新作シングル感想

turn over?/Mr.Children

2020年9月16日
配信限定
初登場2位 売上6.8万DL

半年ぶりの新曲。
ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』主題歌となる事が1ヶ月ほど前に発表されていたが、放送初回当日になって初回放送後0時より配信開始と告知された。

10月になって12月2日のニューアルバム発売が告知され、今作も収録されてCD化することが判明した。

turn over?

ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』主題歌。4話撮影途中の三浦春馬の自殺により3話まで放送して4話は残ったキャストで撮影して放送された。特に専用映像も用意されず各回の終わり間近でBGMとして軽快にかかっていた…という使われ方だったので、なんか初期っぽいミスチルがかかってるなぁ程度の印象でしかなかったが、三浦春馬の笑顔と一緒に流れているとどうしようもなく寂しく聞こえてきたりもして本来そんなはずじゃなかったんだけどなぁ…という何とも言えない気分に…。

程なくしてアルバム発売が発表されて海外レコーディングだとかなんとかアピールしていたのでこの曲も前作に続く海外レコーディングなのだろうか。あからさまに音数も音量も絞りに絞ったような前作とは音の感じがまるで異なるけど…。けっこうパカパカとパーカッションが乱打されているようにも聞こえる点は異なるがこの明るく無邪気な軽快さはまさに初期中の初期、本格ブレイク前の3rdシングル「Replay」以前のミスチルといった装い。C/Wかアルバムの人気曲からベスト盤選出される…みたいなコースを辿る1曲といった感じで単独表題曲としてはさっぱりしすぎているが、それでも一定以上の良さはある。ミスチルが1番好きなバンドかというと上位ではあるが決して1番ではない…がそれでもベテラン勢の中での衰えの無さ(正直衰えを感じないわけではない)ではなんだかんだミスチルが1番かなという気はする(コバチル末期の頃はスピッツやサザンに軍配が上がりかけていたけどセルフ以降で持ち直した)。
★★★★☆

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