新作シングル感想

無意識の色/SKE48

2018年1月10日
Type-A
初登場1位 売上38.7万枚

Type-A~D、劇場盤の5種発売だがA~Dの初回盤と通常盤のジャケットが異なるため合計9種。
C/W2曲目が全て異なる。劇場盤は加えて恒例のメドレーを収録。
DVDは2トラック目は各C/WのMV、
3トラック目はAは「10周年を愛知県でPR」、B,Cは「SKE48劇場デビュー9周年記念特別公演」の前編・後編、Dは「若手をイライラさせてみようシリーズ復刻版」。

1.無意識の色

江籠裕奈、大場美奈(元AKB48)、小畑優奈、鎌田菜月、北川綾巴、北野瑠華、熊崎晴香、後藤楽々、菅原茉椰、須田亜香里、惣田紗莉渚、高柳明音、竹内彩姫、日高優月、古畑奈和、松井珠理奈

48王道のアップナンバー。最初から聞き慣れたようなメロディー、アレンジ、特に引っ掛かりが無い策士家モードが発動してない時の歌詞ととことん王道。年3で出していた頃だと標準的な曲だと思っていただろうけどSKE48のリリースが停滞状態で久々だった効果でそれでもいい曲に聞こえる。
★★★★☆

Type-Aのみ
2.反射的スルー(ラブ・クレッシェンド)

一色嶺奈、井上瑠夏、江籠裕奈、小畑優奈、北川綾巴、熊崎晴香、後藤楽々、菅原茉椰、野村実代、松井珠理奈、松本慈子

なんか増えた。杉山勝彦が作曲だが(アレンジにも共同で参加)乃木坂46提供時よりももう少しテンポを上げて48系列っぽくしたような良メロナンバー。メロディーの良さにおいて他の作家よりもアベレージが高いイメージがある。
★★★☆☆

共通
3.We’re Growing Up(愛知トヨタ選抜)

江籠裕奈、大場美奈(元AKB48)、小畑優奈、北川綾巴、熊崎晴香、後藤楽々、菅原茉椰、須田亜香里、惣田紗莉渚、高柳明音、古畑奈和、松井珠理奈

もう子供じゃない大人にならなくちゃ!的なグローインアップ系(?)パンクロック風ナンバー。20歳前くらいの若手メンバーが成人を前にして歌うなら微笑ましい曲だけどけっこう20代半ばくらいのメンバーが選ばれているので“僕らはまだ大人が嫌いだ”というフレーズにしてもそろそろ時の流れを素直に受け入れなきゃいけない時期に差し掛かかりつつあるよ…と静かに肩を叩きくなってしまうさらに年上の私であった。

でもこの大人への反抗みたいな路線をどうすんのかっていうのは成人メンバーが一挙大量量産されている欅坂46が思いっきり直面する問題なんだよな…。
★★★☆☆

DVD

1.無意識の色 Music Video

歴代シングルの衣装を数人ずつが着用してのダンスシーンと全体のダンスシーンで主に構成。当時の衣装…といっても意外と覚えていないものでそういえばこんな感じだったような…というものもあれば、こんなんだっけ?というものも。10周年を全面に打ち出しているものの、既にデビュー時のメンバーは松井珠理奈1人だけな上、2nd3rdを7人選抜にしていたので、3rdまででも現在残っているのが松井珠理奈と高柳明音の2人だけ。当時のメンバーが当時の衣装を着ている…というわけにもいかず当時いなかったメンバーが衣装を着ているパターンも多い模様。

以下Type-Aのみ
2.反射的スルー Music Video

なんか増えてない?と思ったらやっぱり増員したらしい。このユニットでの楽曲自体は4曲目だと思うんだけどMV制作はなぜか単独シングルで出した唯一の「コップの中の木漏れ日」以来。ここに小畑優奈もいるが、表題曲同様に松井珠理奈と小畑優奈を2トップで押し出してきている印象。あと森林界隈での映像が「コップの中の木漏れ日」と少し印象が被るがこのユニットは森林が1つの軸になっているのか。

3.10周年を愛知県でPR

なんと1時間20分もある長尺ロケVTR谷真理佳と松村香織が街中で一般人に10周年コメントを言ってもらう映像を集める企画と、犬塚あさな、都築里佳、山内鈴蘭(元AKB48)、山田樹菜、青木詩織、高木由真奈、日高優月、鎌田菜月、斉藤真木子がステッカーを各地に貼ってもらうという2つのロケ企画が同時進行する。松井珠理奈どころか表題曲歌唱メンバーが日高・鎌田の2人しかいないので途中から別企画で選抜メンバーも顔を出すのかと思ったらそのままこの2つを交互に見せながら1時間20分。知らないメンバーだらけでこれはしんどい。さらにSKEが名古屋をそこまで大事にしている印象が無かったので急に地元愛をアピールするというのも少し違和感が。メンバーを把握しているファン向けの映像。ほぼ飛ばし見で終わってしまった…。

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