BEAUTIFUL LIE

No タイトル 作詞 作曲 編曲
1 奇跡の地図 マオ 葉山拓亮 葉山拓亮
2 Beautiful Lie 河村隆一 福田真一朗 葉山拓亮
3 Purple Sky 河村隆一 御恵明希 葉山拓亮
4 In Pain 河村隆一 栄喜 葉山拓亮
5 Sing To You 河村隆一 INORAN INORAN・葉山拓亮
6 Whisper To Me 河村隆一 葉月 葉山拓亮
7 Moon Walker 河村隆一 足立祐二 葉山拓亮
8 最後の嘘 葉山拓亮 葉山拓亮 葉山拓亮
9 I Want To Be Here Forever 河村隆一 菰口雄矢 葉山拓亮
10 ONLY YOU CAN(COMPLETED ME) George George 葉山拓亮

リリースデータ

2021年1月27日 RKF(FC)通販・WonderGOO/新星堂店舗&通販限定 チャート対象外 Produced by 河村隆一 VOX MUSIC

河村隆一13thアルバム。『Account of a dream』『Close to you』から7ヶ月ぶり。前2作リリース前から2020年は教会アルバム、舞台アルバム、提供曲アルバム、バラードアルバムと4作のアルバムを同時進行で制作している旨をブログで綴っていた。前2作が教会、舞台に該当し、今作は提供曲アルバムとなる。これは他者へ提供したセルフカバーという意味ではなく、全作曲(一部は作詞も)提供を受けた楽曲で構成されたアルバムという意味。前2作同様にRKF会員限定WEB販売、一般発売はWonderGOO、新星堂の店舗限定販売で一般発売の通販はWonderGOO/新星堂の合同サイトによる販売のみ。WonderGOO/新星堂は共に既に単独での販売サイトを持たず、合同通販でヤフーショッピングと楽天に出店する形を取っているため、事実上FC会員以外は通販ではヤフーか楽天経由でしか購入できない。送料も決まっているため3800円だが送料が確実にかかるため関東圏でも送料550円強制加算で4350円であった。O社には作品登録されておらず集計対象外になっている。前2作同様に程なくして売り切れとなり入手不可となった。特典としてシングルレコードサイズくらいのメッセージ付フォトカードが付属する。

2021年2月10日に前2作と合わせて3作同時に配信開始となり、配信では入手可能となった。

一向に残り2枚が出ないのでどうしたのかと思ったら年明けとなったのはやはり自粛の影響だったのか、元々2020年に4枚同時進行で作っているというだけで2020年の間に4枚一気に出すつもりではなかったのか。FC向けに先行販売がしれっと告知された後に、一般発売告知が1月16日というギリギリっぷりだった(公式サイト頻繁に訪れてないと見逃すレベル)。

全曲フルバンド編成でこのうち6曲に4人のストリングス隊が参加。葉山拓亮(キーボード&プログラミング)、福田真一朗(ギター)、菰口雄矢(ギター)の3名は提供曲かどうかに関係なく固定のサポートバンドメンバーで全面的に演奏に参加している。シドの明希(ベース)、LUNA SEA同僚のINORAN(エレキギター)、DEAD ENDの足立祐二(ギター)、LADIESROOMのGeorge(ベース)はそれぞれ提供した曲のみ演奏参加している。

提供は現在のサポートバンドメンバー葉山拓亮、福田真一朗、菰口雄矢+LUNA SEAとTourbillon、ソロへの提供もあったINORAN、そして初参加となる先輩後輩のロックバンドメンバーに依頼したような形。先輩後輩のバンドメンバーによる提供というのは何気にソロキャリアとしては珍しく、ソロの最初期はLUNA SEAとは違う方向性を目指してポップスター路線だったのとそもそもシンガーソングライターを基本としていたので、このようなロックバンドのメンバーに曲を依頼することが無かった。Tourbillon結成後はINORAN、そしてSUGIZOの提供はあったが、それ以外では09年に織田哲郎があった以外は基本はずっと葉山拓亮ばかりだった。そんなわけで常時参加の葉山拓亮が提供曲アルバムという括りで2曲埋めてしまうのはちょっとズルい。

ロックバンドメンバーの提供があるせいか、いつもよりはロック色がやや強い感じはする。提供者が河村隆一に曲提供となった際にイメージを大切にしたというのもあるかもしれないが、それ以前に編曲がいつもと同じ葉山拓亮なのが何より大きいと思うんだけど、正直いつもとそんなに変わらない。「Whisper To Me」なんかは河村隆一というよりRYUICHIに提供した感じではあるけど、結局どっしりとしたミディアム〜バラード続きというヒット戦線から離脱して以降長く続く王道を大きく外さないので、今作に河村隆一の作曲が無い提供曲アルバムだというのは言われないと分からない。わざわざ提供曲でアルバムを作るというからにはもう少し意外性があったり、最近の作風から大きく違った新鮮さを期待していたのだが、前述のようにアレンジャーがいつも通りなのでややロック色が強い程度でいつもの範囲を大きく離れることは無く、明確な差は感じられなかった。コアなファンなら普段とは違うメロディーラインだとかこれは本人作曲では生まれない提供者のクセが出た独特の展開の曲構成だとか分かるのかもしれないが…。

販路が限られている事からももうコアファンにしか聞かせるつもりもなく、今の作風を堅持して今の作風を愛するファンにだけ向けているのも97、01年に魅せられて聞き続けているコアじゃない永遠のライトリスナーとしては寂しいところはある。それでも厳かさが強かった前2作よりはまだ聞きやすかったかなと。

楽天

印象度★★★☆☆

2021.4.4更新

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