2018年9月26日
初登場19位 売上0.46万枚
初回盤はMV収録のDVD付。
1.360°星のオーケストラ
アニメ『七星のスバル』OP。飛び道具的というかネタ的な要素で引っ張るカワイイ系の曲が多かったが、今回は直球にメロディー勝負を挑んだようなスケールの大きさを感じるメロディアスな楽曲。この勢いでオーケストラライブまで開催し、オーケストラライブへの先行的な扱いにもなったためか、ストリングス風の編曲も施されているが、ピアノギターベース以外は作詞作曲編曲者によるAll Other Instruments&Programming表記になっていて打ち込み。どちらかというとバンド風(ドラム打ち込み)に仕上げている。音源には予算をかけずに、オーケストラライブの方に人件費を一転集中させたようだ。
12月のアルバムには前2作はスルーで今作のみの収録が発表されており、”「バンド」をコンセプトに制作されたプチミレ流”ロック・アルバム”!アルバム収録楽曲のすべてのバックトラックが、幾多のライブを支えてきたバンド”リアジュボーン”による生演奏で収録されます。”とか生バンドスタイルのアルバムだと予告してるんだけど、今作ドラム打ち込みじゃん…どうすんの…。
いい曲ではあるんだけど気になるのは高音の無理やりさ。2人が揃ってプチミレはどんどんキーが上がっているとか最初に提示されてこんなんどうやって出すんだとか最近は感じるほどだそうで、実際張って出せる音程はとっくに突破しちゃってるので裏声ギリギリどころか向こう側にはみ出したような歌唱スタイルになっているけどレコーディング乗り切れてもライブで毎回これ歌うのしんどくないか。確かにこれキー下げたらけっこう微妙な感じにはなってしまう曲だとは思うんだけど、探って作ってようやく絞り出しているようなこのギリギリな線をどこまで突き続けるのか…みたいな攻め方を続けていたらそう長くは歌えないんじゃないかと余計な心配が…。
★★★★☆
2.LOVE demonstration
まさかの全面加工ボイスエレクトロナンバー。そろそろ一昔前に感じるような初音ミク風な雰囲気が逆に新鮮に聞こえる。10年くらい前にPerfumeが売れてからはJ-POPでもやたら声をちょい加工するのが流行ったけど、今更ここまでの全面加工とは。エレクトロなサウンド主体じゃなくてあくまでメロディー主体なのも良かった。
★★★☆☆
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