Synchronicity
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | SynchronicityT | Sting | Sting | |
2 | Walking in Your Footsteps | Sting | Sting | |
3 | O My God | Sting | Sting | |
4 | Mother | Andy Summers | Andy Summers | |
5 | Miss Gradenko | Stewart Copeland | Stewart Copeland | |
6 | SynchronicityU | Sting | Sting | 14thシングル(カット) |
7 | Every Breath You Take | Sting | Sting | 12thシングル |
8 | King of Pain | Sting | Sting | 15thシングル(カット) |
9 | Wrapped Around Your Finger | Sting | Sting | 13thシングル(カット) |
10 | Tea in the Sahara | Sting | Sting | |
11 | Murder by Numbers | Sting | Andy Summers | 12thシングルB面 LP未収録。カセット、CD化以降に追加収録 BOX『Every Move You Make: The Studio Recordings』では本作には未収録 DISC-6『Flexible Strategies』に収録 2021年再発盤では『Flexible Strategies』も単独発売されたため同じく未収録 |
リリースデータ
1983年6月1日(LP) 1988年10月21日 1989年9月6日(ゴールドCD) 1993年2月28日 1996年11月21日 1997年7月16日 2003年4月23日(SACDハイブリッドCD) 2003年6月27日 2005年9月21日 2006年11月22日 2007年1月24日(紙ジャケ) 2008年1月23日(SHM-CD) 2008年11月19日(紙ジャケSHM-CD) 2009年6月24日(SHM-CD) 2010年6月30日(SHM-SACD) 2011年11月9日(SHM-CD) 2013年12月18日(プラチナSHM-CD) 2014年11月26日(SHM-SACD) 2016年10月26日(SHM-SACD) 2017年5月17日 2018年6月20日(MQA-CD/UHQCD) 2021年8月25日(MQA/UHQCD) 2024年7月26日(40周年盤) |
- - - - - - - - - - 初登場165位 - - - - - - - - - - 初登場218位 初登場26位 |
- - - - - - - - - - 売上0.2万枚 - - - - - - - - - - 売上0.02万枚 売上0.2万枚 |
Produced by HUGH PADGHAM and THE POLICE | A&M ポニーキャニオン ポニーキャニオン ポリドール ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル |
メンバー
GUITAR | ANDY SUMMERS |
DRUMS | STEWART COPELAND |
BASS&VOCAL | STING |
THE POLICE5thアルバム。前作から1年8ヵ月ぶり。82年は前作からのシングルカット1作のみで新曲リリースが無かった。「Every Breath You Take」を先行シングルとしてシングルカットが続いた後に活動停止となった。1986年に活動再開して新作制作を試みるも頓挫し、結局リメイクシングル「Don't Stand So Close to Me '86」をリリースするに留まり、これっきり解散状態となった。結果的に今作が最後のオリジナルアルバムとなった。またオリジナルLP盤は全10曲で「Murder by Numbers」はカセット、主にCD化以降で追加収録された。
「Every Breath You Take」は日本でも邦題「見つめていたい」として世界的な代表曲として扱われている。この影響もあってか今作は再発が他のアルバムよりも多く、他のアルバムの再発が無かった90年代後半や2010年代後半以降も小刻みな再発が続いている。今作のみ英国オリジナル・アナログ・テープを基にした2013年DSDマスターを352.8 kHz/24bitに変換して収録したMQA-CD/UHQCD仕様での再発が2018年に先行して行われていて2021年の一斉発売の際に音源も2018年盤と同一の2013年DSDマスターとなっているが『Flexible Strategies』も単独発売されたためそちらに収録された「Murder by Numbers」は今作には未収録となりLP準拠10曲仕様となった。
2018年のLPボックス用のリマスターを2019年にCD化したBOX『Every Move You Make: The Studio Recordings』収録の際はLP準拠となっているため今作に「Murder by Numbers」は収録されず全10曲仕様に戻され、「Murder by Numbers」はアルバム未収録B面を集めたDISC-6『Flexible Strategies』に回されている。2021年MQA/UHQCDも同様。
2024年には発売40周年記念盤として発売。通常盤も2枚組となり、DISC-1には「Murder by Numbers」が再度追加され11曲仕様、DISC-2にはこの時期のB面曲やライブ音源などを収録。スーパーデラックス盤にはさらにデモ音源、インスト、未発表ミックスやライブ音源等が付属した合計6枚組BOX仕様。
傑作と称されることの多い今作だが、日本でも最も知名度が高い「Every
Breath You Take(見つめていたい)」が収録されており、この1曲だけでもおつりがくるような名曲だと思う。後にZARDのデビュー曲にもアレンジがほぼそのままパクリスペクトされたので聞き比べると楽しい。似てるとかいう話ではなくアレンジがそのまますぎて逆に戸惑うレベル。アルバム全体としては名盤という評判から期待して聞き始めると割とあれ?となりがちな構成で、主に前半(A面)部分はシンセを導入した前作からさらに先鋭的に攻めた楽曲続きなので難解で戸惑う。Andyによる「Mother」の怪作的な存在感もなかなかホラーじみている。一方で後半(B面)になると「Every
Breath You Take」を筆頭にある程度聞かせる曲が並んでいて、いわゆるヒット曲らしい間口の広さを感じられる楽曲が続く(実際シングルカットは後半に固まっている)。実験的な部分と一般受けの良さそうな分かりやすい部分、どちらもうまい具合に入っているのが今作が名盤と言われる所以なのかもしれない。
2018年盤 2021年MQA/UHQCD(2018年盤と同じ音源だが全10曲) 40周年盤スーパーデラックス 40周年盤通常盤
印象度★★★★☆
2020.3.31更新