VOICES

No タイトル 作詩 作曲 編曲 備考
1 SHINE THE LIGHT
Shine The Light
織田哲郎 織田哲郎 織田哲郎  
2 夏の夜の出来事
Hot Summer Night
織田哲郎 織田哲郎 織田哲郎  
3 夢の終わりに
Dream Is Over
織田哲郎 織田哲郎 織田哲郎  
4 時を超えて
Beyond The Time
織田哲郎 織田哲郎 織田哲郎 2ndシングル(カット) 記録なし
5 2001年
A.D.2001
織田哲郎 織田哲郎 織田哲郎 1stシングル 記録なし
6 NIGHT
Night
織田哲郎 織田哲郎 織田哲郎 1stシングルB面
7 R & R FANTASY
R & R Fantasy
織田哲郎 織田哲郎 織田哲郎  
8 さよならBABE
Goodbye Babe
織田哲郎 織田哲郎 織田哲郎  
9 LAST LULLABY FOR YOU
Last Lullaby For You
織田哲郎 織田哲郎 織田哲郎 2ndシングルB面(カット)
10 SOMEBODY TO LOVE
Somebody To Love
織田哲郎 織田哲郎 織田哲郎  

リリースデータ

1983年6月22日(LP)
1986年7月21日(CD)
1991年9月15日(CD選書)
100位圏外 Produced by 織田哲郎 CBSソニー
CBSソニー
ソニー

織田哲郎1stアルバム。WHY、織田哲郎&9th IMAGEと2バンド連続アルバム1枚で解散となり、CM音楽や提供、北島健二の代役で舘ひろしのツアーにギターでサポート参加するなどしていたが当時の織田哲郎は音楽を辞めようかと考え始めていた。そんな中で偶然街で出会った占い師のおじさんに芸能や音楽が向いていると占われ、詳しく話し込むうちに占い師が元ミュージシャンだった事も判明し、音楽を辞めようと考えていることを伝えると絶対に辞めてはいけないと強く断言された。この占い師との出会いはこれっきりだったそうだが不思議な縁を感じてそこまで言われるならと考え直してソロデビューを決意した。織田哲郎&9th IMAGEから作品としては2年ぶりとややブランクが生じたのはこのようにソロでやる決断に時間がかかったためだったようだ。ソロデビューに当たってはWHYと同様にCBSソニーと契約となった。才能を高く評価していた長戸大幸、ビーイングとの関係は90年代後半まで継続したが、12月には所属していたビーイングから独立して個人事務所を立ち上げている

86年に初CD化、ソロ作品で今作のみは91年にCD選書で再発された(ポニーキャニオンの織田哲郎&9th IMAGEも後にCD選書化された)が、2nd以降の作品はCD選書での再発はされなかった。またCBSソニー時代の作品は現在いずれにしても全廃盤となっているが、今作のみ配信されており、現在オリジナルアルバムで唯一ストリーミング配信も行われている。

WHY、織田哲郎&9th IMAGEから北島健二(Guitar)は引き続き全面参加、織田哲郎&9th IMAGEから古村敏比古(Sax)、難波弘之(Piano)が全てではないが引き続き参加している。ドラムは青山純、滝本季延、ベースは伊藤広規、岡沢章、ピアノは大谷和夫、中西康晴、シンセサイザーに大谷哲範(ピアノも担当)、和泉宏隆などが参加している。ソロになったため演奏メンバーがやや流動的になったものの一部楽曲でメンバーが異なる程度で基本的にはほぼ同じバンドメンバーで演奏されている。

バンドではなくソロになったとはいえ、方向性は変わらずロックンロール主体のロックアルバム。ソロになったのでより自由にやりたいようになっている印象だが、メロディーの良さは増していると思う。相変わらずサックスがいい味を出して楽曲を盛り立てているのも印象的だが、わざわざシングルにした2曲よりもアルバム曲の「SHINE THE LIGHT」や「R & R FANTASY」、「SOMEBODY TO LOVE」シングルB面の「LAST LULLABY FOR YOU」辺りの方がゴキゲンなロックンロールナンバーで良く耳に残る。「2001年」や「時を超えて」の方が当時はシングルっぽいという判断だったのだろうか…。後のベスト盤『GROWING UP 1983-1989』ではまさに今作からはこの4曲を選出し、シングル2作はスルーされているがその感覚の方がしっくり来る。

ヴォイス91年CD選書盤  Voices86年盤   VOICES配信版  ヴォイス[LPレコード 12inch]LP 

印象度★★★☆☆

2019.2.18更新

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