ROCK & ROLL NIGHT LIVE AT THE SUNPLAZA 1983
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | 彼女はデリケート | 佐野元春 | 佐野元春 | 6thシングル 沢田研二へ提供 セルフカバー |
2 | バック・トゥ・ザ・ストリート | 佐野元春 | 佐野元春 | 1stアルバム『BACK TO THE STREET』収録曲 |
3 | イッツ・オーライト | 佐野元春 | 佐野元春 | 2ndシングルC/W |
4 | スターダスト・キッズ | 佐野元春 | 佐野元春 | 5thシングルC/W、9thシングル(リメイク) |
5 | サムデイ | 佐野元春 | 佐野元春 | 4thシングル |
6 | ドゥ・ホワット・ユー・ライク(勝手にしなよ) | 佐野元春 | 佐野元春 | 1stアルバム『BACK TO THE STREET』収録曲 |
7 | ガラスのジェネレーション | 佐野元春 | 佐野元春 | 2ndシングル |
8 | ソー・ヤング | 佐野元春 | 佐野元春 | 9thシングルC/W |
9 | ハートビート (小さなカサノバと街のナイチンゲールのバラッド) |
佐野元春 | 佐野元春 | 2ndアルバム『Heart Beat』収録曲 |
10 | ロックンロール・ナイト | 佐野元春 | 佐野元春 | 3rdアルバム『SOMEDAY』収録曲 |
11 | 悲しきレイディオ | 佐野元春 | 佐野元春 | 2ndアルバム『Heart Beat』収録曲 |
12 | アンジェリーナ | 佐野元春 | 佐野元春 | 1stシングル |
13 | ナイトライフ | 佐野元春 | 佐野元春 | 3rdシングル |
14 | グッドバイからはじめよう | 佐野元春 | 佐野元春 | 10thシングル |
リリースデータ
2013年12月25日(『No Damage 14のありふれたチャイム達
DELUXE EDITION』DISC-2) 2021年6月16日(『MOTOHARU SANO THE COMPLETE ALBUM COLLECTION 1980-2004』DISC-15) |
Produced by 佐野元春 | Sony Music Direct |
THE HEARTLAND
Vo,G | 佐野元春 |
G | 伊藤銀次 |
Ds | 古田たかし |
B | 小野田清文 |
Key | 西本明 |
Key | 阿部吉剛 |
Sax | ダディ柴田 |
『MOTOHARU SANO THE COMPLETE ALBUM COLLECTION 1980-2004』DISC-14は2013年の『No Damage 14のありふれたチャイム達 DELUXE EDITION』DISC-2で初収録となったライブアルバム。3rdアルバム『SOMEDAY』リリース後、1982年9月から1983年3月まで全53公演行われたツアー「Rock & Roll Night Tour」の最終公演1983年3月18日中野サンプラザでのライブの模様を収録。19曲のうち14曲が収録されており、「Welcome To The Heartland」「情けない週末」「二人のバースデイ」「君をさがしている(朝が来るまで)」「ハッピーマン」の5曲がカットされた。このライブの模様は当時制作された映画『No Damage』内で一部映像化されていたほか、94年のライブ盤『THE GOLDEN RING』に「ガラスのジェネレーション」「グッドバイからはじめよう」の2曲が収録されていたが、まとまった形で商品化された事は2013年まで無かった。30年経過した2013年になってようやくまとまった形でライブCD化された。『MOTOHARU SANO THE COMPLETE ALBUM COLLECTION 1980-2004』でもDISC-14としてこのライブ盤が収録されている。単品でのCD発売はされていないが、各配信サイトでは単独で配信されている。
このライブ内にてNY行きを宣言、1年ほどリリースが途絶えて『VISITORS』へと繋がっていくが、今作では終盤にNY行きを宣言するMCもそのまま収録された。初期3作をリリースした後の初期の集大成的な最終作品といった印象。ベスト盤『No Damage』とはやや選曲が異なるが今作もライブにおけるこの時点でのベスト的な選曲と思われ、「ハートビート」「ロックンロール・ナイト」「悲しきレイディオ」とバンドメンバーの長い演奏も含めてそれぞれが10分近い長尺で聞かせる大作となっている。ベスト盤ではこうはいかないからそういった部分はライブ盤の醍醐味といえる。また「サムデイ」「アンジェリーナ」など思いっきりは変えていないが新たな装いのアレンジでの披露となっているのも聞きどころか。
MCの喋り口調は当時なりの立ち振る舞いだったのか、自分より下の若者達に向けて語る兄貴のようでもありちょっと微笑ましい。
『No Damage 14のありふれたチャイム達 DELUXE EDITION』 『MOTOHARU SANO THE COMPLETE ALBUM COLLECTION 1980-2004』
印象度★★★★☆