新作シングル感想

さよなら/大原櫻子

2017年11月22日
初登場7位 売上1.4万枚

初回盤AはMV収録のDVD付。
初回盤Bはメイキング収録のDVD付。

2作連続で亀田誠治は全曲不参加。

1.さよなら

いきものがかり水野良樹の作詞作曲だが編曲は小名川高弘。同じく水野提供の山本彩へのアルバムの提供曲ではそのまま亀田誠治編曲だったのに櫻子に関しては完全に部下に投げてしまった…。
小名川高弘は亀田誠治がプロデュースしていた事もある元CHARCOAL FILTERのギタリストで解散後は亀田誠治の事務所に入っているので亀田誠治絡みの仕事が当然多い人物。つまり小名川高弘の場合は外部提供というより亀田誠治プロデュース体制における身内に近い状況。

といっても特に大きな違いは無く、より無難な印象は強いもののいつものいきものがかりのストバラ~派手じゃない落ち着いた作風バージョン~みたいな普通にいい曲なバラード。こういったしっとりした失恋バラードでは恐らく当初のイメージにそぐわないためやっていなかったと思うんだけど、インタビューとか見る限り本人としてもこういった落ち着いた雰囲気を出していきたい年頃に差し掛かっている模様。

これはこれでいい曲だけどやはりはつらつとした若さ全開で始まる女性シンガーは早い段階で落ち着いていってしまうんだなぁ…っていう。今年のシングル3作とも落ち着いてたし。そして水野良樹の曲って、吉岡が歌えば誰が書いてもいきものがかりになる…のではなく、水野良樹が書くといきものがかりになるんだなと改めて思い始めている。
★★★★☆

2.everyday

作詞が本人と小名川高弘の共作詞で作編曲を小名川高弘が担当。バンドではなく全面打ち込みによるポップナンバー。今作の中では最も今までのイメージに近いが、やはり少し大人っぽい。
★★★☆☆

3.Paper Plane

外部制作陣による全面打ち込みで疾走感のある楽曲。これも王道のはつらつしたイメージではなくしっとり落ち着いているところにやはり変化を感じる。
★★★☆☆

大原櫻子
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