LUXURY 22-24pm(初回盤)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 原曲 |
1 | Harlem Night | 大黒摩季 and Being Staff | 大黒摩季 | キハラ龍太郎 | 5thシングル |
2 | Twisty Love | 大黒摩季 and Being Staff | 大黒摩季 | 塚崎陽平 | コンピ盤『愛と疑惑のサスペンス
エンディングテーマ曲集』収録曲 4thベスト『complete of 大黒摩季 at the BEING studio』収録曲 |
3 | DA・KA・RA | 大黒摩季 and Being Staff | 大黒摩季 | TOKU | 2ndシングル |
4 | 夏が来る | 大黒摩季 and Being Staff | 大黒摩季 | 澤田浩史 | 8thシングル |
5 | あなただけ見つめてる | 大黒摩季 and Being Staff | 大黒摩季 | 野崎良太 | 6thシングル |
6 | 虹ヲコエテ | 大黒摩季 and Being Staff | 大黒摩季 | DEPAPEPE | 21stシングル |
7 | あぁ | 大黒摩季 and Being Staff | 大黒摩季 | 仲井戸麗市 | 13thシングル |
8 | Stay with me baby | 大黒摩季 and Being Staff | 大黒摩季 | 武部聡志 | 4thアルバム『永遠の夢に向かって』収録曲 |
9 | 子供の国へ | 大黒摩季 and Being Staff | 大黒摩季 | 河野圭 | 4thシングル『別れましょう私から消えましょうあなたから』C/W |
10 | STOP MOTION | 大黒摩季 and Being Staff | 大黒摩季 | 大黒摩季 | 1stシングル |
Brass Arranged by 池田雅明(5)
Flute Arranged by 赤木りえ(4)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | SAVING ALL MY LOVE FOR YOU | Michael Masser/Gerald Goffin | 西平彰 | ホイットニー・ヒューストンのカバー | |
2 | ALMOST PARADISE〜featuring 中西圭三〜 | Dean Pitchford | Eric Carmen | 松原憲 | マイク・レノ&アン・ウィルソンのカバー(映画『フットルース』) 中西圭三とデュエット |
3 | BEAUTY AND THE BEAST〜featuring TAKE〜 | Howard Ashman | Alan Menken | 花坂響 | ピーポ・ブライソン&セリーヌ・ディオンのカバー(映画『美女と野獣』) TAKE(Skoop On Somebody)とデュエット |
4 | SUMMER TIME | Bose Heyward | George Grshwin | 片寄明人 from Great 3 | ジャズのスタンダードカバー |
5 | A SONG FOR YOU | Leon Russell | Leon Russell | 島健 | レオン・ラッセルのカバー |
6 | ALWAYS〜featuring 光永泰一朗&光永亮太〜 | David E.Lewis,Jonathan Lewis &Wayne I.Lewis |
小森田実 | アトランティック・スターのカバー 光永兄弟とのトリオ | |
7 | LOVIN' YOU | Richard Rudolph and Minnie Riperton |
大黒摩季 | ミニー・リパートンのカバー |
Flute Arranged by 赤木りえ(6)
2009年2月4日 2017年12月20日(『LUXURY 22-24pm & 4 you』) |
初登場29位 初登場88位 |
売上0.86万枚 売上0.17万枚 |
Produced by 大黒摩季 | CAMエンタテイメント Being |
大黒摩季セルフカバーベストアルバム。EMIを離れ、07年に元ZONE長瀬実夕を第1弾アーティストとして音楽事業を開始したばかりだった新鋭レーベルCAMへ移籍。CAMは当初エイベックスと提携していたが今作は大黒摩季が所属していたEMIを買収したユニバーサルとの提携となっている。10曲のセルフカバーを収録。「虹ヲコエテ」のみEMI移籍以降の楽曲だが、クレジットでは一括で作詞が"Maki Ohguro and Being Staff"と表記されている。初回盤には洋楽カバー7曲を収録したDISC-2が付属する。こちらでは中西圭三、TAKE(Skoop On Somebody)、光永泰一朗&光永亮太がゲストボーカルとして参加している。大黒摩季としては前作とほぼ同等の売上を記録。CAMとしては既にリリースが停止していた長瀬実夕の最大売上を上回るレーベル最高売上となったが、程なくしてCAMからリリースされるCDは皆無となり、そのままCD事業から撤退、社名も変わった。会社が無くなってしまったためか、元々単発契約だったのか、大黒摩季のCAMからのリリースは今作のみだった。
2017年にはリマスター&4曲追加収録した『LUXURY 22-24pm & 4 you』としてBeingからリニューアル発売された。こちらは通常盤でもDISC-2が付属する。DISC-1に「ら・ら・ら」、DISC-2に新たに洋楽カバー3曲の合計4曲(4 youに該当)が新録音で追加収録された。BIG盤はA4サイズパッケージ仕様でセルフライナーやフォト、メイキング映像などの視聴URL&QRコードなどが付属する。
新たに5曲もBeing Staffった(※)今作だが、何故か移籍後の「虹ヲコエテ」まで餌食に。さすがにここまでB社側が命令していたとも思えないが何されるか分からないのと面倒なのでヤケクソで一括表記にしたのだろうか…。
作風はアコースティック&生音による渋く落ち着いた味わい。『weep〜maki ohguro The Best Ballads Collection〜』でセルフカバーした時と概ね同じような方向性。その線でも丸々1作やってみたといったところか。良くも悪くもいい感じに枯れてきた歌声とアコースティックの落ち着きがいい具合にハマっているし、時代性の強かった初期の楽曲が別の曲のように生まれ変わっていて原曲とは全く別の新たな大人の魅力が感じられる。ヒット曲の煌めきは無くなり、パブリックイメージからもかなりかけ離れてしまっているので原曲のイメージが固定されているほど違和感も強くなりそうではある。
洋楽カバーの方はさらに渋い仕上がりだが、何気にゲストボーカルを呼んだコラボが実現するなど音作りはこちらもかなり丁寧な印象。タイトル通りに豪華さと夜を感じさせる雰囲気は22〜24時というよりさらに深夜っぽくもあるけど、これまで以上に大人な大黒摩季が堪能できる1作。
※Being Staffる…作詞に謎の表記が加えられる事。ただしビーイング側が一方的にBeing Staff表記をしたのは『BACK BEATs #2』に収録された11曲のみである。また『LUXURY 22-24pm & 4 you』では作詞作曲:大黒摩季に改められた。
初回盤 通常盤 『LUXURY 22-24pm & 4 you』BIG盤 同通常盤
印象度★★★☆☆
2017.2.10更新