新作シングル感想

ありがとう/高橋優

2018年9月19日
初登場9位 売上1.6万枚
初登場19位 売上1.4万DL

期間生産限定盤はライブ映像「全国LIVE TOUR 2017-2018 「ROAD MOVIE -LIVE HOUSE EDITION-」沖縄・ミュージックタウン音市場2018.4.8」から9曲を収録したDVD付。

1.ありがとう

映画『パパはわるものチャンピオン』主題歌。綺麗なミディアムナンバーといった感じでまあタイアップサイドの要求に応えたんだろうなぁ…という感じの優等生的な1曲。真新しさも衝撃も無くあまり求めている感じの曲調でもないが、ストリングスの使い方が飽和してなかったり、メロディーの良さもあって、普通以上にいい曲に感じられる。過去この手のミディアム~バラード系のシングルでは最高峰に近い印象。
★★★☆☆

2.高野豆腐~どこか遠くへ~

初期のキャッチ“リアルタイムシンガーソングライター”そのままのような生活感溢れる歌詞、1番では日常を愚痴りながらもけっこう爽快ロックに君と一緒にどこか遠くへ行こうと歌っていて通常それだけで終わりそうな1曲なのに、曲中盤で断られて失恋してしまいヤケクソ気味になってしまうトホホ感にリアルタイムシンガーソングライターの神髄が見られる。けっこう力作気味なメロディーなのにこの歌詞展開、そしてタイトルの高野豆腐は完全に巻き添え喰らったかのように最後に出てくるのもじわじわ来る。
★★★★☆

3.なくしもの

昨年2月のチームしゃちほこのアルバムに提供した楽曲のセルフカバー。自分探し系の楽曲だが、普通にフォーク&ロック系な作風でおおよそアイドルに提供するような感じではなく高橋優そのまま。ていうか今回C/Wの方が格段に良くないか。
★★★★☆

4.First and Last Love/メガネツインズ(高橋優&亀田誠治)

前作でテーマ曲を歌って完結ムードだったが、何事もなかったように亀田誠治の無駄遣い継続。ただやはり前作で1つ区切りという感じではあったのか、今作では目が悪くなっていく中で芽生えた初恋、眼鏡をかけるようになって終わった初恋という小学校時代のホロ苦エピソードが明かされる…!みたいな感じのいわゆるエピソードゼロみたいな曲になっていて、地味によく考えてるなぁ…。
★★★☆☆

高橋優
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ありがとう(通常盤)
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