2019年9月11日
初登場2位 売上51.5万枚
初登場1位 売上107.0万DL(「馬と鹿」8月12日配信)
初回ノーサイド盤はホイッスル型ペンダント(レザージャケ)付。
初回映像盤は「米津玄師2019 TOUR / 脊椎がオパールになる頃」LIVE映像のティザーと「海の幽霊」MV収録のDVD付。
1.馬と鹿
ドラマ『ノーサイド・ゲーム』主題歌。「Lemon」直系のようなメロディアスな楽曲。米津玄師が好きなミュージシャンかというとほとんど知らないし、あまり遡って聞こうとも思ってないんだけど、素直にいい曲だな~と思う。なんというかやはりこの時代にこれだけ売れるだけのオーラがあるなというか。具体的には何だかちゃんと認識してないけど店とかどこかで耳にしていい曲だなと思っていて聞いてみたらああこれだったのかみたいな曲って、主に10代の頃に多くてここ10年15年くらいほとんど無いんだけど今年はこの「馬と鹿」とグッバイ君の運命のヒトは僕じゃない~♪と歌われている曲にそれを感じた(どうやらこれはOfficial髭男dism「Pretender」だったらしいと最近把握したのでアルバム聞いてみようかと思っているところ)になりそうだ。こんな時代でもいい曲ちゃんと枚数出て売れてるんだなぁと何だか嬉しくもある。同時に割とここまで来てヒット曲に対する感覚がそこまで鈍ってなくて安心もしている。00年代の方が90年代懐古(というか発掘)ばかりしてたし、昔の方が良かったとかずっと言っててズレてたかもしれないな。昔も今もいいよ。
あとこれドラマがラグビーを題材にしていた影響で、B’zの「兵、 走る」に続くラグビーW杯テーマ曲みたいな認識が持たれているそうだけど、ドラマを見ていないので歌詞も含めてラグビー的なイメージは全く感じられずちょっと不思議な気もする。
★★★★☆
2.海の幽霊
劇場アニメ『海獣の子供』主題歌。6月3日に配信シングルとして発売していた楽曲のCD化。サビなんかはけっこうメロディアスだったりするんだけどもったりしたアレンジや全面的に加工されたボーカルなどあえて正統派に盛り上がらないように全力で阻止しにかかってきているので、実験色が強くてとっつきにくい。海をテーマにしているので、このアレンジや声の感じは海中をイメージしているのだろうか。
★★★☆☆
3.でしょましょ
本人のギターとサポートのベースと打ち込みで構成され、歌詞も力の抜けたというか自由な感じのいかにもC/Wらしい1曲。「海の幽霊」は配信で出しておいてCDでは「馬と鹿」を表題にしてC/Wに「海の幽霊」を入れ、C/WにはこういういかにもなC/Wを入れるという昔ながらのシングルCDっぽさを最大限に生かした絶妙な”売れる”判断してきていてなんかやっぱり今時代を捉えているなぁと思った。
マジでシングル作品はアイドル以外絶滅寸前で単曲配信か次はEP扱いとかになってきているので、表題曲とC/Wっていうこの感じ、そろそろ味わえなくなってきそうだよな…。
★★★☆☆
米津玄師
2019/08/12 ¥250
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2019/06/03 ¥250
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2019/09/11 ¥250
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