petit milady ANNIVERSARY MINI ALBUM〜Bonsoir〜
No | No | No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
C1 | C2 | 配 | C1=共通CD1、C2=初回盤のみCD2、配=配信版 | ||||
1 | 1 | azurite〜10 ans depuis〜 | meg rock | 伊藤賢 | 松坂康司 | 2ndシングル セルフカバー | |
2 | 2 | 360°星のオーケストラ〜nouvelle version〜 | hisakuni | hisakuni | hisakuni | 9thシングル セルフカバー | |
3 | 3 | スキ キライ キライ 大スキ 〜Vraiment?〜 | yozuca* | 森慎太郎 | 松坂康司 | 2ndシングルC/W セルフカバー | |
4 | 4 | FantastiquePhantom 2024 | 宮崎まゆ | 宮崎まゆ | hisakuni | 2ndアルバム『cheri*cheri? milady!!』収録曲 セルフカバー | |
5 | 5 | ツナグ | 鶴崎輝一 | 鶴崎輝一 | 鶴崎輝一 | 新曲 | |
1 | 6 | azurite (petit milady 1st Concert 2014 TOKYO DOME CITY HALL キュートでポップなトゥインクル戦士☆プチミレディ〜ふたりはプチミレ〜) |
2ndシングル ライブ音源 | ||||
2 | 7 | azurite(petit milady 2nd LIVE! キュートでポップなトゥインクル級王座決定戦!〜スキ キライ キライ 大スキ〜) | 2ndシングル ライブ音源 | ||||
3 | 8 | azurite(petit milady 3rd LIVE 小さな淑女と森の愉快な仲間たち〜ムッチュ☆森へ還る〜) | 2ndシングル ライブ音源 | ||||
4 | 9 | azurite(petit milady 4th LIVE ラ・プチミレッタ〜小さな淑女の童話歌劇) | 2ndシングル ライブ音源 | ||||
5 | 10 | azurite(petit milady 5周年記念スペシャルイベント『弾けろ!プチパリ・ミュージックアワード!』) | 2ndシングル ライブ音源 |
リリースデータ
2024年11月27日 | 初登場39位 | 売上0.2万枚 | ユニバーサル |
メンバー
悠木碧 |
竹達彩奈 |
petit miladyミニアルバム。ライブベスト『Merci mille fois』から4ヶ月ぶり。デビュー10+1周年記念企画第2弾と。『Merci mille fois』は過去のライブBlu-rayから音源を集めただけでメンバーの新規稼働は無かったが今作は『Howling!!』以来5年11ヶ月ぶりの新規レコーディング作品となった。4曲のリアレンジによる新バージョン(セルフカバー)と新曲「ツナグ」を収録。
初回盤は過去5作のライブBlu-rayから「azurite」の全ライブ音源5バージョンを収録したCD2、10曲のMVコメンタリー(2017年のMV集Blu-ray『MUSIC CLIP COLLECTION』とは一部収録曲が異なる)を収録したBlu-ray付。
通常盤はCD1のみ。
配信版は初回盤と同内容のCD1+CD2の全10曲仕様。
CD 1
若さ120%でやっていたようなはじけまくりなこのユニット、正直1度止まったならそのまま自然消滅で思い出のままにしておいてもファンもあまり文句言わなかったと思うんだけど、32歳、35歳(夫と2歳の子あり)になって復活させるとは思わなかった。リメイク4曲はあの頃の若さ全開、振り切ってロリっ子キャラ全開で声もブリッブリに作っていた(プチミレの時は小学生のつもりだったとも回顧している)当時の勢いも若さも無く、落ち着いた仕上がりに。通常の歌唱もかわいこぶりっこ(?)する部分もすっかりLADYな装い。それでも十分に弾けてはいるんだけど、元が振り切ってたからやたら落ち着いて聞こえる。「FantastiquePhantom 2024」のテンポを落としてのリアレンジは明らかにマダム感を狙ってやっているようにも思えるが、ほとんど裏声と地声の狭間をギリギリで攻めていたような「360°星のオーケストラ」は悠木碧が張らない歌い方に変えて個性派っぽくなっているというか普段のソロ活動時の歌い方を持ち込んできた感じなのかな。張れなくて張り上げないようにしているというよりかは個性派ウィスパー気味なソロ用の歌い方でやってみた的な。レコーディングでは悠木→竹達の順番だったようで悠木碧がけっこう変えた攻めた歌い方をしているのを聞いた竹達彩奈がそれを踏まえてそんなに攻めた歌い方に変えてはいないようでバランスを取ったのかもしれない。そんなわけで今やるならこうなるという面白さはあった。ただ新曲「ツナグ」が案の定な今のモードのバ ラ ー ドなのは想定通りすぎ。さすがに新曲であの頃のようにもう1度弾ける事はできなかったか。
CD 2
ライブベスト『Merci
mille fois』にそういえば入ってそうな「azurite」が入ってなかったのは最初からこれをやるつもりだったのか…というまさかの「azurite」歴代全ライブ音源5連発。1発ネタとしては面白いが誰得なんだこれ…。前述のようにpetit
miladyの曲は明らかに2人の音域の限界に挑戦させるような無理やりな高音設定が多く、この曲も平メロのソロパートからけっこう高い。なんかプチオペラ歌唱みたいに声を変えて歌唱して乗り切っている部分もあるがこのような高音きつめの曲に対して年々対応して慣れていく様子が連続で聞くと見えてくるというのはある…かもしれない。あとは最初の2回はたぶんカラオケ流してるだけなんだけど、3回目からバックバンドが入ってオケが変わるところ、そして4回目では間奏でバックバンドメンバー紹介が挟まれるという進化(?)も。
印象度★★★☆☆
※今作はAmazon Musicのみで視聴したためCD(ブックレット)を手に取っていません。