2021年2月15日
配信限定
2019年10月以来のシングルで初の配信限定シングル。単曲ではなく、表題曲+リメイク2曲+3曲のOff Vocalという6曲仕様。
しかしカラオケ(Off Vocal)がいらない場合はまとめ買いするより単品3曲買いの方が安くなる。
2017年に10周年に向けて音楽活動休止を発表して2019年に10周年で活動を再開したが、2020年2月15日、16日の全曲ライブの後に寿美菜子がイギリス留学したため事実上再度活動不可能となっていた。今作はリモートで制作したようで寿美菜子はイギリスのスタジオでレコーディングしたとコメント、MVもリモート仕様となっている。
また寿美菜子以外の3人は結婚していたが、2月10日になって戸松遥が実は出産していたと報告した。
1.スクランブルデイズ
作詞:きみコ、作編曲:湯原聡史。歌詞は明らかに会えない現状と会えた時の希望を歌っていて前向きな感じに。スフィアっぽい明るくレインボーな感じではあるけど落ち着きも出ていてかつてのような勢いはない。それが残念なのではなく、もうみんないい年になってきたし(今年の9月で全員OVER 30’s WORLD)ある程度自然に受け止められる感じ。休止前は特に金太郎飴状態になってきていたので王道のようでもう少し違う変化が出ているのはいいんじゃないかなと。
★★★☆☆
2.MOON SIGNAL(Orch ver.)
2010年の6thシングルをオーケストラアレンジにしたもの。ただスフィアの制作陣がリアルにオーケストラを起用するような予算を積むとは思えず(ブラス隊を1度も組んだことが無くアルバム『10s』の「「Music Power→!!!!」」でメンバーが初の生ラッパ!と興奮気味に語るほどだったが実際にクレジットされていたのは1人だけだった)、これは打ち込みオーケストラか…?なんかいかにもって感じの豪勢な感じではあるけど。
★★★☆☆
3.Super Noisy Nova(Xmas ver.)
2009年の2ndシングルのロックバンド風アレンジ。クリスマスバージョンとなっているのは昨年末のオンラインライブで披露した際のアレンジだからという事のようで、確かに終始シャンシャンシャンシャン鳴っているのはクリスマス風味だが、それよりもガツンとしたロックバンド風のアレンジが前に出ていてシャンシャン以外はクリスマス感はない。このロックバンド感のアレンジはオリジナルより好印象。
★★★★☆