新作シングル感想

超新星/よそもの /GOING UNDER GROUND

2017年5月24日
初登場128位 売上0.05万枚
超新星/よそもの

両A面2曲に加えて36分に及ぶ既存曲の新録音メドレーを収録した3トラック仕様。
前作同様の紙ジャケ、CD直入れ仕様。

1.超新星

昨年末、共同アレンジャー兼サポートキーボードとして欠かせない存在になっていた橋口靖正が急死(自身もシンガーソングライターとして活動していて新曲を発表間近で急死してしまったので、遺作は昨年夏に豊崎愛生に提供した「walk on Believer♪」だったと思われる)。

どこか橋口靖正に捧げたようにも聞こえる切なくもGOINGらしいと感じるような1曲。こういう曲がまだ出てくる辺り、さすがだなと思うし、3人になってどうなっていくか不透明なままだったが(メンバーのモチベーションが新体制で上がったのは明らかになっていたけど)、まだまだ期待できそうだ。
★★★★☆

2.よそもの

久々に終盤付近でギター中澤の単独ボーカルパートがあるナンバー。
最初期の頃はツインボーカルに近い体制だったり、アルバムで1曲メインボーカルを担当する事もあったギター中澤だが3人になって以降、松本の作詞作曲ボーカルに固定されていた。というかバンドに余裕が皆無になっていたと思われるそれ以前の河野在籍時代の末期から中澤メインボーカルをやってなかったように記憶しているが、これもGOINGの持ち味の1つだし、中澤ボーカルのパターンもまた増えると面白いかも。
★★★☆☆

3.Sundat midnight session (masterpiece medley)

アロー
センチメント・エキスプレス
ROMANCE
パスポート
サンキュー
ナカザのロック★
Teenage Last
天国の口、終わりの楽園

前作同様の1トラックアコースティックメドレー。フル尺で披露していくので1トラックで36分にも及ぶ。前作ではボーカル松本が自身が経営する飲み屋に機材を持ち込んで深夜に弾き語りでソロで歌ったものだったが、今回は上北沢のスタジオで録音したという記載がある。しかし始まってみると松本の弾き語りで音質もなんだかスタジオ録音とはあまり思えないようなこもった感じの音で前作とあまり大差ない。またソロなのか…と思っていたが曲目に中澤メインボーカルの「ナカザのロック★」が含まれている事からも分かるように途中からいつの間にか中澤の声や石原のベースらしき音が聞こえるようになり、ちゃんと3人でアコースティックスタイルで演奏しているっぽい雰囲気になった。
ただやはり前作同様に1トラックなのでなかなか繰り返し聞けない。
★★★☆☆

超新星/よそもの
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GOING UNDER GROUND
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