新作シングル感想

僕のこと/Mrs. GREEN APPLE

2019年1月9日
初登場4位 売上1.5万枚
初登場16位 最高15位 売上23.8万DL(12月26日先行配信)

5ヵ月ぶりのシングル。
初回盤はMV、メイキング、ライブ映像を収録したDVD付。

12/26の先行配信ではiTuness限定のバンドル特典(表第1曲ではなく3曲まとめてDL)として「No.7」のライブ音源と映像が付属する。

1.僕のこと

第97回全国高校サッカー選手権大会応援歌。静かな始まりからストリングスやトランペットを交えて壮大に盛り上がるスケールの大きなロックバラード。もがき苦しむ日々を踏まえながらもそれでも“ああなんて素敵な日だ”と高らかに歌う人生賛歌となっていて、もちろん今聞いても響くところはあるけど10代の頃に聞いていたらもっと響いたアンセムになっていたかもしれない。ファルセット多用しまくりの高音ボーカルがキンキンすぎてもう少し低いところで歌ってもいいじゃないかと思ってしまうところもあるけど、一時期ほどの電子音まみれから生音が軸に戻りつつあるし、早々に路線を固定しない引き出しの広さも含めて伸び盛りの若手バンドはやはりベテランにはない面白さがある
★★★★☆

2.灯火

アップテンポでストレートなロックナンバー。灯目線(?)で君を励ますというファンタジックな歌詞になっているが、この独特の視点での歌詞といいストレートなロック感といい初期のBUMPをちょっと思い出すような楽曲だ。
★★★☆☆

3.Folktale

バンドっぽさが薄い打ち込みっぽいリズム中心の楽曲。引き出しの広さと楽曲自体の良さは健在ながらややソロ色が強い。というかこのバンド、編曲もバンド名義じゃなくて作詞作曲編曲全てボーカルの大森単独名義になっているだけに思い描く曲調次第ではこういう判断も普通にしてくるんだろうな。
★★★☆☆

Mrs.GREEN APPLE
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