新作シングル感想

元号/GLAY

2019年4月26日
配信限定

4月1日に新元号をテーマにした曲を作ると発表して平成が終わる直前に発売された。その後CDシングルとして発売が発表された『G4・V-Democracy 2019-』には含まれていない。さらに控えるオリジナルアルバムへの収録されるかはまだ明かされていない。

元号

昭和が終わり平成になってからの31年間を思うフォーキーなロックナンバー。こういう泥臭さはGLAYには珍しく、TERUのボーカルもいつになく力のこもった歌唱になっている。TAKURO個人の思いが強めに出ている感じで、これまで何度か出ていたTAKUROボーカル曲での熱めの歌唱の印象から案外TAKURO自らが歌ってもけっこうサマになっていたような気がする。

一応次の元号「令和」が発表されてから今作の制作が告知されたが、ゴールデンボンバーのようにいち早く曲中で「令和」を取り入れる事はせずに曲中に「令和」は出てこない(「昭和」と「平成」は出てくる)。「令和」が発表される前にもう歌詞も完成していて変えなかったのか、意図的に新元号名を出さない事にしたのか。

平成を歌った曲ではあるが、もっと昔まで思いを馳せている上に、平和や戦争にまで言及している事、曲調も含めて平成というよりも昭和を思わせるところが強め。いずれにせよ近年の中ではけっこう強めの歌詞・メロディーの曲だと思う。
★★★★☆

元号
GLAY
2019/04/26 ¥250
https://audio-ssl.itunes.apple.com/apple-assets-us-std-000001/AudioPreview123/v4/1a/ae/1d/1aae1d47-c1f2-2fe6-922c-96c0a2468ec7/mzaf_7209478468834479736.plus.aac.p.m4a

元号
posted with amazlet at 19.04.26
LSG (2019-04-26)
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