新作シングル感想

Time Warp/Perfume

2020年9月16日
初登場2位 売上3.5万枚

2年半ぶりのシングルCD。ベスト盤からも1年ぶりの新作。

ベスト後19年11月に配信リリースされていた「再生」はC/Wで初CD化。

完全生産限定盤、初回盤はMVやメイキングを収録したDVD付。完全生産限定盤には加えて謎のカセットテープ付属(内容非公表)。

通常盤も用意されジャケット写真も異なり品番も別にあるが(UPCP5012)ユニバーサルのページに通常盤は非掲載で初回盤のところに初回盤が無くなり次第通常盤に切り替わるとしか表記されておらず、各サイトでも通常盤の販売は無く、実質レンタル専用品状態となった(通常盤のジャケットは配信用に使用された)。

1.Time Warp

少し前は海外で流行っているというフューチャーベースを取り入れて…とかなんとかでサビが無いようなサウンドマニアックな方向性もやり始め、メンバー全員OVER 30’s WORLDも踏まえてさらにアーティスティックに攻めていくのかと思いきやなんか最初期に歌っていてもおかしくないようなドポップでキラキラキャッチーなのが出てきて驚いた。3分に満たない(2分55秒)コンパクトなピコピコキラキラポップでバキバキ感は皆無。まさか今更こんな聞きやすい間口の広い曲を出してくるとは思わなかった。1周回って今ならありということなのか。すっかりPerfumeについていけなくなったというリスナーでもたちまち耳に残せそうな1曲。
★★★★☆

2.再生

19年11月発売の配信シングルのCD化。出ていたのすら知らなかったが、これもまた「Time Warp」ほどではないが割とピコキラキャッチー系のポップナンバー。ベスト開け1発目の新曲がこれだったという事はこういうモードなのか。紅白でこれ歌ってれば“とりあえず映像凄ぇ(けど曲は良く分からないし覚えてない)”という近年の紅白出演の印象を覆してキャッチーな感じも印象に残っていたかもしれない。
★★★★☆

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