SONGS-40th Anniversary Ultimate Edition-

Disc 1 2015 Remaster
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 SHOW 山下達郎 山下達郎 山下達郎  
2 DOWN TOWN 伊藤銀次 山下達郎 山下達郎 1stシングル(同時発売) 100位圏外
2025年7インチシングル(50th盤同発) 最高9位 売上0.7万枚
3 蜃気楼の街 大貫妙子 大貫妙子 山下達郎 大貫妙子メインボーカル
4 風の世界 大貫妙子 大貫妙子 山下達郎 大貫妙子メインボーカル
5 ためいきばかり 村松邦男 村松邦男 山下達郎 村松邦男メインボーカル
6 いつも通り 大貫妙子 大貫妙子 山下達郎 1stシングルB面(同時発売)
7 すてきなメロディー 伊藤銀次・
大貫妙子・
山下達郎
大貫妙子・
山下達郎
山下達郎 山下・大貫ツインボーカル
8 今日はなんだか 山下達郎・
伊藤銀次
山下達郎 山下達郎  
9 雨は手のひらにいっぱい 山下達郎 山下達郎 山下達郎  
10 過ぎ去りし日々“60's Dream” 伊藤銀次 山下達郎 山下達郎  
11 SUGAR 山下達郎 山下達郎 山下達郎  
Bonus Track
12 パレード(Live) 山下達郎 山下達郎   Live at 荻窪 Loft 1976/04/01 ライブのみ、後に山下達郎がソロで正式発表
13 こぬか雨(Live) 伊藤銀次・
山下達郎
伊藤銀次   Live at 荻窪 Loft 1976/04/01 ライブのみで演奏されていた楽曲
14 雨は手のひらにいっぱい(Live) 山下達郎 山下達郎   Live at 荻窪 Loft 1976/04/01
15 WINDY LADY(Live) 山下達郎 山下達郎   Live at 仙台電力ホール(※) 1976/01/28 ライブのみ、後に山下達郎がソロで正式発表
16 DOWN TOWN(Live) 伊藤銀次 山下達郎   Live at 仙台電力ホール(※) 1976/01/28
17 愛は幻(Live) 大貫妙子 大貫妙子   Live at 仙台電力ホール(※) 1976/01/28 ライブのみ、後に大貫妙子がソロで正式発表
18 今日はなんだか(Live) 山下達郎・
伊藤銀次
山下達郎   Live at 仙台電力ホール(※) 1976/01/28

※2025年50th盤ではこのライブは仙台電力ホールではなく宮城県民会館である事が判明したとして会場名が訂正されている。

Disc 2 2015 Remix
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1〜11 Disc 1と同一曲目のRemix
Bonus Track
12 今日はなんだか(Original Piano Version) 山下達郎 山下達郎   元のピアノのバージョン
13 DOWN TOWN(Live) 伊藤銀次・
山下達郎
伊藤銀次   Live at 文化放送「ハロー・パーティー」1975/07/17
14 風の世界(Live) 大貫妙子 大貫妙子   Live at 中野公会堂 1975/09/12
15 SHOW(Karaoke) 山下達郎 山下達郎   カラオケバージョン
16 DOWN TOWN(Karaoke) 伊藤銀次 山下達郎   カラオケバージョン
17 いつも通り(Karaoke) 大貫妙子 大貫妙子   カラオケバージョン
18 雨は手のひらにいっぱい(Karaoke) 山下達郎 山下達郎   カラオケバージョン

リリースデータ

1975年4月25日(LP/CT)
1986年6月1日(初CD化)
1994年4月10日(リマスターCD)
1999年6月2日(94年盤の再発)
2005年12月7日(30th/05年リマスター)
2015年8月5日(40th/15年リマスター)
2025年4月23日(50th/25年リマスター)
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初登場6位、最高3位
最高213位
初登場42位
初登場6位
初登場6位
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売上13.1万枚
売上0.2万枚
売上1.8万枚
売上3.5万枚
売上4.0万枚
Produced by 山下達郎
Produced by 大瀧詠一&山下達郎(1975 Original Version)
ワーナー
エレック
CBSソニー
east west japan
ワーナー
ソニー
ワーナー

メンバー

Vocal,Guitar,Keyboard,Chorus 山下達郎
Vocal,Keyboard,Chorus 大貫妙子
Vocal,Guitar,Chorus 村松邦男
Bass,Chorus 鰐川己久男(〜75年4月、本編11曲に参加)
Drums 野口明彦(〜75年4月、1,2,11のみ参加)
Bass,Chorus 寺尾次郎(75年4月〜、ライブ音源に参加)
Drums 上原裕(75年4月〜、3〜10,ライブ音源に参加)
Guitar 伊藤銀次(75年4〜6月に一時メンバー入り、参加音源なし)

Sugar Babe唯一のアルバム。活動期間は73〜76年だったが残した作品は今作と同時発売のシングルのみ。解散後は山下達郎、大貫妙子がソロシンガーとして後に人気を獲得し、プロデューサー/エンジニア(エンジニアとしては「笛吹銅次」名義)として大瀧詠一が関与、ベーシスト2名こそミュージシャンを引退したがそれ以外のメンバーも裏方ミュージシャンとして活躍を続けた。このため発売当時は売れなかったものの、後年になって広く知られるようになった。86年に初CD化され、94年、05年(30周年)に続き、発売40周年を記念しての3度目のリマスター発売。今作では加えてリミックスも行われており、リマスター/リミックスの2枚組となった。94年、05年盤とのボーナストラックとの被りは一切無く、すべて初収録のライブ音源及ぶカラオケが収録されている。94年盤は原田光晴、05年盤は大瀧詠一が担当していたが、今回リマスターを担当したのは菊池功。リミックスは中村辰也&山下達郎で行われている。ブックレットには94年盤、05年盤に掲載されていた大瀧詠一や山下達郎のコメントが再掲され、新たに今作用の山下達郎のコメント及び94年盤を加筆した楽曲解説も記載されている。

94年盤(の再発である99年盤)は聞いたことがあったけど、改めてちゃんと聞いてみようと思っていたところ、40周年が近づいていたので出るんじゃないかと待っていたら出たので聞いてみた。このため詳細な聞き比べは出来ないが、改めて思ったのは40年前の作品とは思えないほど古さをあまり感じない。以前は「DOWN TOWN」と「パレード」(山下ソロ名義で「ポンキッキーズ」で使用されて94年にシングルヒットした影響)くらいしか分からなかったけど、年月を重ねて聞いてみたら色褪せるどころか時代を越えていく作品というのはこういうものなのかとようやく良さが分かってきた

リミックスに関しては「DOWN TOWN」なんかは響きが違うのがすぐに分かったけど、基本的に大幅改変を目的にしているのではなく、オリジナルに忠実に48kHz/24bitのハイ・サンプリング・マスターを作りたかったとのことなので基本的には違いはかなり細かい。山下達郎本人が分からない人も多いだろうと言っているくらいであり、昔から相当聞き込んでいて全曲脳内再生可能なリスナーならともかく、今回ほとんど初めて聞くような状態だとどこが違うのかなんとなく程度でほとんど分からない

94年盤や05年盤にはボーナスとしてデモ音源が入っていたが、今作はライブ音源中心。当時の環境が良くなく、録音状態にしても演奏の出来にしてもほとんど出せるクオリティでは無い中で、厳選された音源とのことだが…カセットで録音されていたというライブ音源はライナーに書いてあるように音質が悪くてほとんどブートレグ状態であり、現代の普通のライブ音源の感覚で聞くとかなりしょぼい。今回のボーナストラックに関しては94年盤、05年盤を持っている既存リスナー向けといった感じ。

10年おきにリマスターして再発というのもなかなか商売といえば商売だけど、長く愛されていくような作品は定期的に発売することで自分のように新譜として新たに聞くリスナーも入ってきやすくなるのでそれなりに意義があることだと思う。

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印象度★★★★☆

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