2019年6月19日
初登場2位 売上4.5万枚
初登場1位(2週連続) 売上17.8万DL(優しいあの子)
初登場18位 売上0.7万DL(悪役)
シングルCDは「みなと」以来3年2ヵ月ぶり。
新曲リリース自体も『CYCLE HIT』に収録した3曲以来となるのでほぼ2年ぶり。
安定の1種発売。
1.優しいあの子
NHK朝ドラ『なつぞら』主題歌。世間が思うスピッツらしい優しくポップな雰囲気の楽曲。あまり明確なサビも盛り上がりも無いが、とても聞きやすく、なんだかんだで最終的にはけっこう耳に残ってくる。週1の連ドラとかだと半分過ぎるまでなかなか印象に残らないかもしれないが、毎日流れる朝ドラ主題歌で聞いていればいつの間にか馴染んでそうなそんな感じ(朝ドラ見ている母が概ねそんな印象らしく、OA当初にどんな曲だったか聞いてもあまり印象が無いようだったが毎日聞いているうちに馴染みの曲になった模様)。
またバックバンド然としているようで、ギターもベースもドラムもきちんと躍動していて、4人組ロックバンドなところがちゃんと出ている点や、相変わらず亀田誠治プロデューサーにしておいてストリングスを入れさせずにフレンチホルンとオルガンで装飾しているとこもこだわっているっぽい。要するに一聴してスピッツっぽい、スピッツっぽい以外は地味に思えるんだけど意外と聞きどころの多い1曲。
★★★★☆
2.悪役
セルフプロデュース(亀田誠治不参加)でのロックナンバー。リサイクラー、リサイクリスト(RECYCLEだけ愛聴しているリスナー)を筆頭とした世間が思うスピッツらしさと、00年代以降(『ハヤブサ』以降)を聞き続けているスピッツリスナーが思うスピッツっぽさのイメージの剥離が端的に表れたような1曲で、これもまたスピッツらしいロックナンバーだけど、随分攻めてるなと思う人もいるんだろうな。
★★★☆☆
Universal Music =music= (2019-06-19)
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