新作シングル感想

ダイアローグ/触れたい 確かめたい /ASIAN KUNG-FU GENERATION

2020年10月7日
初登場9位 売上0.7万枚

1年5ヵ月ぶりのシングル。

初回盤A,BでTシャツのデザインが異なる。DVDは付属せずTシャツ付属のみ。

1.ダイアローグ

シンセサイザーでthe chef cooks meの下村亮介が参加しているが、シンセは確かに鳴っているもののあくまで4人のバンドサウンドメイン。最近割と多いけどかなり余裕を感じさせるどっしりとした佇まいながらもかなりあっさりした地味曲。さらっと歌いだすがこれといったサビが無く、さらっと歌いだしたAメロかと思ってたのが実質サビのような役割だった…というくらい地味。何度か聞いていたらけっこうじわじわ来たけど、わざわざこれをシングルCDで出すのはチャレンジすぎないか…。いや逆に配信だけだとマジで流されて終わってしまうので、CDで手に取ってある程度ちゃんと聞くぞ!と構えて聞いて、わざわざCD手に取ったからと何度か聞けば良さが分かってくるので、そういう意味では配信限定で済まさない方がいい曲ではあったのかもしれない。
★★★☆☆

2.触れたい 確かめたい

正式な名義はASIAN KUNG-FU GENERATION featuring 塩塚モエカ(羊文学)。塩塚モエカとの男女デュエットになっていて序盤の平メロで塩塚モエカの単独パートもあるが、サビは後藤メインで女性コーラスが入っている程度。また下村亮介がシンセベースアレンジとサウンドメイクで参加。実際にベースの山田のクレジットに今作ではシンセベースやシンセサイザーがあるのでこの曲はベースがシンセベースになっているようだ。それ以外デジデジした要素も無く、パッと聞きいつものどっしりロックだけど…。一応MVが制作されたプロモーション楽曲は「ダイアローグ」ではなくこっちで、「ダイアローグ」よりは地味ではないけど、それでも地味といえば地味。
★★★☆☆

3.ネクスト

作曲が山田。録音にエンジニアを起用しておらずバンド名義になっていてサポート参加も無く、やや荒々しい感じのストレートなロックナンバー。ある程度疾走感もあるがそんなにガツンとした勢いはなく、現在のモードらしい地味さ。すっかりファン限定って感じだけどファンもかなり絞られてきそう…。
★★★☆☆

モバイルバージョンを終了