COUPLING SONGS COLLECTION
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 夢幻飛行 | NOKKO/有川正沙子 | 後藤次利 | REBECCA | 1stシングル『ウェラム・ボートクラブ』C/W |
2 | 黄金の日々 | NOKKO/有川正沙子 | 木暮武彦 | REBECCA | 2ndシングル『ヴァージニティー』C/W |
3 | 恋するおもちゃ | 松井五郎 | 中嶋英也 | REBECCA | 3rdシングル『ラブ・イズ・Cash』C/W |
4 | ガールズ ブラボー! | NOKKO | 土橋安騎夫 | REBECCA | 4thシングル『フレンズ』C/W(両A面曲) |
5 | MOTOR DRIVE | NOKKO | 土橋安騎夫 | REBECCA | 5thシングル『ラズベリー・ドリーム』C/W |
6 | GIRL SCHOOL | NOKKO | 土橋安騎夫 | REBECCA | 6thシングル『LONELY BUTTERFLY』C/W |
7 | NEVER TOLD YOU BUT I LOVE YOU | 宮原芽映 | 土橋安騎夫 | REBECCA | 7thシングル『MONOTONE BOY』C/W(カット) |
8 | 真夏の雨 | NOKKO | 土橋安騎夫 | REBECCA | 8thシングル『ナーバス・バット・グラマラス』C/W |
9 | VIRGINITY(LIVE VERSION) | 宮原芽映 | 土橋安騎夫 | REBECCA | 9thシングル『MOON』C/W 2ndシングルのライブバージョン |
10 | NOISE FROM YOUR HEART | NOKKO | 土橋安騎夫 | REBECCA | 10thシングル『ONE MORE KISS』C/W |
11 | ONE WAY OR ANOTHER | M.KESSLEY, M.L.KORTES |
土橋安騎夫 | REBECCA | 11thシングル『VANITY ANGEL』C/W 「VANITY ANGEL」の英語詞Ver. |
12 | SEXY GROOVE | NOKKO | 土橋安騎夫 | REBECCA | 13thシングル『LITTLE ROCK』C/W |
リリースデータ
1995年1月21日 | 100位圏外 | Ki/oon Sony Records |
メンバー(表記なしのため独自表記)
Vocal | NOKKO |
Keyaboard | 土橋安騎夫 |
Bass | 高橋教之 |
Drums | 小田原豊(3〜) |
脱退メンバー | |
Guitar | 木暮武彦(1,2) |
Drums | 小沼達也(1,2) |
Guitar | 古賀森男(3,4,5) |
REBECCA4thベストアルバム。C/W集。通常シングル12作のC/W曲をリリース順に全曲収録。『12inch
REMIX』から1ヶ月程度でリリースされ、そちらに収録されたためか『REBECCA
SINGLES』では通常シングル扱いされた12thシングル『Super
Girl』は今作では通常シングル扱いされずC/W曲である「BLOND
SAURUS(WILD REMIX)」は収録されていない。今作はついに100位圏外となり、90年以降毎年続いた編集盤のリリースも今作で一区切りとなった。ただし今作発売直前の1月17日に発生した阪神淡路大震災の復興支援ライブという形でこの年の5月26日に「ONE NIGHT」、28日に追加公演「ONE
MORE NIGHT」を横浜アリーナで行い2日間限定で再結成を果たした。再結成ライブの前後のタイミングでは既に編集盤も再発盤も出し尽くしていて特に何もリリースされていない。
『REBECCA SINGLES』とは対をなす、毎年続いた編集盤の最後の1作にしてようやく出たC/W集。最初の3曲は3rdアルバム『WILD & HONEY』の最初のCD盤(とカセット)にのみ追加収録され、再発以降はLP準拠になって削除された。この95年時点で『WILD & HONEY』も91年、94年CD選書と2度も再発され初期盤は市場から消えていたと思われるので再びきちんとした形でCD化されたことは大きかったと思われる。ただ以降は割とC/W曲もオリジナルアルバムに収録されていて「MOTOR DRIVE」も『The Best of Dreams another side』に収録されたので「NOISE FROM YOUR HEART」だけが完全アルバム初収録。バージョン違いではライブ音源の「VIRGINITY(LIVE VERSION)」、『LIVE SELECTION 1』収録時はリミックスされていた「SEXY GROOVE」がシングルバージョンで初収録という程度だったりもする。
ただC/Wのみを順番に聞くことで、『REBECCA SINGLES』とはまた違った印象でREBECCAの軌跡を振り返る事ができる。特に初期はオリジナルアルバムやA面を聞くよりも"木暮時代はロック色が強い"というのが実感できるし、以降売れてからの曲はこれC/Wだったのかよと思うような良曲が連発される。C/Wがあくまでオマケであるような感覚は90年代後半以降のヒット作で抱きがちな印象ではあるけどREBECCAはそういうタイプではない事は今作を聞けばよくわかる。
今作は2010年リリースの『GOLDEN☆BEST REBECCA』にリマスターで全曲収録されているので現在は役目を終えた感もあるけど、C/Wだけを聞きたいというのであれば手っ取り早い1作でC/Wだけを聞くというのもこれはこれでまた違った感じで聞けるので面白かったりはする。
印象度★★★★☆
2015.11.10執筆