愛の出番 + thanks to
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 愛の出番 | さかいゆう | さかいゆう | 新曲 | |
2 | 嘘で愛して(Tell Me A Lie) | さかいゆう, Ryosuke"Dr.R"Sakai,Avena Savage 訳詞:中村彼方 |
さかいゆう | 新曲 21/3/24先行配信シングル | |
3 | Get it together(Blue Lab Beats Remix) | Michael Kaneko | さかいゆう | さかいゆう | 19/7/24配信シングルVer. 初CD化 5thアルバム『Yu Are Something』収録曲のリミックス |
4 | 確信MAYBE(Kenichiro Nishihara Remix) | おかもとえみ(フレンズ) | さかいゆう | さかいゆう | 19/6/26配信シングルVer. 初CD化 5thアルバム『Yu Are Something』収録曲のリミックス |
5 | Laughter In The Rain(Urban Soul Ver.) | Neil Sedaka/Philip Cody | さかいゆう | 8thシングル『Soul Rain』配信限定C/W 初CD化 Neil Sedakaのカバー |
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6 | 大人だからさ(Getting To Love You) | さかいゆう, Ryosuke"Dr.R"Sakai,Avena Savage 訳詞:中村彼方 |
さかいゆう | 6thアルバム『Touch The World』収録曲 「Getting To Love You」の日本語バージョン 初収録 |
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7 | Journey | さかいゆう | さかいゆう | さかいゆう | 2019/8/21配信シングル 初CD化 |
8 | セツナアイ(Dreaming of You) | zopp,Avena Savage | さかいゆう | さかいゆう | 6thアルバム『Touch The World』収録曲 「Dreaming of You」の日本語バージョン 初収録 |
Producer:Rentaro Iwai(1)
リリースデータ
2021年5月11日 | 初登場45位 | 売上0.07万枚 | Produced by さかいゆう(except for「愛の出番」) | newborder recordings(ユニバーサル) |
さかいゆう8thアルバム+7thアルバム。前作から4ヵ月ぶり。前作と同様のフォーマットによる新曲2曲、全英詞曲の日本語バージョン2曲、アルバム未収録で未CD化になっていた配信4曲を収録したミニアルバム形式の新作『愛の出番』と配信とアナログのみだった前作『thanks to』をCD化してのCD2枚組仕様。2作とも単独でのCD発売は無いままで2枚セットとなっている。また『thanks to』配信版のみボーナストラックはCD化されずアナログ盤同様の8曲仕様。『thanks to』は既に配信済みのため、配信においては新たにセット配信はされず『愛の出番』の単独配信となった。初回盤は『thanks to』リリースを記念して2021年1月17日LINE CUBE SHIBUYAで開催されたピアノ弾き語りコンサート「さかいゆう Public Hall Solo Concert 2021 at LINE CUBE SHIBUYA on 2021.1.17」9曲を収録したライブDVD付。初回盤、通常盤共に紙ジャケット仕様。
前作『thanks to』よりも新曲は少なく、先行配信の「嘘で愛して(Tell Me A Lie)」と表題曲「愛の出番」の2曲だけ。6thアルバム『Touch The World』収録曲で全英語詞だった2曲の日本語バージョンこそ初出となるが、それ以外は既出の配信限定リミックス2曲、8thシングル『Soul Rain』のC/Wに配信限定で追加収録していた「Laughter In The Rain(Urban Soul Ver.)」、6thアルバム『Touch The World』への先行配信の1曲目だったはずが何故か未収録となり取り残されていた「Journey」といった配信限定音源4曲をまとめてCD化。前作『thanks to』をいくらCD売れなくなったとはいえファン需要のメインであるCDで出さずに配信とアナログというファンの中でもマニア向けの媒体のみでアルバムを出すというのは不評だったので早急にCD化するために無理やり8thアルバムを仕立てたような感じもしなくもない。結果的には2枚セットで通常盤3300円と通常アルバム料金となり、別々に出されるよりは格安にはなったが…。
そんなわけで今のモードが反映されている新曲は冒頭2曲だけ。2曲ともバンドメンバーを招いてのサウンドにはなっているものの落ち着いた雰囲気であまり印象的ではない。テーマに合わせたと言っていたものの残りは日本語詞に変えたリメイク2曲はまだしも世界を回ってレコーディングしていた時期の曲で未CD化のやつをまとめただけで率直に寄せ集め感が強い。とはいえ前作は音数少ない小編成の曲が続いてかなりおとなしい作品になっていたので今作の方が音数も多くて勢いはある。リミックスは別アレンジのようにも聞けるし、英語詞だった曲を日本語詞にしたものもオケはそのままでシンプル化させてはいないので前作よりは派手かなと。
CD化の機会を逃していて本来であれば当面放置されていたであろう曲たちが一挙CD化されたのでいい機会ではあったとは思うけど、ちょっとリリース形態がドタバタしすぎた感はあるし、結局のところCDで歌詞カード付でちゃんと聞きたい人向けの未CD化作品集といった色は強い。どうしてもイレギュラー感というかせっかく5th6thを経てやろうとしていた事が出来なくなって、そんな中でも歩みを止めないための繋ぎの新作といった印象にはなってしまうな…。
印象度★★★☆☆
2021.6.6更新