Flash and Gleam

“Flash”side「SUMMER LIVE“STAND BY ME”」
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 モラトリアム 藤巻亮太 藤巻亮太 レミオロメン&小林武史 5thシングル
2 1-2 Love Forever 藤巻亮太 藤巻亮太 レミオロメン&小林武史 3rdアルバム『HORIZON』収録曲
3 ドッグイヤー 藤巻亮太 藤巻亮太 レミオロメン&小林武史 2ndアルバム『ether[エーテル]』収録曲
4 傘クラゲ 藤巻亮太 前田啓介 レミオロメン&小林武史 3rdアルバム『HORIZON』収録曲
5 五月雨 藤巻亮太 藤巻亮太 レミオロメン&小林武史 4thシングルC/W
2ndアルバム『ether[エーテル]』収録曲
6 シフト 藤巻亮太 藤巻亮太 レミオロメン&小林武史 3rdアルバム『HORIZON』収録曲
7 MONSTER 藤巻亮太 前田啓介 レミオロメン&小林武史 3rdアルバム『HORIZON』収録曲
8 紙ふぶき 藤巻亮太 前田啓介 レミオロメン&小林武史 3rdアルバム『HORIZON』収録曲
9 粉雪 藤巻亮太 藤巻亮太 レミオロメン&小林武史 8thシングル
10 南風 藤巻亮太 藤巻亮太、
前田啓介
レミオロメン&小林武史 6thシングル
11 雨上がり 藤巻亮太 藤巻亮太 レミオロメン&小林武史 1stシングル
12 スタンドバイミー 藤巻亮太 藤巻亮太 レミオロメン&小林武史 3rdアルバム『HORIZON』収録曲
13 3月9日 藤巻亮太 藤巻亮太 レミオロメン&小林武史 3rdシングル
14 太陽の下 藤巻亮太 藤巻亮太 レミオロメン&小林武史 9thシングル
15 流星 藤巻亮太 藤巻亮太 レミオロメン&小林武史 3rdアルバム『HORIZON』収録曲

 

“Gleam”side「アイランド」
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 アイランド 藤巻亮太 藤巻亮太 レミオロメン&小林武史
Strings Arranged by 小林武史&四家卯大
新曲

リリースデータ

2006年11月1日 初登場4位 売上10.9万枚 Produced by 小林武史&レミオロメン SPEEDSTAR RECORDS(ビクター)

メンバー

Vocal,Guitar 藤巻亮太
Drums 神宮司治
Bass 前田啓介
 
Keyboards 皆川真人(ライブサポートメンバー)

レミオロメン初のライブアルバム。06年8月12日に地元山梨県の日本航空学園滑走路で行われた野外ライブの模様を収めた“Flash”sideと、新曲を収録した“Gleam”sideの2枚組で06年年内限定生産商品。MCはほぼ排除されている。CDでは小林武史だが、ライブに小林武史は参加せずキーボードのサポートメンバーは皆川真人。新曲「アイランド」はMVも制作された。後に『レミオベスト』にも収録されたが、今作では冒頭部分のボーカルにエフェクトがかかっているという違いがある。限定作品だったため、OORONG RECORDS移籍時にCD再発はされていないが配信はされており、2019年10月1日以降の配信元をOORONG-SHAに変更しての一斉再配信の際はラインナップに含まれた。また09年のベスト盤『レミオベスト』初回盤にはこのライブの模様をフル収録したライブDVDが付属した。

シングル「モラトリアム」「南風」、アルバム『ether[エーテル]』では作曲表記がレミオロメンで一括表記されていたが、今作では個人表記に変更されてクレジットされている。これは以降のベスト盤、ライブ盤でも同様。

当時最新の3rdアルバム『HORIZON』からの選曲を中心に、代表シングルなどを収録しているベスト的内容(1stアルバムからが1曲しかないけど…)。一応、有名どころは押さえているので最近聞き始めた人にも聞きやすい内容である。少しくらいはMCを収録してくれた方が雰囲気が出ていいのだが、ライブならではの空気は感じられる。歌いながら1人でギター演奏というのはやはりCDに比べると少々荒くも聞こえてきて、「モラトリアム」のイントロから早速なんかギターの音が外れて聞こえるわ、ボーカルも浮ついているわで安定感には欠けるけど、勢いはCDを越えていると思う。特に『HORIZON』が好きなら聞いて損はないと思う。

注目すべきは2枚目『Gleam』に1曲だけポツンと収録された新曲「アイランド」。実は容量的にはDISC-1に収録可能なんだけどわざわざこの1曲のためだけに分けている。飽和ストリングス全開のスーパー大バラードといった趣きの超大作。とにかくひたすら壮大ではあるんだけど、いわゆる感動系のストバラとは一線を画していて妙に重く暗い。暗黒期へ突入するような独白ソングで、『HORIZON』までのポップ化、初期リスナーからの大反発を受けての迷いを赤裸々に綴ったかのようだ。MVも大海原で溺れてるようにしか見えないひたすら波にのまれながらも泳ぐボーカル藤巻の姿が延々映っていて重い空気が漂う。暗いんだけど何故かとても引き込まれる名曲だ。後の『レミオベスト』にも収録されたがミックスが異なっており、今作では序盤のサビ前までのボーカルにエフェクトがかけられている。

B000IJ7IQ2

印象度★★★☆☆

06年当時の感想を2016.6.19若干修正

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