新作シングル感想

青と夏/Mrs. GREEN APPLE

2018年8月1日
初登場14位 売上2.2万枚

初回盤はMVとメイキング、ライブ映像を収録したDVD付。

1.青と夏

映画『青夏 きみに恋した30日』主題歌。リアルタイムだったら照れてしまうくらいストレートな中高生に向けたサマーアンセム。この季節を過ぎ去ってから聞くこの曲の眩しさは2度と戻らない煌めきであり、こんな輝きは無かったようにも思うけどでも確かにこういう無敵な感じは確かにあの頃あったような気もする。MV含めてはじけた躍動感がただただ眩しく、素晴らしい。こういう若者のための若者の歌を悪く言う大人にはなりたくないというかなっても意味が無いな。シンセやストリングスも鳴ってはいるが、ギンギンに鳴らさずにあくまでメンバーの演奏で勢いを出しているところも聞きやすくて良かった。
★★★★☆

2.点描の唄(feat.井上苑子)

昨今流行りのギター持った共作系シンガーソングライター(単独で作曲させてもらえず共作や提供ばかり)の20歳の若手、井上苑子を招いてのデュエットバラード。アイドル化以降のmiwaの後継ポジみたいなイメージがあったんだけど、ちゃんと聞くのは初めて。まあイメージ通りな感じの歌声だった。どちらかというと井上苑子の声に合わせてて大森はいつも以上に高音や裏声を駆使。このためしっとりしているのにけっこう激しさも感じる曲だ。
★★★☆☆

3.ア・プリオリ

今作のみシンセプログラミングの表記が無く、5人のバンドアンサンブルを主体としたロックナンバー。妙にひねくれてやさぐれ気味な歌詞で意外な一面を見せているが、バンドの幅広さを提示したような1曲。
★★★☆☆

Mrs.GREEN APPLE
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青と夏(通常盤)
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