YUUKI YODA GRADUATION CONCERT DAY 2

No タイトル 備考
1   OP ナレーション:田中要次
2 OVERTURE Instrumental 1stアルバム『透明な色』収録曲
3 逃げ水 18thシングル
4 ひと夏の長さより… 18thシングルType-AのみC/W Wセンター:与田・佐藤楓
5 ロマンスのスタート 8thシングル『気づいたら片想い』C/W
6 あらかじめ語られるロマンス 11thシングルC/W
7 全部 夢のまま 27thシングル『ごめんねFingers crossed』C/W
8   MC
9 バンドエイド剥がすような別れ方 30thシングル『好きというのはロックだぜ!』Type-CのみC/W 与田・5期生
10 キスの手裏剣 4thアルバム『今が思い出になるまで』初回生産限定盤のみ収録曲 与田・4期生
11 ハルジオンが咲く頃 14thシングル 3期生
12 三番目の風 17thシングルType-DのみC/W 3期生
13   MC
14 言霊砲 20thシングル『シンクロニシティ』通常盤のみC/W いもうと坂(久保・与田)
15 流星ディスコティック 3rdアルバム『生まれてから初めて見た夢』通常盤のみ収録曲 +与田+川ア
16 ざぶんざざぶん 27thシングルType-BのみC/W 与田・筒井
17 ごめんね ずっと… 11thシングルType-BのみC/W +与田+柴田
18 やさしさとは 7thシングル『バレッタ』通常盤のみC/W +与田+井上
19   与田祐希事前インタビュー映像
20 女は一人じゃ眠れない 18thシングルC/W 与田ソロ→2番から小杉竜一(ブラックマヨネーズ)とデュエット
21   MC 与田、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)
22   与田祐希事前インタビュー映像
23   ダンストラック 
24 命は美しい 11thシングル
25 インフルエンサー 17thシングル Wセンター:与田・梅澤
26 錆びたコンパス 27thシングルType-DのみC/W 与田・アンダー
27   与田祐希事前インタビュー映像
28 帰り道は遠回りしたくなる 22ndシングル
29 何もできずにそばにいる 9thシングル『夏のFree&Easy』C/W
30 最後のTight Hug ベスト『Time flies』収録曲
31 羽根の記憶 12thシングル『太陽ノック』セブンイレブン限定盤のみC/W 全員ソロパートリレー
32   VTR ナレーション:大塚明夫
33 逃げ水 18thシングル Wセンター:大園桃子・与田祐希
34   MC 大園桃子ゲスト出演
35 悲しみの忘れ方 13thシングル『今、話したい誰かがいる』Type-CのみC/W
36   VTR ナレーション:西野七瀬
37   アンコール 与田卒業スピーチ
38 100日目 2/22配信シングル 後に38thシングル『ネーブルオレンジ』Type-D,特別仕様盤のみC/W 与田ソロ曲
39 他人のそら似 28thシングル『君に叱られた』通常盤のみC/W
40 左胸の勇気 1stシングル『ぐるぐるカーテン』C/W
44 ジコチューで行こう! 21stシングル
42   MC
43 懐かしさの先 2/3配信シングル 後に38thシングル『ネーブルオレンジ』C/W

リリースデータ

2025年10月1日 音楽Blu-rayチャート初登場9位(総合14位)
音楽DVDチャート初登場5位(総合6位)
売上0.08万枚
売上0.07万枚
ソニー

メンバー(ライブ当時)

3期生 伊藤理々杏、岩本蓮加、梅澤美波、久保史緒里、佐藤楓、吉田綾乃クリスティー、与田祐希
4期生 遠藤さくら、賀喜遥香、金川紗耶、黒見明香、佐藤璃果、柴田柚菜、田村真佑、筒井あやめ、林瑠奈、松尾美佑、矢久保美緒、弓木奈於
5期生 五百城茉央、池田瑛紗、一ノ瀬美空、井上和、岡本姫奈、小川彩、奥田いろは、川ア桜、菅原咲月、中西アルノ
卒業生 大園桃子(2度目「逃げ水」のみ)、西野七瀬(アンコール前VTR事前収録ナレーションのみ)
 
欠席 中村麗乃、冨里奈央

『YUUKI YODA GRADUATION CONCERT』豪華盤のDISC-2、及び単独でのBlu-ray/DVDでも発売(DVDは2枚組)。2025年2月23日みずほPayPayドーム福岡で開催された「与田祐希 卒業コンサート」2日目のライブの模様を収録。中村麗乃、冨里奈央は全日欠席。1月からスキャンダル休止になっていた岩本蓮加はこの日より復帰したが、参加は「ハルジオンが咲く頃」「三番目の風」及び2度目「逃げ水」以降に限定されている。

3年連続放送された『量産型リコ』で共演した田中要次が冒頭のナレーションに参加、「女は一人じゃ眠れない」では小杉竜一(ブラックマヨネーズ)が登場し、デュエット歌唱を繰り広げた。2度目の「逃げ水」ではオリジナルWセンターの1人である2021年に卒業引退した大園桃子がゲスト出演した。卒業と同時に芸能界を引退、2021年8月の『真夏の全国ツアー2021』福岡公演卒業セレモニー以来の表舞台登場となり、引退メンバーの登場はグループ史上初となった(ただし卒業と同時にインスタやYouTubeを開設して顔出しは行っていて近影は普通に出てはいた)。2019年卒業の西野七瀬はアンコール前のVTRのナレーションとして声のみ出演(卒業生枠での2022年『10th YEAR BIRTHDAY LIVE』ゲスト出演以来)。

セットリストはほぼ全面変更されており、いくつかの被っている曲も配置が変わっているが、ダンストラックからの「命は美しい」とアンコール3曲目(最後の1つ前)「ジコチューで行こう!」の2曲は配置も全く同じになっている。特にダンストラックからの「命は美しい」は仮面を使っての演出が特徴的だったので、ここだけ全く同じなのが妙に目立っている印象。

前日と違って今回は本当に卒業公演本番といった装い。1日目の前半のようなぶっ飛び演出は無いが、卒コン感があってちゃんと感動できる仕様。ユニットコーナーはこだわりを感じさせつつ歌唱パフォーマンス重視でちゃんと音楽コンサート感があるのは良い。ただ与田の参加ユニット曲のうちメンバーが残ってない「地球が丸いなら」「知りたいこと」はスルー、久保と岩本がまだ残っている「平行線」は岩本の出演制限が影響したか。「パッションフルーツの食べ方」(梅澤・久保・与田・遠藤)、「手ごねハンバーグ」(与田・田村・一ノP)は与田が最初の卒業者で全員揃っている最後のチャンスだったのにスルーされたのは残念。「銭湯ラプソディー」(山下が既に卒業したがそれ以外はまだいる)もスルー。参加ユニット曲が披露しきれないほど多いわけではないのにけっこうスルーして、代わりに加入前の曲や参加してない曲ばかり選んでいる辺り、やはり憧れの先輩たちがやっていた曲の方が自分の参加した曲より思い入れが強いという傾向はあるのかなと思った。

「女は一人じゃ眠れない」の小杉登場、しかも曲に何の縁もゆかりもないオジサンが一緒に歌うというのは史上初で前代未聞だが、その前のVTRから誰かが登場するのを匂わせまくっていてWセンターだった大園桃子を期待させてハズすというのは物凄く効果的な前フリになっていて、小杉氏をうまく使った感じはある。しかし小杉氏ってこんなコスギ・デラックスかというほどデラックス体型だったっけ…?

ソロパート回しを過去何度かやっている「きっかけ」を使わずに「羽根の記憶」でソロパート回し(岩本は出てこない)をやったのは新鮮だった。最後を締める久保はさすがの安定感だが、選抜常連からすっかり浮上見込み無しのアンダー常連に落ちてしまって久しい柴田は先の「ごめんね ずっと…」(元は西野ソロ)を与田とデュエットで抜群の美声で引っ張り、「羽根の記憶」でもラスト3の大サビ部分前半(その前のサビはアルノ、柴田→井上で大サビ、転調前サビ久保→ラストサビ全員)と選抜エース格メンバーと同格で並んでいるのが頼もしい。歌唱力での信頼はまだまだ高い扱いのようだ。

そこからの2度目「逃げ水」、先ほど「女は一人じゃ眠れない」で明らかに登場を匂わせてハズされたのでセンターが2人出てきても(逆光でまだ顔が見えない)岩本復帰演出かもしれないと半信半疑のところからのマジで大園桃子だと分かっての観客の大声援は熱い。その後のMCではらしさ全開でグダグダところも含めて雰囲気は変わっておらず(むしろ当時より方言がまた強くなったような…)、最高のサプライズだった。最後のセンター卒業曲が「懐かしさの先」だったのも良かった。この上ない綺麗な最終曲になった。

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印象度★★★★☆

2025.10.25更新

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