2019年10月2日
Type-A,B,C,通常盤
初登場1位 売上58.6万枚
デジタルシングル初登場11位 売上1.3万DL(単曲)
デジタルアルバム初登場1位 売上0.65万枚(Special Edition)
前2作同様にBlu-ray付A,B,Cと通常盤の4種発売。C/W3曲目と、2曲目のMV&特典映像が異なる。
配信限定Special Editionは全曲収録。
前作リリース直後に濱岸ひよりが体調不良で休業に入ったため不参加。
井口眞緒は8月下旬に謎のTwitterアカウントに男性との2ショット後姿を激写され、詳細報告を予告していた該当アカウントは公開を中止して逃亡したものの、以後井口は全ての活動を体調不良で欠席。9月になって自らブログであの写真は自分だと認めて謝罪、活動自粛を申し出た事で活動自粛に入った。個別握手券の販売は継続されている上に、11月から始まったココイチカレーのキャンペーンや来年放送予定のメンバー主演ドラマも撮影が既に行われているようでそれらには参加していて、辞めるにしてもすぐに辞められる状況ではなかった模様。このため今作には全面参加しているが今作のプロモーションの段階では全面不参加となった。そして当初11月の個別握手会で復帰するとして握手券販売を継続していたものの自粛が延期され、そのまま2020年2月になり卒業を発表した。夏に撮影されていたが放送は2020年冬クールとなったドラマ『DASADA』に出演しており、この関係から慰留して引き延ばしていたものと思われる。なおスキャンダルの詳細に関してはこの間に当初速報した媒体ではなく文春が報じた。
井口自粛は今作のプロモーション期間突入前だったため、番組で撮影したヒット祈願MV以降各種番組出演時、発売イベント時には既に不在となっていて今作における井口の参加は本MVとCD音源のみとなった。
1.こんなに好きになっちゃっていいの?
浮かれまくりな男子目線の2連投に続き、今回はしっとり聞かせる女子目線のラブソング。精神年齢の差はありそうだけど、前2作の主人公と同じ相手なら相思相愛になれて良かったですね的な連続性は…策士家的策士しているかは不明。ガラッと変えてきた大人っぽいメロディーや雰囲気の良さも含めてやはり今1番気合が入っているなと感じられる存在感のある1曲。秋シングル時の乃木坂っぽい雰囲気もあるし、欅坂46が1年目のまま進化していたら2年目以降もこの時期にこの系統のシングルという定番路線になっていたかもしれない。というか正直このくらいの曲はやれるくらいの幅を持った欅坂46であってほしかったというのもある。
★★★★☆
2.ホントの時間
「キュン」「ドレミソラシド」と2作連続で担当した野村陽一郎の楽曲。スピード感のある曲調や恋に浮かれる少年目線の歌詞は共通しているが印象はだいぶ落ち着いて聞こえる。普通にいい曲だけどさすがに今回は表題曲じゃないかなっていうそんな1曲。
★★★☆☆
Type-Aのみ
3.まさか 偶然…
すっかり提供で名前を見るだけになってしまケラケラのふるっぺ提供。2人とも複数の楽器演奏をすることができて歌も46系列の中ではかなりしっかり歌えるなど音楽的な実力がある方なので信頼して与えたようなバラードナンバー。さすがにこれを口パクにしてしまうとなると閉口モノではあるが、生歌唱でしっかり歌い上げて映える1曲だと思う。
★★★☆☆
Type-Bのみ
3.一番好きだとみんなに言っていた小説のタイトルを思い出せない
3期生上村の初ソロ曲。同期である欅坂46の2期生なんかまだデビューすらしてないのに(曲が1曲も無い)デビュー年でソロ曲まで行って坂道合同オーディション最大の出世頭になった。上村の歌唱は前作C/Wの「やさしさが邪魔をする」のソロパートで少しだけ聞く事ができたが、思ったより低めでしっかりした歌声という印象だったので、その声質を生かした楽曲なんだろうなと思っていたら…ギリギリまで高音を張り続けるというあかさらまに難しそうなアップテンポナンバーだった。若い新人にこんな必死全開になること必至かつ最良のコンディションじゃないとまともに歌いきれないだろう難曲を与えるなんてドSな…。また酷使して潰してダークサイドに堕ちたらどうしてくれるんだ。
長ったらしいタイトルの歌詞は結局妄想の中であると勘違いしていただけで探してみたらそんな小説は無かったという台詞でのオチまで含めて何だかよく分からないものだがいわゆる「中2」っぽい世界観と言えばそうなのかもしれない(なお上村は中3)。ただインパクトはあるし、ギリギリながらも意外性のあるボーカルは聞けるし(音源解禁時に鈴木あみを彷彿とさせるみたいな論調で語られていたが当時鈴木あみといえば小室哲哉がオートチューンにハマっていたせいでボーカルはオートチューンまみれだわ、TVではあまりうまく歌えてないわで率直に歌下手扱いの当時の筆頭格みたいな扱われ方だったのを知っていてそう形容していたのだろうか)非常に印象的な1曲。今後の成長が楽しみだ。
★★★★☆
Type-Cのみ
3.ママのドレス
またしても野村陽一郎提供。オシャレな感じの女の子目線のポップナンバー。メンバーの中ではお姉さん系の1期生が歌うにはちょっとかわいらしすぎる感じだけど、等身大よりも落とした感じの余裕が逆にいい感じになっているのかもしれない。間奏でピュアピュアパッパパッパって露骨なピュアアピールって…と思ったら歌詞表記ではデュワ・デュワでよく聞いたらデュワ・デュワだった。相変わらず“デュワ・デュワ・デュワ・デュワ・デュワ・デュワ パパパパ”といちいちカタカナ表記している歌詞の字面がシュールだ…。ここは表記するのにサビ前でのドゥルトゥットゥットゥッ♪は一切表記しないという基準が良く分からん…。
★★★☆☆
通常盤のみ
3.川は流れる
広がっていくようなサビメロが気持ち良く、全体にスケール感のある爽やか壮大なナンバー。地球規模な歌詞が展開して最後は台詞も出てくるが、結局何を言っているのかは良く分からない…というなんちゃって感の漂うそれっぽい壮大さではあるが…なかなか48・46ではない規模感なので新鮮さはあるし、普通以上にいい曲。
★★★★☆
Blu-ray
1.こんなに好きになっちゃっていいの? Music Video
前2作とは全く異なり、春シングルの乃木坂46みたいな美しく見せるダンス中心の内容でガラッと空気が変わった。これまでは全員主役のように平等に映していたのでセンター小坂にもあまりセンター感が無かったが、今作では小坂の単独カットや小坂だけで移動してて他メンバーがバックダンサーみたいな場面も多いので一気にセンターっぽくなった。総じて一気に違う一面を見せた3枚目として優秀な1作だとは思うんだけど、この聞かせる曲調で身振りの大きな激しいダンスというのは、露骨すぎるくらいに生で歌わせる気のない口パク前提っぷりで残念。
以下Type-Aのみ
2.ホントの時間 Music Video
なんとなく「二人セゾン」の延長みたいな都会の様々なシーンでのダンス主体だがサビ以外はややクールめだけど、サビでは明るい笑顔を見せていて今作の中では最もアイドルっぽい部分が垣間見える。黄色い衣装も映える。
特典映像~ひなたの休日~(井口眞緒、高本彩花、金村美玖、河田陽菜、丹生明里、宮田愛萌)
今回はメンバー各自の休日の1日を自撮りしたもの。ベッド前固定カメラの起床シーンや洗面所の様子などは全員共通でその後休日をどう過ごすかはメンバー次第。随所にオシャレに文字や装飾が出てきてイマドキ風な映像に仕上げられている。割とリアルな雰囲気にはなっているので自宅と思うかそれっぽく演出しただけのスタジオセットと割り切るかは見る者次第。生活感あふれる井口、ほとんど魚調理教室状態の高本、部屋の模様替えをして学習机を外へ出したはいいけど机の行方が気になるまま終わってしまう金村、1人ピクニック&清水公園で1人アスレチックという企画に便乗して明らかに普段やらない事をやっている感のある河田、母と秩父観光を楽しむ丹生ちゃん感全開の丹生、寝起きが真っ暗かつ次の朝食時で既にメイクバッチリすぎるもその後の神社巡りはイメージ通りな宮田…とそれぞれ傾向が違っていて面白い。
以下Type-Bのみ
2.一番好きだとみんなに言っていた小説のタイトルを思い出せない Music Video
世界が滅亡したというナレーションで曲が始まるものの、自分以外誰もいなくなったという1人ぼっちの世界になったという事のようで、1人でいつものように学校に通い、誰もいない学校でLINE着信による指示に従い、教室を移動しながら衣装を集めていき…と何らかのストーリーがありそうでいて実は明確なストーリーは何もないという中2感が加速する謎なMV。きびきび動き回るダンスも一部見ることはできるが、いずれにせよシリアスな雰囲気の中に1人だけでもひきつけられる存在感はあるし、将来性はやはり高いように思う。
特典映像~ひなたの休日~(潮紗理菜、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、東村芽依、松田好花)
潮は休日というかトークしているだけでSHOWROOM配信みたいだし、加藤はイメチェン研究と称して様々なメイク&カツラ姿で別人になり、齊藤は趣味のコスプレ衣装を次々披露、佐々木久美は餃子パーティーで東村・加藤がゲスト出演、東村はバク転教室に通い、松田は苦手な食べ物克服のために色々と調理を試す…とそれぞれだが、3つの中では休日というよりは企画っぽいのが少し多いか。
以下Type-Cのみ
2.ママのドレス Music Video
メンバー各自の単独ロケ映像とスタジオセットでのダンスシーン中心。メンバーの中では年長メンバーが揃っているものの大人っぽく行かずに終始笑顔で明るい雰囲気がアイドル全開。
特典映像~ひなたの休日~(佐々木美玲、高瀬愛奈、小坂菜緒、富田鈴花、渡邉美穂、上村ひなの)
少林寺拳法を習いに行く佐々木美玲、眼鏡を買いに行って様々な眼鏡を試すがどれも似合う高瀬、地元大阪にトンボ返りして友人と遊ぶ小坂(撮影と声で友人が参加)、自宅でDTMで曲作りする富田、自宅でウクレレ演奏&映画鑑賞する渡邉、植物園に行く上村、とこれまたそれぞれだがこっちはリアルに休日っぽいのが多い。渡邉美穂とかほとんどそのまま自宅で過ごす休日みたいになってるし、友人と素で戯れあう小坂も普段はあまり見れない一面だと思う。女性アイドルでギターやピアノ弾けますみたいなのはちょいちょいいるけど、富田がDTMで編曲に挑んでいるのはけっこう珍しくして新鮮だった。初めてやるとか言ってるし、実際曲作り等も初心者らしいんだけど(HINABINGO!2で初めて作った曲として上村ひなのを作詞ボーカルに迎えて簡単なコード進行ながら譜面も書いて自らギター演奏して披露していた)、こういうのは伸ばしてほしいなぁ…。
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