2017年9月13日
初登場6位 売上1.6万枚
山下達郎名義のシングルだが、タイアップ先の役名で門脇麦が歌う別バージョンが収録されている。
1.REBORN
映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』主題歌。故人への思いを歌った厳かなバラードナンバー。近年の王道に近い一聴してこれぞ山下達郎なナンバーであり、真新しさもそんなにないが生と死をテーマにしているだけあってこれまで以上に漂う空気は重い。
★★★☆☆
2.REBORN-Vocals by セリ(門脇麦)-
タイアップ先の役名で門脇麦が歌っている別バージョン。アレンジもキーも何もかも変わっている挙句に、山下達郎本人は一切関わっていない。表記上作詞作曲のみで、編曲も演奏も全く別の人たちが行っている。達郎バージョンが本人の1人演奏や打ち込みを駆使したものであるのに対してこちらはアコースティック編成ながら生音。さほど印象に残る歌声ではないが、それでも何か凛と響くものはある。
それにしても完全な提供曲、もしくはカバー曲なのに山下達郎名義のCDに収録されるなんて珍しい。一昔前なら単独シングルとして同時発売みたいな企画も通ったんだろうけど。
★★★☆☆
3.REBORN(Harmonica Version)
ハーモニカとアコースティックギターだけのインストナンバー。これまた達郎本人は一切関わっておらず、演奏もしてなければアレンジもしていない(セリバージョンと同じ人の編曲プロデュース)。ギター弾いてるのが葉山たけしなのが驚きだった。
★★★☆☆
4.ターナーの汽罐車-Turner’s Steamroller-(Live Version)
91年の楽曲のライブバージョン。2017年7月9日の中野サンプラザ公演音源。バンド編成ではなく、本人のアコースティックギターとベース、ピアノのみのシンプルな編成。声に衰えを感じさせないのはさすが。ピアノのソロ演奏がひたすら長いので曲自体も非常に長い。
★★★☆☆
5.DRIP DROP(Live Version)
JERRY LEIBER&MIKE STOLLERのカバー曲。2016年10月4日の新宿LOFT公演音源。本人のアコースティックギターとベース、シンセのみのシンプルな編成。前曲がやたら長かったので構えて聞いているとかなりあっさり終わってしまうので聴感がさっぱりとしている。
★★★☆☆
ワーナーミュージック・ジャパン (2017-09-13)
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