STANDARD
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Brand new wave | TOMOMI、山田智和 | 山田智和 | 川口圭太 | |
2 | OVER DRIVE | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ、nishi-ken | 17thシングル 最高7位 売上1.9万枚 |
3 | 打ち上げ花火 | 一色徳保 | 一色徳保、シライシ紗トリ | シライシ紗トリ | |
4 | オレンジジュース | TOMOMI、田鹿祐一 | 田鹿祐一 | 川口圭太 | |
5 | メトロノーム | 山口高始 | 山口高始 | 川口圭太 | |
6 | Weather report | RINA、西川響 | 西川響 | 西川響 | |
7 | 8月 | HARUNA | MAMI | 西川響 | |
8 | 会わないつもりの、元気でね | 柳沢亮太 | 柳沢亮太 | 川口圭太 | 15thシングル 最高4位 売上4.1万枚 |
9 | 下弦の月 | 山口高始 | 山口高始 | 山口高始 | 16thシングル 最高5位 売上3.5万枚 |
10 | 恋のゲシュタルト崩壊 | RINA | RINA、ハジメタル | A×S×E | |
11 | キミと未来と完全同期 | TOMOMI | 篤志 | 篤志 | 16thシングルC/W |
12 | 涙よ光れ | MAMI、田中秀典 | 田中秀典 | シライシ紗トリ | |
13 | STANDARD | SCANDAL | MAMI | SCANDAL |
No | タイトル | 備考 |
1 | 会わないつもりの、元気でね-MUSIC VIDEO- | 15thシングル MV |
2 | 下弦の月-MUSIC VIDEO- | 16thシングル MV |
3 | SCANDAL IN THE HOUSE-MUSIC VIDEO- | 17thシングルC/W MV |
リリースデータ
2013年10月2日 | 初登場3位 | 初動4.3万枚、売上5.8万枚 | Epic Records |
メンバー
Vocal&Guitar | HARUNA |
Guitar&Vocal | MAMI |
Bass&Vocal | TOMOMI |
Drums&Vocal | RINA |
SCANDAL5thアルバム。C/W集『ENCORE SHOW』を挟んだがオリジナルアルバムとしては1年ぶり。前作以降の3シングルとC/W1曲を収録。8月から「下弦の月」、9月に「OVER DRIVE」、10月に今作と3ヵ月連続でリリースされた。「OVER DRIVE」の売上が低いのはこのシングルのみ初回盤DVD付2種の複数商法を行わずに初回盤DVD付1種にしていたため。
完全限定生産盤はメンバープリントオリジナルTシャツ付。これまで展開していたフォトブックやマガジン付属ではなくなった。
初回盤はMV3曲を収録したDVD付。シングル初回盤には別の映像を収録していたため3曲とも初収録となる。「OVER
DRIVE」初回盤DVD収録の「キミと未来と完全同期」MVは今作には未収録となった
通常盤の初回プレスには4種のソロステッカーのうち1種封入。
サウンドスキャンでの初動売上は初回盤DVD付が3位2.5万、完全限定生産盤が6位1.0万、通常盤が14位0.5万の合計4.0万枚だった。複数商法を展開していたとはいえシングル売上も上昇しており、O社での累計も前2作『ENCORE SHOW』『Queens are trumps〜切り札はクイーン〜』を上回るなど好調だった。またTシャツの方がライブに着て行けるなどの理由で好評なのかサウンドスキャンでの完全限定生産盤の売上は前作0.8万から1.0万枚に上昇していた。
作家との共作での自作が1曲、作詞作曲が完全に自作なのは2曲と自作を増やしつつも作詞の完全提供も多い。特にシングル表題曲は3曲とも完全提供で作詞の共作にすら参加していない。中田ヤスタカに曲提供を依頼したり(その割には普通にロックバンドしている)、意外と無かったパンク調の「涙よ光れ」などところどころに今までになかった新しさがあり、押せ押せのロックばかりではないものの、概ねいつも通りの高い安定感。全体には目標であった大阪城ホール公演を達成しての今のガールズバント代表としての自信と充実感に溢れた1作といったところか。『STANDARD』という割にはラストを飾る表題曲は編曲までバンド名義の完全自作ながらもMAMIのラップがほぼメインという異色曲に仕上がっているのは驚いた。
初回盤は単にMVしか入っていないのは初。完全打ち込みメンバー紹介ラップ曲となった「SCANDAL IN THE HOUSE」ではメンバーがアイドルのように飛び跳ねまくる。年齢的には初期の頃の方が似合いそうなはしゃぎっぷりだけど、初期の頃はここまでアイドルっぽい事はやりたくないと一線を引いている感じもあったので、こういうことをやれるようになったのもバンドとして地盤を築いた自信からなのかもしれない。
あと今作には過去最大の難点があり、それはブックレットの見難さ。デザイン的にはシンプルなんだけどとにかく文字が極小。今までのブックレットの文字サイズと比べると一回り以上小さい感じなんだけど何でこんな細かくする必要があったんだ?SCANDALリスナーに老眼の人はそんなにいないとは思うけど、ここまで小さいとは嫌がらせか…。
印象度★★★★☆