての思いと最後の言葉を語っているわけで、裏でさらに何か語るということはしないだろうし、したとしても1年も経過してから映像化なんていう運びにはならないだろうから、そういったものは期待してはいけないんだと思う。
印象度★★★★☆
2018.5.13更新