時代を創った名曲たち2〜瀬尾一三作品集 SUPER digest〜
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | ひとつぶの涙/シモンズ | 瀬尾一三 | 瀬尾一三 | 葵まさひこ | 4thシングル 売上不明 |
2 | グッド・タイム・ミュージック/斉藤哲夫 | 斉藤哲夫 | 斉藤哲夫 | 瀬尾一三 | 4thシングル 売上不明 |
3 | 中央フリーウェイ/ハイ・ファイ・セット | 荒井由実 | 荒井由実 | 瀬尾一三 | 3rdアルバム『ラブ・コレクション』収録曲 荒井由実のカバー |
4 | 気分を出してもう一度/立木リサ&今野雄二 | 安井かずみ | 加藤和彦 | 瀬尾一三 | シングル 売上不明 |
5 | 海風/風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 瀬尾一三 | 4thアルバム『海風』収録曲 |
6 | 魔法使いの恋人が逃げた/谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 瀬尾一三 | 3rdアルバム『もうひとりのアリス』収録曲 |
7 | マスカレード/庄野真代 | 竜真知子 | 筒美京平 | 瀬尾一三 | 7thシングル 最高16位 売上13.9万枚 |
8 | 終章(エピローグ) 〜追想の主題/CHAGE and ASKA |
Chage/田北憲次 - |
Chage 瀬尾一三 |
瀬尾一三 瀬尾一三 |
1stアルバム『風舞』収録曲(「追想の主題」はインスト) |
9 | 聖・少女/西城秀樹 | 松本隆 | 吉田拓郎 | 瀬尾一三 | 42ndシングル 最高9位 売上17.4万枚 |
10 | NATURALLY/八神純子 | 山川啓介 | 八神純子 | 瀬尾一三 | 17thシングル 最高65位 売上1.5万枚 |
11 | 6月の雨/松山千春 | 松山千春 | 松山千春 | 瀬尾一三 | 11thアルバム『愛を贈る』収録曲 |
12 | 春でも夏でもない季節/石川優子 | 秋元康 | 石川優子 | 瀬尾一三 | 16thシングル 売上不明 |
13 | RONIN/吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 瀬尾一三 | 29thシングル『ジャスト・ア・RONIN』B面 |
14 | 乾杯-NEW RECORDING VERSION-/長渕剛 | 長渕剛 | 長渕剛 | 瀬尾一三/ 長渕剛 |
18thシングル(カット、リメイク) 最高1位 売上77.4万枚 |
15 | 最後の言い訳/徳永英明 | 麻生圭子 | 徳永英明 | 瀬尾一三 | 6thシングル 最高4位 売上23.3万枚 |
16 | 雪・月・花/工藤静香 | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 31stシングル 最高23位 売上8.9万枚 |
17 | ヘッドライト・テールライト/中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 37thシングル『地上の星/ヘッドライト・テールライト』両A面曲 6thベスト『元気ですか』,7thベスト『前途』収録の完奏するバージョン |
リリースデータ
2019年1月30日 | 初登場110位 | 売上0.1万枚 | Produced by 瀬尾一三 | ヤマハ |
瀬尾一三が関わった作品を集めたコンピレーションアルバム第2弾。2017年11月の『時代を創った名曲たち〜瀬尾一三作品集 SUPER digest〜』の続編。今回は1枚17曲で、歴代の楽曲から時系列に収録。「ひとつぶの涙」のみアレンジではなく作詞作曲を担当した楽曲となっている。また「乾杯-NEW RECORDING VERSION-」は長渕剛との共同アレンジとなっている。「ヘッドライト・テールライト」はフェードアウトで終わるシングルバージョンではなく、後のベスト盤に収録されたフェードアウトせずに演奏が終了するバージョンでの収録。前作同様にTed Jensenによるリマスター、Blu-spec CD2仕様。前作に続いて中島みゆきの98年の『大銀幕』に新たにDVDをつけての再発と同時発売。
今回は1972〜2000年の収録範囲となっており全て20世紀の楽曲となった。また1〜7が70年代、8〜15が80年代…とほぼ7,80年代の曲で構成され、一気に10年飛んで98年の「雪・月・花」、00年の「ヘッドライト・テールライト」となる。
前作の続編ではあるが選曲方針が恐らくけっこう意図的に変わっていて、さほどヒット曲が無いばかりか、アルバム曲も多く、単に前作に選ばれなかった第2弾というよりはやや裏ベスト的な選曲。前作は概ね懐かしく聞いていた両親も今作の曲はほとんど知らなかったか、歌手名は知っていても曲は知らないようだった。個人的にもラスト2曲しかリアルタイムでの記憶は無いし、「終章」と「乾杯」は知っていた…という程度。そんなわけで前作以上にこういう機会でもない限り、まあ聞くことはないだろうなという曲ばかりで、7,80年代のあまり現在スポットが当たらない楽曲たちを瀬尾一三というアレンジャーを通して聞くというところに大きな価値があるか。時代を感じるところもあるけど、時代時代に合わせつつも合わせすぎず常に的確なアレンジを施してきた人だったんだなと。相変わらずこういった7,80年代の楽曲にTed Jensenの力強いリマスターという組み合わせも新鮮だ。
印象度★★★★☆
2019.4.26更新