The Back Best

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 memory pocket-メモポケ- 柴咲コウ Jin Nakamura 華原大輔/REO 8thシングル『Sweet Mom』C/W、2ndアルバム『ひとりあそび』収録曲
2 風の果て/RUI 前田たかひろ
/Satomi
福士健太郎 松本良喜 2ndシングル(RUI)『月のしずく』C/W
3 浮雲 松井五郎 Jin Nakamura 松本良喜 3rdシングル『眠レナイ夜ハ眠ラナイ夢ヲ』C/W、1stアルバム『蜜』収録曲
4 graybee 柴咲コウ Jin Nakamura 市川淳 2ndアルバム『ひとりあそび』収録曲
5 one's heart 柴咲コウ 藤谷一郎 華原大輔 10thシングル『invitation』C/W
6 色恋粉雪 柴咲コウ 崎谷健次郎 田辺恵二 7thシングル『Glitter』C/W
7 帰り道 柴咲コウ Jin Nakamura 市川淳 6thシングル『かたちあるもの』C/W
8 忽忘草 柴咲コウ 松本良喜 田辺恵二 4thシングル『思い出だけではつらすぎる』C/W、1stアルバム『蜜』収録曲
9 interference 柴咲コウ Jin Nakamura 市川淳 9thシングル『影』C/W、3rdアルバム『嬉々』収録曲
10 泪月-oboro-/RUI 前田たかひろ 松本良喜 松本良喜 2ndシングル(RUI)『月のしずく』C/W
11 漆黒、十五夜 柴咲コウ Jin Nakamura Jin Nakamura 2ndアルバム『ひとりあそび』収録曲
12 忘却 渡辺未来 渡辺未来 CHOKKAKU 1stアルバム『蜜』収録曲
13 no fear 柴咲コウ 林浩司 中村哲 1stシングル『Trust my feelings』C/W
14 分身 柴咲コウ 重住ひろこ 鈴木"DAICHI"秀行 11thシングル『actuality』通常盤のみC/W、3rdアルバム『嬉々』収録曲
通常盤のみ
15 小さな部屋(Bonus Track) 柴咲コウ 重住ひろこ 上杉洋史 未発表曲

ストリングス・アレンジ:前嶋康明(6,7)

リリースデータ

2008年3月12日
2008年12月3日(『Best Special Box』)
2012年11月7日(SHM-CD)
初登場3位
初登場54位
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売上6.9万枚
売上0.9万枚
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ユニバーサル

柴咲コウ2ndベストアルバム。シングルA面集『Single Best』と同時発売。今作はC/W、オリジナルアルバムから本人選曲の14曲を収録。「風の果て」「one's heart」「色恋粉雪」「帰り道」「泪月-oboro-」「no fear」の6曲がアルバム初収録。初回盤はSpecial Image Video、「色恋粉雪」Music Videoを収録したDVD付。通常盤にはボーナストラックとして未発表曲「小さな部屋」を追加収録。初の1位を獲得して50万枚を越える最大のヒット作となった『Single Best』に対して今作は初登場3位を記録するも小規模な売上に留まり、過去3作のオリジナルアルバムを大幅に下回った。

2008年12月3日には『Single Best』初回盤(DVD付)と今作の通常盤(「小さな部屋」収録)をセットにしてSHM-CD化したBOX『Best Special Box』が発売された。

A面集『Single Best』と対になる裏ベスト的な1作。当時一応『Single Best』と一緒に聞いたのだが感想を書かずに放置したまま干支1周どころではないほどの時間が流れてしまっていた。今回実は久々に柴咲コウ聞いてみるかと思って聞いたのは2017年のベスト盤『詩』『詠』だったんだけど、今作を放置していたのを思い出して久々に引っ張り出してきて今作も聞いたので『Single Best』の感想修正と共に今作の感想を残しておく。

当時放置してしまったのは『Single Best』もバラードが多くそれでだいぶ満足してしまったのに加えて、C/Wやアルバムならもう少し違う事やっているかと思ったら今作もミディアム〜バラードが多くて飽和状態になってしまったため。RUIのC/W2曲は当時も映画見てシングル買って名曲だと思っていたんだけど、RUI以外のC/Wやアルバム曲の印象はどうにも弱くなってしまった。このため歌手としての柴咲コウはもうこれ以上はいいかなと思い、以降はあまり積極的に聞きに行かず、たまたまタイアップ先で当たったKOH+と「無形スピリット」をシングルで聞いた程度となっていた。

「Trust my feelings」もそうだったけどC/Wの「no fear」も方向性が違って聞こえるのと歌唱がまだ慣れていない感じがするので、やはりRUIの大当たりが大きく、これに沿ったような作風中心でシフトしたんだなと思った。作家陣も繰り返しの起用が目立ち、和風テイストのミディアム〜バラードが多い。C/Wやアルバムで違う一面が聞けるというよりはA面で見せていた印象をより深堀りしていくようなイメージ。1曲1曲は力作でいい雰囲気なんだけど、まとめて聞くには少し飽きが来てしまうところはあるかなと思う。ただ歌唱にしても楽曲のクオリティにしても一定以上の高さはあるので、ハマればハマる。ベスト盤、入り口として一気に聞くには似た路線が多すぎたか…。

なお『Single Best』は2017年のオールタイムベスト『詩』と全曲丸被りしているので役目を終えているが、今作は一切の被りが無く、C/Wや未発表曲には今作のみの収録曲も残っているので『詩』の次に聞く1枚としてもまだまだ有効かも。

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印象度★★★☆☆

2020.1.4更新

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