2020年12月16日
初登場4位 売上4.7万枚
売上12.7万DL(10/21先行配信)
半年ぶりのシングル。
延期になっていたベスト盤は21年2月発売が決定したが前作も今作も先行シングルではなくベスト盤には収録されない(そもそもタイトルが『SEKAI NO OWARI 2010-2019』であり、2020年が含まれていない)。
初回盤AはMV&メイキングを収録したDVD付。
初回盤Bは「Holiday Session #1」を収録したDVD付。
ファンクラブ限定盤は「オーディオドラマ 音が無くなった夜に」CD付。
1.silent
ドラマ『この恋あたためますか』主題歌。直球でクリスマスソングに挑んだクリスマスソング。作詞はFukase、作曲はNakajin&Fukase。Nakajinがギターだけでなくベースやパーカッション等も担当しているが外人ドラマーとストリングスも生で編成されている。シャンシャン音、優しい音色のサウンド、綺麗なメロディーでザ・クリスマスソングといった感じ。セカオワにしてはそんなにファンタジックでもないが、サウンドの傾向も結構変わってきているので今はこういうモードなんだろう。特にFukaseの自身のボーカルに対する考え方は初期とはかなり変わった気がする。以前は自信が無いのか何なのかとにかく声まで無意味に加工してロボトミー感出しまくっていたのに今や綺麗な歌声でしっかり熱唱するようになってるもんな。ポップでいい曲だけどスタンダードなクリスマスソングになるかはちょい微妙かな…。
★★★☆☆
2.コードレスベイビー
Saoriによる作詞作曲。アレンジにトオミヨウが参加。これに伴いベースドラムは打ち込みでトオミヨウ特有の軽めのリズムトラック、加えてスリリングなストリングスやホーンで味付けされているのでクールなんだけどそれなりに賑やかな印象。
★★★☆☆
3.カレイドスコープ
Nakajin作詞作曲ボーカル。ギターベースプログラミングも全部NakajinでNakajin以外の演奏クレジットはSaoriのピアノだけ。ピアノはけっこう連打されて目立っているのでソロ色はそこまで強くは無いがソロに近い状況。細い高音ボーカルというボーカルスタイルが現在のFukaseとけっこう被っていてさらっと聞いているとなんかちょっと声が違うな程度で意外と区別つかない。
なお今作もDJ LOVEのクレジットは一切無い。初期は打ち込みの音色を決めるサウンドセレクターだと説明されていたが、別にエンジニアではないので該当するスタッフクレジットも存在しない。生音の比重が増えている最近のサウンド傾向で正直彼が何をしているのかよく分からない。
★★★☆☆